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残業している人がいないかAIがチェックするアプリを作りたい

Last updated at Posted at 2022-09-21

Teachable machineは無料の監視カメラになるのか

こんにちは。
今回、社内で常駐しているベンダーさんの執務室に監視カメラがない自部署の課題に対して
Teachable machineを使って解決できないか試してみました。

そもそも何故カメラが設置されていないのかというと、
ベンダーさんの執務室が元会議室を改造して使っているためなのですが、
万が一、自分の知らぬところでサービス残業やトラブルが発生したら大問題です。
でも勤務状況をチェックするための監視カメラの設置予算がない…

そこで、機械学習モデルを簡単に作成できるTeachable Machineを使えば無料の簡易監視カメラができるのではないか?という仮説に基づき、今回作成を行ってみました。

完成がコチラ。
ezgif.com-gif-maker (4).gif
ミニチュアハウス執務室
羊の置物
と見立てて、執務室内に人がいる場合は「残業している者がいる」という
結果を出力しています。

この結果を定期的に会社携帯に通知できないか試してみます。




ちなみに…流石に実際の執務室を撮影することはできないので
実家で眠っていたシル●ニアファミリーで代用しております。
IMG_7629.JPG

1.今回使用したもの

  • Teachable Machine
  • Node-RED
  • WEBカメラ(iPadにアプリをインストールしWEBカメラ化)

2.Teachable Machine

まずTeachable Machineのサイトにアクセスします。
画像プロジェクトから「残業者あり」と「残業者なし」の二つのクラスを作成。
500枚程度撮影した後、トレーニングボタンを押下し、
モデルをエクスポートします。

スクリーンショット 2022-09-20 22.05.30.png

3.Node-RED

次に、Node-REDを使用してTeachable Machineを動かします。
作成にあたり、以下のノードを追加しました。

  • node-red-contrib-teachable-machine
  • node-red-contrib-browser-utils
  • node-red-contrib-image-output
  • node-red-contrib-usbcamera

4.動かしてみよう!

追加したノードから「camera」のノードを「Teachable Machine」のノードにつなげてデプロイ。
問題なく判定できました。

nodered1.png

しかしながら、業務中にNode-REDを立ち上げて撮影するのは不可能です。
そのため、「inject」ノードから定期実行を設定し、
実行を受けた「usbcamera」ノードを通じて判定をしようとしたところ
問題が発生(下記)

image.png

Teachable Machineが動かないッピ…

baby_boy09_question.png

Teachable Machineが「ready」の状態から微動だにしないため
ログを確認したところ「"Error: SOI not found"」というエラーが出ておりました。
「usbcamera」のノードで取得した画像を認識してくれていない?ように見えます。
まだ解決できていないため、引き続き調査中です。

Teachable machineは無料の監視カメラになりそう!

ここまで作ってみて、私自身がNode-REDを使いこなせていないだけで
Teachable Machineは無料の監視カメラになり得そうな
希望のようなものは見えたような気がします。
また、結果をTeamsやLINEに送ることもできそうです。

Node-REDにこだわらずTeachable Machineとアプリの組み合わせをこれからも勉強していきたいと思います。

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