#本記事の目的
JAWS-UG CLI オンラインハンズオンの復習として、ハンズオンで取り上げられたAWSサービスに関する用語と、使用したAWS CLI コマンドを箇条書きでまとめる。
今回はCloudFormation入門編を取り上げる。
#主なAWSサービス用語
####テンプレート
AWSのリソース情報を記述したファイル。
####スタック
テンプレートを用いてプロビジョニングされるリソースの集合体。
#主なAWS CLI コマンド一覧
####テンプレートの検証
aws cloudformation validate-template \
--template-body file://${FILE_CLOUDFORMATION_TEMPLATE}
オプション | 引数 | 必須/任意 | 備考 |
---|---|---|---|
--template-body | file://<テンプレートのパス> | 任意 | このコマンドを実行した後、echo $? を実行する事で直前のコマンドの終了ステータスを参照し、0が表示されればばテンプレートは有効である事が確認できる。 |
####スタックの作成
aws cloudformation create-stack \
--stack-name ${CLOUDFORMATION_STACK_NAME} \
--template-body file://${FILE_CLOUDFORMATION_TEMPLATE} #テンプレートのパス(任意)
オプション | 引数 | 必須/任意 | 備考 |
---|---|---|---|
--stack-name | スタックの名前 | 必須 | |
--template-body | file://<テンプレートのパス> | 任意 |
####スタックの一覧表示
aws cloudformation list-stacks
※スタックのステータスがCREATE_COMPLETE
と表示されている場合、スタックは正常に作成されている。
※スタックのステータスがROLLBACK
と表示されている場合、スタックにエラーが生じているため、スタック関連イベントを参照し原因を特定する。
####スタック関連イベントの詳細表示
aws cloudformation describe-stack-events \
--stack-name ${CLOUDFORMATION_STACK_NAME}
オプション | 引数 | 必須/任意 | 備考 |
---|---|---|---|
--stack-name | スタックの名前 | 必須 |
####スタックの削除
aws cloudformation delete-stack \
--stack-name ${CLOUDFORMATION_STACK_NAME}
オプション | 引数 | 必須/任意 | 備考 |
---|---|---|---|
--stack-name | スタックの名前 | 必須 |
#参考文献
- AWSCLIコマンドリファレンス:CloudFormation
- JAWS-UG CLI専門支部:ハンズオン(簡易版): CloudFormation入門