はじめに
今回の記事では我らがIBMの一押しObservability製品であるInstana と
vSphereの連携方法、連携によって何が見えるのかという部分をご説明します。
Instana とは
IBMが昨年買収した製品群の1つでAPM(Application Performance Management)の一種です
Instanaの特徴は下記の記事でも書いてありますが、主に3つとなります。
1.導入の容易さ
2.アプリからインフラまで1つのダッシュボードで管理
3.問題の根本原因をAIが自動解析
引用元記事:
https://qiita.com/M_Beach/items/37eb0eec0f9e2ab81ca8
Observability製品は様々なベンダーが持っていますが、作り込みが難しかったり、ベンダーごとの癖が強いところがあったりするのでその部分をうまく吸収してくれるツールとしてInstanaは非常に優秀です。
前提条件
・Instana バックエンドサーバが構築済みである
・vSphereを監視するためのVMが1つあり、そのVMにJDK 8U242以降がインストールされていること
・用意したVMがvCenterおよび、Instana バックエンドサーバとIP Reachableであること
(vCenterが直接InstanaバックエンドサーバとIP Reachableである必要はありません)
# やり方
・用意したVMにInstana AgentをインストールするためのCurlコマンドを実行します.
Agentをインストールするための画面には左メニューMore -> Agentsで画面を出すことができます。
・Agentがインストールされたあとに
/etc/instana ディレクトリにあるconfiguration.yamlファイルに必要情報を書きます。
com.instana.plugin.vsphere:
host: https://<INSERT_VCENTER_URL_HERE>/sdk
username: <INSERT_USERNAME_HERE>
password: <INSERT_PASSWORD_HERE>
enabled: true
poll_rate: 20 # metrics poll rate in seconds
必要な情報は下記3つ
・vCenterのFQDN
・管理者ID
・管理者パスワード
ここに追加してしばらくするとInstana側にvCenterの情報が追加されていきます。
※画像取得中なので記事完成は今しばらくお待ちください