はじめに
この記事では、Windows11 に Juliaをインストールし、VSCode から Juliaを起動して REPL(対話型環境) の上で Hello, world! を表示するところまでを扱います。
また補足として、hello.jl ファイルを作って REPL から include("hello.jl") で実行する方法も紹介します。
筆者の備忘録としてこの記事を作成しています。
※この記事は記述の一部にChat GPTを用いています。
目次
- 想定環境
- VSCode をインストールする
- Julia をインストールする(Juliaup)
- ターミナルで Julia が起動できるか確認する
- VSCode に Julia 拡張を入れる
- Hello, world!(メイン:REPL)
- (補足)hello.jl を include して実行する
- まとめ
想定環境
- OS:Windows 11
- エディタ:Visual Studio Code (未インストールでもこの後インストールするのでOK)
- 以降の説明では、ターミナルは PowerShell を例にします(Windows TerminalでもOK)
VSCode をインストールする
すでに VSCode が入っている場合は、この章は飛ばしてOKです。
1) VSCode を入手する
公式ページ から Windows 版 VSCode をダウンロードします。
ページ真ん中にあるDownload for Windowsを押してダウンロードすればokです。

2) インストールする
ダウンロードしたインストーラを実行して、案内に従ってインストールします。
オプションについては、基本はデフォルトのままで問題ありません。
3) 起動できるか確認する
スタートメニューなどから VSCode を起動できればOKです。
Julia をインストールする(Juliaup)
Microsoft Store から Julia(Juliaup)をインストール
Windows では Microsoft Store から Julia を入れるのが手軽です(実体としては Juliaup が導入され、Julia の更新や複数バージョン管理もしやすくなります)。
- Microsoft Store を開く
-
Juliaを検索してインストール - インストール後、次の章で
julia --versionを確認

検索結果一覧の左上に出てきたJuliaというアプリをインストールしてください。もちろん無料です。
ターミナルで Julia が起動できるか確認する
インストールが終わったら、PowerShell を開いて Julia が起動できるか確認します。
スタートメニューから「PowerShell」を起動し、次を実行してください。
julia --version
バージョン番号(例:julia version 1.10.x など)が表示されればOKです。
もし julia コマンドが見つからないと言われた場合は、一度 PowerShell を閉じて開き直してみてください。それでもダメな場合は、インストールが正しく完了していない可能性があるので,再度インストールを試してください。
VSCode に Julia 拡張を入れる
次に、VSCode 側で Julia を扱えるようにします。
VSCode を起動します。
左側のサイドバーから「拡張機能(Extensions)」を開きます(四角が4つ並んだアイコン)
検索欄に Julia と入力し、Julia という拡張機能をインストールします。
ついでに Japanese とも検索して日本語拡張機能を入れるのもオススメです。
インストールが終わったら、必要に応じて VSCode を再起動してください。
Hello, world!(メイン:REPL)
ここからが本題です。まずは ターミナルから Julia を起動して成功させます。
1) VSCode のターミナルで PowerShell を開く
VSCode 上部メニューから
-
ターミナル→新しいターミナル
を選ぶと、下部に PowerShell が開きます。
2) Julia を起動する
開いた PowerShell に次を入力します。
julia
julia> というプロンプトが表示されれば、Julia REPL が起動しています。
3) Hello, world! を実行する
REPL に次を入力して Enter キーを押します。
println("Hello, world!")
そして、
Hello, world!
と表示されれば成功です 🎉
(補足)hello.jl を include して実行する
次に、「ファイルに書いた Julia のコードを REPL から読み込んで実行」する方法を紹介します。
1) hello.jl を作る
任意のフォルダに hello.jl という名前のファイルを作成し、次の1行を書いて保存します。
println("Hello, world!")
2) REPL で現在フォルダを確認する(スキップ可能)
自分が今いるフォルダ(ディレクトリ)の中に
hello.jlがあるとわかっている場合はこの手順はスキップしてかまいません。
REPL で、今どのフォルダにいるかを確認します。
pwd()
次に、そのフォルダの中身を確認します。
readdir()
この一覧の中に hello.jl があればOKです。
3) include で実行する
hello.jl が見える状態で、次を実行します。
include("hello.jl")
そして
Hello, world!
と表示されれば成功です。
補足の補足:VSCode 上の Julia REPL では、エディタ上でコードを選択して
Ctrl + Enterを押すと、そのコードが REPL に送られて実行されます。
1行だけ試したいときや、少しずつ動作を確認したいときに便利です。
まとめ
この記事では、Windows 11 上に Julia と VSCode を導入し、Julia を実行できる構成を整えました。
これで、Windows 11 + VSCode + Julia の基本的な開発環境は完成です。
もし、間違い等ありましたら、コメントで補足していただけますと幸いです。
JUliaあるある
Juliaと入力するとき、J"U"liaになりがち
