はじめに
Gartner社の以下記事を読んだときに、新技術に対して期待値のサイクルがあり
技術者として必要な観点だと感じたのでまとめていきたい
https://www.gartner.co.jp/ja/newsroom/press-releases/pr-20250805-cloudai-hc
本文
記事にもあるように新技術が現れた時、その期待値から投資が過熱して、
一度期待しすぎた代償に幻滅が起こり、最終的に社会に定着する
そのような黎明期→過度な期待→幻滅期→啓発期→安定期のようなサイクルを
Gartner社はハイプサイクルと名付けている
バブルのような現象であるが、インターネットも同じようなサイクルが起こり、
インターネット登場は「将来は買い物がすべてインターネットで完結する」
と過度な期待を寄せられ投資が過熱したが、後に株が大暴落し、大手企業135社
が破綻した
このように新技術に対して、過度な期待が寄せられた際は、幻滅期が起こり
一度落ち込みが起こることを認識資する必要がある
RAGは現在幻滅期となり、ハルシネーションを完全に払拭しきれないことや、
業務に対する投資効果に疑念が出てきたりしている
AIエージェントに対しても期待のピークを迎えようとしており、いずれ幻滅期を迎える
実際Gartner社の別記事にて、AIエージェントのプロジェクトの40%以上が中止となると
見解を述べている
https://www.gartner.co.jp/ja/newsroom/press-releases/pr-20250625-agentic-ai-project
今後AIに関する技術が次々と現れるだろうが、技術に投資する我々はこのサイクルを
頭の中に入れておく必要があるなと感じた