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【メモ】さくらのレンタルサーバにLaravelをインストールする

Last updated at Posted at 2019-03-09

ネット上にたくさんある手順の通りに作業すれば簡単ですよね…?と思っていたら、案の定色々つまづいてしまいました。次回も同じことができるようにメモです。

やりたいこと

  • さくらのレンタルサーバ スタンダードプランにLaravelをインストール
  • welcomeが表示される
  • 初期状態のままマイグレーションして、デフォルトのuserテーブルを作成する
  • URLにpublicを表示しないようにする

目次

  1. PHPのバージョンを確認
  2. サーバに接続する
  3. composerをインストール
  4. Laravelプロジェクトを作成
  5. ブラウザで表示確認
  6. URLからpublicの表示を消す
  7. データベースを作成する
  8. データベースの設定をする
  9. マイグレーションを実行する
  10. テーブルが作成されたことを確認
  11. 参考

前提

  • さくらのレンタルサーバ スタンダードプラン契約済
  • mac使用
  • サンプルとして、「hoge」プロジェクトを作成
  • 以下、ユーザ名「hogename」として記載(hogenameの部分は、自分のユーザ名に置き換えて下さい)

1.PHPのバージョンを確認

さくらインターネット サーバコントロールパネル(以下、サーバコントロールパネルと記載)にログインする。
「アプリケーションの設定」にある、「PHPのバージョン選択」をクリック。
PHPのバージョンが古ければ、とりあえず最新バージョンに変更しておく。

2.サーバに接続する

SSH接続でレンタルサーバーにログインする。
当方macのため、「ターミナル」を使用。

$ ssh hogename@hogename.sakura.ne.jp

上記を実行するとパスワードの入力を求められるため、「サーバコントロールパネルのログインパスワード」を入力する。
下記の文言が表示されたらOK

  Welcome to FreeBSD!

ここでpermission deniedと表示されて数時間詰まってしまったのですが、会員メニューのログインパスワードをずっと入力し続けていだだけでした…

3.composerをインストール

ホームディレクトリ直下に「bin」ディレクトリを作成して、その中にインストールする。

$ #ホームに移動
$ cd ~

$ #binを作成
$ mkdir bin

$ #binに移動
$ cd bin

$ #composerをインストール
$ curl -sS https://getcomposer.org/installer | php

$ #下記が表示されたらOK
 Use it: php composer.phar

念のため、正しくインストールされたことを確認

$ #自分が今どこにいるのか確認
$ pwd
$ /home/hogename/bin

$ #bin(composerのインストール先)にいることが分かったので、ここでコマンド実行
$ php composer.phar

$ #下記が表示されたらOK
   ______
  / ____/___  ____ ___  ____  ____  ________  _____
 / /   / __ \/ __ `__ \/ __ \/ __ \/ ___/ _ \/ ___/
/ /___/ /_/ / / / / / / /_/ / /_/ (__  )  __/ /
\____/\____/_/ /_/ /_/ .___/\____/____/\___/_/

どのディレクトリからでも、「composer.phar」でコマンドを実行できるようにする。

$ #ホームに移動
$ cd ~

$ #composerファイルのパーミッションを755に変更
$ chmod 755 bin/composer.phar

$ # 念のためアップデート
$ composer self-update

$ #下記の通り表示されるはず
  You are already using composer version *.*.* (stable channel).

4.Laravelプロジェクトを作成

www直下に作成する。
バージョンは5.5.*を選択

$ #wwwディレクトリに移動
$ cd www

$ #wwwにいることを確認
$ pwd
  /home/hogename/www

$ #Laravelプロジェクト「hoge」を、バージョン5.5.*で作成
$ composer.phar create-project laravel/laravel ./hoge "5.5.*" --prefer-dist

$ #下記が表示されたらOK
  set successfully.

サーバコントロールパネルの、「運用に便利なツール」内にある「ファイルマネージャー」を起動すると、「hoge」のディレクトリが作成されていることを確認できる。

5.ブラウザで表示確認

ブラウザで、hogename.sakura.ne.jp/hoge/publicにアクセスする。
Laravelのwelcomeページが表示されたらOK

6.URLからpublicの表示を消す

このままだとURLに「/public」が表示されて格好悪いので、publicを表示させないようにする。

サーバコントロールパネルのファイルマネージャーより、hoge直下の.htaccessファイルを右クリック。
「編集」を選択し、内容を下記の通り書き換える。
参考:liaotzukai/Php laravel 5.5 project .htaccess file -GitHubGist

ブラウザで、hogename.sakura.ne.jp/hoge/にアクセスする。
Laravelのwelcomeページが表示されたらOK

7.データベースを作成する

サーバコントロールパネルの、「アプリケーションの設定」内にある「データベースの設定」をクリックする。

「データベースの新規作成」から新規作成する。
データベース名は、user名_任意の名前で固定(hogename_test等)。

データベース一覧に記載されている、以下の情報をメモしておく。

・データベースサーバ
・データベースユーザ名
・接続パスワード
・データベース名

8.データベースの設定をする

サーバコントロールパネルのファイルマネージャーより、hoge直下の「.env」ファイルを右クリックする。
「編集」を選択し、データベースに関する記述の部分を下記の通り書き換える。

.env
DB_CONNECTION=mysql
DB_HOST=データベースサーバ 
DB_PORT=3306
DB_DATABASE=データベース名
DB_USERNAME=データベースユーザ名
DB_PASSWORD=接続パスワード

書き換え完了したら、保存してから閉じる。

APP_KEYを生成する。
Laravelプロジェクトのディレクトリに移動してから、下記コマンドを実行する。

$ #hogeディレクトリに移動
$ cd hoge

$ #hogeにいることを確認
$ pwd
  /home/hogemane/www/hoge

$ #APP_KEYを生成
$ php artisan key:generate

$ #下記が表示されたらOK
  set successfully.

9.マイグレーションを実行する

既にLaravelプロジェクトのディレクトリにいるはずなので、そのまま下記を実行する。

$ #マイグレーション実行
$ php artisan migrate

$ #下記が表示されたらOK
  Migration table created successfully.

10.テーブルが作成されたことを確認

サーバコントロールパネルの「アプリケーションの設定」内にある「データベースの設定」をクリック。
「管理ツールログイン」をクリック。
php MyAdminが表示されるので、接続パスワードを入力してログインする。
デフォルトの「users」テーブルが作成されていたらOK

11.参考

さくらレンタルサーバーにLaravelを入れてとりあえず動くようにした話 - Qiita
【レンタルサーバ】データベースの作成・追加・削除 - さくらのサポート情報

とりあえずインストールはできたので良かったです!嬉しい!!!

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