🌱 はじめてのGitとGitHub入門（中学生でもわかる！）

🧩 はじめに

プログラミングを勉強し始めるとよく出てくる「Git」と「GitHub」。
聞いたことはあるけど、何ができるのか、どう使うのか分かりづらいですよね。

この記事では、たった1つのフォルダを使って、Gitの基本の流れを
実際のコマンドで体験できるようにまとめました。
難しい専門用語はナシ。完全初心者でも読めます！

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🗂 ステップ1：フォルダを作る

まずは練習用のフォルダを作ります。
ターミナルを開いて以下を入力します。

cd ~/Desktop
mkdir programming
cd programming
mkdir git-practice
cd git-practice

🧠 解説：

• cd は「フォルダを移動する」コマンド。
• mkdir は「新しいフォルダを作る」コマンド。
• 今回は「Desktop → programming → git-practice」という流れで作っています。

この「git-practice」フォルダが、これからの練習場です。

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🌱 ステップ2：Gitを初期化する

Gitの管理を始めるために「このフォルダをGitで使うよ」と宣言します。

git init

🧠 解説：
これを実行すると、フォルダの中に「.git」という隠しフォルダが作られます。
これが“Gitの脳みそ”で、ファイルの変更履歴を全部覚えてくれます。

📌 ここから先は、Gitがあなたの作業をずっと見守ってくれます。

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📝 ステップ3：ファイルを作る

練習用に1つファイルを作ってみましょう。

echo "こんにちは" > hello.txt
cat hello.txt

🧠 解説：

• echo は「文字を出す」コマンド。
• > は「出した文字をファイルに保存する」意味。
• cat はファイルの中身を確認するコマンド。

これで、hello.txt というファイルに「こんにちは」と書かれた状態になります。

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💾 ステップ4：Gitに“保存（コミット）”する

Gitでは「ファイルを保存」するのに2段階あります。

git add .
git commit -m "最初の保存"

🧠 解説：

1. git add .
   　→ 「このフォルダ内の変更を全部登録してね」という意味。
2. git commit -m "メッセージ"
   　→ 「今の状態を保存して記録しておく」という操作。

💬 "最初の保存" というのは自分のメモ。後で見返す時に役立ちます。

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🕰 ステップ5：履歴を確認する

これまでの保存履歴を見てみます。

git log

🧠 解説：
git log を使うと、過去にどんな変更を保存したか（いつ・誰が・何を）を一覧で見られます。
各履歴には「コミットID」と呼ばれる長い英数字がついています。
これは“保存ポイントの住所”のようなものです。

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✏️ ステップ6：ファイルを編集してもう一度保存

今度はファイルを上書きして、再び保存します。

echo "こんばんは" > hello.txt
git add .
git commit -m "第2回保存"

🧠 解説：
> を使うと「こんにちは」が「こんばんは」に書き換えられます。
Gitに再度「変更があったよ」と伝えてコミットすると、
「第2回保存」として新しい履歴が追加されます。

git log で確認すると、2つの履歴が並んでいるはずです。
Gitはどの時点の内容も消さずに保存してくれます。

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🕹 ステップ7：過去の状態に戻る

Gitのすごいところは、過去の状態をいつでも再現できることです。

git checkout <コミットID>
cat hello.txt

🧠 解説：
<コミットID> は git log で出てきた数字を使います。
すると、その時の状態（たとえば「こんにちは」と書かれていた頃）に戻れます。

この機能は、プログラムが壊れた時にとても役立ちます。

戻るには次のコマンドで：

git switch main

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☁️ ステップ8：GitHubとつなげてアップロード

次に、自分の作業をネット上にバックアップしましょう。
GitHubで新しいリポジトリを作ったら、以下を実行します。

git remote add origin https://github.com/ユーザー名/git-practice.git
git branch -M main
git push -u origin main

🧠 解説：

• remote add origin … GitHubと接続する。
• branch -M main … メインのブランチ名を「main」に統一。
• push … ファイルをGitHubにアップロード。

これで、あなたのフォルダがクラウドに保存され、
どのパソコンからでも見られるようになります。

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🤝 ステップ9：仲間を招待して共同作業する

GitHubでリポジトリのページを開きます。
上のメニューから「⚙️Settings」→「Collaborators」へ進みます。

そこにある「Add people」をクリックして、
他の人のGitHubユーザー名を入力して招待すればOK。

🧠 解説：
これで、招待された人もあなたのプロジェクトを編集できます。
複数人でコードを書いたり、ファイルを共有したりできるようになります。

まさに「オンライン共同ノート」みたいな感じです。

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🎉 まとめ

ステップ	コマンド	意味	ポイント
1	mkdir, cd	フォルダ作成	作業場所を決める
2	git init	Git開始	ここから管理スタート
3	echo, cat	ファイル作成	中身を確認できる
4	git add, commit	保存	バージョンを残す
5	git log	履歴確認	タイムマシンの記録
6	echo再実行	内容更新	何回でもOK
7	git checkout	過去に戻る	壊れても安心
8	git push	GitHubにアップ	クラウド保存
9	Collaborators	共有	チームで使う

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🌟 さいごに

Gitは「過去に戻れるノート」みたいなもの。
GitHubは「そのノートを世界中に共有できる本棚」です。

難しく感じるかもしれないけど、
「今の状態を保存 → 変更 → 保存」
この繰り返しだけで、確実に身につきます。

焦らず、一歩ずつ進めば大丈夫です。💪

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