はじめに
MacでR言語をはじめて触ってみたことの記録です。
確認環境
- OS: macOS Big Sur (バージョン11.2.1)
- R言語: version 4.0.4 (2021-02-15)
インストール
尚、「上記のOpenBLASの関連付け」については、libRblas.dylibは、該当ディレクトリに存在しなかったため、以下のみ実行した
ln -s /usr/local/opt/openblas/lib/libopenblas.dylib /usr/local/Cellar/r/4.0.4/lib/R/lib/libRblas.dylib
gccのコンパイルエラー発生時の対応
インストール手順の内、以下の実行でエラーが発生しました
$ brew install openblas --build-from-source
:(省略)
Error: An exception occurred within a child process:
CompilerSelectionError: gcc cannot be built with any available compilers.
以下のサイトの手順を実施することで解消した
<1つの解決策:Mac>CompilerSelectionError: OO cannot be built with any available compilers.
使ってみた
バージョン確認
$ r --version
R version 4.0.4 (2021-02-15) -- "Lost Library Book"
Copyright (C) 2021 The R Foundation for Statistical Computing
Platform: x86_64-apple-darwin20.3.0 (64-bit)
R is free software and comes with ABSOLUTELY NO WARRANTY.
You are welcome to redistribute it under the terms of the
GNU General Public License versions 2 or 3.
For more information about these matters see
https://www.gnu.org/licenses/.
初めてのデータ参照
rを実行後、class(iris)、head(iris)コマンドを実行することで、irisの内容(データフレームと呼ぶそうだ)が行列方式で表示される
$ r
R version 4.0.4 (2021-02-15) -- "Lost Library Book"
Copyright (C) 2021 The R Foundation for Statistical Computing
Platform: x86_64-apple-darwin20.3.0 (64-bit)
R は、自由なソフトウェアであり、「完全に無保証」です。
一定の条件に従えば、自由にこれを再配布することができます。
配布条件の詳細に関しては、'license()' あるいは 'licence()' と入力してください。
R は多くの貢献者による共同プロジェクトです。
詳しくは 'contributors()' と入力してください。
また、R や R のパッケージを出版物で引用する際の形式については
'citation()' と入力してください。
'demo()' と入力すればデモをみることができます。
'help()' とすればオンラインヘルプが出ます。
'help.start()' で HTML ブラウザによるヘルプがみられます。
'q()' と入力すれば R を終了します。
> class(iris)
[1] "data.frame"
> head(iris)
Sepal.Length Sepal.Width Petal.Length Petal.Width Species
1 5.1 3.5 1.4 0.2 setosa
2 4.9 3.0 1.4 0.2 setosa
3 4.7 3.2 1.3 0.2 setosa
4 4.6 3.1 1.5 0.2 setosa
5 5.0 3.6 1.4 0.2 setosa
6 5.4 3.9 1.7 0.4 setosa
>
グラフ表示や、プログラミングについては、参考リンクの2.が参考になりました。
Excelのデータ(xlsx)を使ってデータ処理をしてみたい
インストール
参考リンク3.の手順で、「openxlsx」というパッケージをインストールする
読み込み
/Users/(ユーザ名)/Documents/ というフォルダにある "サンプル.xlsx"というファイルを読み込む場合
> library(openxlsx)
> X <- read.xlsx("/Users/(ユーザ名)/Documents/サンプル.xlsx")
> class(X)
[1] "data.frame"
> head(X)
(ここに、上記の「初めてのデータ参照」で表示されたようにExcelデータが表示される)
尚、作業ディレクトリを指定した場合は、参考リンクの4.のsetwd()関数により変更出来ます。
作業ディレクトリに存在するファイルを指定する場合は、ファイル名のみの指定で大丈夫です。(パスの記述は不要)
Microsoft365Rで、365を操作できるようになったようです
参照リンク5.の記事によると、2021/2/22時点では、「SharePoint」と「OneDrive」のみ対応
今後、「Teams」、「Outlook」も対応するらしいとの事。(2021/2/16時点)