14
16

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

【メモ】さくらのレンタルサーバにLaravelをインストールする

Last updated at Posted at 2019-03-09

ネット上にたくさんある手順の通りに作業すれば簡単ですよね…?と思っていたら、案の定色々つまづいてしまいました。次回も同じことができるようにメモです。

やりたいこと

  • さくらのレンタルサーバ スタンダードプランにLaravelをインストール
  • welcomeが表示される
  • 初期状態のままマイグレーションして、デフォルトのuserテーブルを作成する
  • URLにpublicを表示しないようにする

目次

  1. PHPのバージョンを確認
  2. サーバに接続する
  3. composerをインストール
  4. Laravelプロジェクトを作成
  5. ブラウザで表示確認
  6. URLからpublicの表示を消す
  7. データベースを作成する
  8. データベースの設定をする
  9. マイグレーションを実行する
  10. テーブルが作成されたことを確認
  11. 参考

前提

  • さくらのレンタルサーバ スタンダードプラン契約済
  • mac使用
  • サンプルとして、「hoge」プロジェクトを作成
  • 以下、ユーザ名「hogename」として記載(hogenameの部分は、自分のユーザ名に置き換えて下さい)

1.PHPのバージョンを確認

さくらインターネット サーバコントロールパネル(以下、サーバコントロールパネルと記載)にログインする。
「アプリケーションの設定」にある、「PHPのバージョン選択」をクリック。
PHPのバージョンが古ければ、とりあえず最新バージョンに変更しておく。

2.サーバに接続する

SSH接続でレンタルサーバーにログインする。
当方macのため、「ターミナル」を使用。

$ ssh hogename@hogename.sakura.ne.jp

上記を実行するとパスワードの入力を求められるため、「サーバコントロールパネルのログインパスワード」を入力する。
下記の文言が表示されたらOK

  Welcome to FreeBSD!

ここでpermission deniedと表示されて数時間詰まってしまったのですが、会員メニューのログインパスワードをずっと入力し続けていだだけでした…

3.composerをインストール

ホームディレクトリ直下に「bin」ディレクトリを作成して、その中にインストールする。

$ #ホームに移動
$ cd ~

$ #binを作成
$ mkdir bin

$ #binに移動
$ cd bin

$ #composerをインストール
$ curl -sS https://getcomposer.org/installer | php

$ #下記が表示されたらOK
 Use it: php composer.phar

念のため、正しくインストールされたことを確認

$ #自分が今どこにいるのか確認
$ pwd
$ /home/hogename/bin

$ #bin(composerのインストール先)にいることが分かったので、ここでコマンド実行
$ php composer.phar

$ #下記が表示されたらOK
   ______
  / ____/___  ____ ___  ____  ____  ________  _____
 / /   / __ \/ __ `__ \/ __ \/ __ \/ ___/ _ \/ ___/
/ /___/ /_/ / / / / / / /_/ / /_/ (__  )  __/ /
\____/\____/_/ /_/ /_/ .___/\____/____/\___/_/
 

どのディレクトリからでも、「composer.phar」でコマンドを実行できるようにする。

$ #ホームに移動
$ cd ~

$ #composerファイルのパーミッションを755に変更
$ chmod 755 bin/composer.phar

$ # 念のためアップデート
$ composer self-update

$ #下記の通り表示されるはず
  You are already using composer version *.*.* (stable channel).

4.Laravelプロジェクトを作成

www直下に作成する。
バージョンは5.5.*を選択

$ #wwwディレクトリに移動
$ cd www

$ #wwwにいることを確認
$ pwd
  /home/hogename/www

$ #Laravelプロジェクト「hoge」を、バージョン5.5.*で作成
$ composer.phar create-project laravel/laravel ./hoge "5.5.*" --prefer-dist

$ #下記が表示されたらOK
  set successfully.

サーバコントロールパネルの、「運用に便利なツール」内にある「ファイルマネージャー」を起動すると、「hoge」のディレクトリが作成されていることを確認できる。

5.ブラウザで表示確認

ブラウザで、hogename.sakura.ne.jp/hoge/publicにアクセスする。
Laravelのwelcomeページが表示されたらOK

6.URLからpublicの表示を消す

このままだとURLに「/public」が表示されて格好悪いので、publicを表示させないようにする。

サーバコントロールパネルのファイルマネージャーより、hoge直下の.htaccessファイルを右クリック。
「編集」を選択し、内容を下記の通り書き換える。
参考:liaotzukai/Php laravel 5.5 project .htaccess file -GitHubGist

ブラウザで、hogename.sakura.ne.jp/hoge/にアクセスする。
Laravelのwelcomeページが表示されたらOK

7.データベースを作成する

サーバコントロールパネルの、「アプリケーションの設定」内にある「データベースの設定」をクリックする。

「データベースの新規作成」から新規作成する。
データベース名は、user名_任意の名前で固定(hogename_test等)。

データベース一覧に記載されている、以下の情報をメモしておく。

・データベースサーバ
・データベースユーザ名
・接続パスワード
・データベース名

8.データベースの設定をする

サーバコントロールパネルのファイルマネージャーより、hoge直下の「.env」ファイルを右クリックする。
「編集」を選択し、データベースに関する記述の部分を下記の通り書き換える。

.env
DB_CONNECTION=mysql
DB_HOST=データベースサーバ 
DB_PORT=3306
DB_DATABASE=データベース名
DB_USERNAME=データベースユーザ名
DB_PASSWORD=接続パスワード

書き換え完了したら、保存してから閉じる。

APP_KEYを生成する。
Laravelプロジェクトのディレクトリに移動してから、下記コマンドを実行する。

$ #hogeディレクトリに移動
$ cd hoge

$ #hogeにいることを確認
$ pwd
  /home/hogemane/www/hoge

$ #APP_KEYを生成
$ php artisan key:generate

$ #下記が表示されたらOK
  set successfully.

9.マイグレーションを実行する

既にLaravelプロジェクトのディレクトリにいるはずなので、そのまま下記を実行する。

$ #マイグレーション実行
$ php artisan migrate

$ #下記が表示されたらOK
  Migration table created successfully.

10.テーブルが作成されたことを確認

サーバコントロールパネルの「アプリケーションの設定」内にある「データベースの設定」をクリック。
「管理ツールログイン」をクリック。
php MyAdminが表示されるので、接続パスワードを入力してログインする。
デフォルトの「users」テーブルが作成されていたらOK

11.参考

さくらレンタルサーバーにLaravelを入れてとりあえず動くようにした話 - Qiita
【レンタルサーバ】データベースの作成・追加・削除 - さくらのサポート情報

とりあえずインストールはできたので良かったです!嬉しい!!!

14
16
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
14
16

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?