PHPからTwitterを操作する、いろいろなパターン(TwitterOAuth編)

やりたいこと

PHPスクリプトからTwitterを操作したい。

基本的にはTwitter REST APIそのもの。
メソッド(get/post)に対し、連想配列にてURL(statuses/home_timeline等)及びパラメータを渡すことで、
オブジェクトにて結果が返ってくる。
※なお、Streaming APIについては未対応とのこと。

Twitter REST APIの仕様については、下記URLを参照されたい。
https://dev.twitter.com/rest/public

当然ながら、Twitter側のAPI利用制限が適用される。乱発すると止められる可能性があるので注意。

基本的な使い方については、以前の記事を参照して頂きたい。
http://qiita.com/kumasun/items/ae3ff60acab4b1227d61

動作確認環境、使用ライブラリ等

• Twitter App https://apps.twitter.com/
• Fedora 24 Server Edition 64bit
• PHP 5.6.29
• Twitter OAuth 0.7.2 https://twitteroauth.com/

サンプルコード

【共通】ライブラリの読み込みからオブジェクト生成まで

header.php

<?php
require "twitteroauth/autoload.php";
use Abraham\TwitterOAuth\TwitterOAuth;

$consumerKey = "your consumer key";
$consumerSecret = "your consumer secret";
$accessToken = "your access token";
$accessTokenSecret = "your access token secret";

$twitter = new TwitterOAuth($consumerKey, $consumerSecret, $accessToken, $accessTokenSecret);

footer.php

if($twitter->getLastHttpCode() == 200) {
    // 操作に成功した時の処理
} else {
    // 操作に失敗したときの処理
}

以下のサンプルの共通部分。適宜付ける。

自身のタイムラインを取得する

この例では、自身のタイムライン上にある直近20ツイートを抽出している。

get_timeline.php

$result = $twitter->get(
                    "statuses/home_timeline",
                    array(
                        "count" => 20
                    )
);

foreach($result as $tweet)
{
    print $tweet->user->name . "さんのツイート:";
    print $tweet->text."\n";
}

出力サンプル

output

デル株式会社 法人向けテクニカルサポートさんのツイート:パスワードリセットディスクの使用方法 [動画約1分]
ハンズネットさんのツイート:おハンズございます。
本日も宜しくお願いいたします！
ツクモ名古屋1号店さんのツイート:【3F買取センター】9のつく日のお楽しみ！本日29日(木)は 全品10％増額買取のツクモの日

Tweetに関しては、この他にも様々な情報を取得できるようなので、var_dumpする等して確認されたし。

ツイートを検索する

search_tweets.php

$result = $twitter->get(
                    "search/tweets",
                    array(
                        "q" => "うまい棒なっとう味"
                    )
);

foreach($result->statuses as $tweet)
{
    print $tweet->user->name . "さんのツイート:";
    print $tweet->text."\n";
}

「うまい棒なっとう味」を含むツイートを検索する。
こわくないよ。おいしいよ。

画像を添付してツイートする

tweet_with_pictures.php

$picture1 = $twitter->upload("media/upload", ["media" => "karaage1.jpg"]);
$picture2 = $twitter->upload("media/upload", ["media" => "karaage2.jpg"]);

$result = $twitter->post(
            "statuses/update",
            array(
                "status" => "からあげたべたい",
                "media_ids" => implode(",", [$picture1->media_id_string, $picture2->media_id_string])
            )
);

あらかじめTwitterに画像をアップロードしておき、メディアIDを取得。
そのメディアIDをツイート本文に付加してPOSTしている。

所感

ほとんど何でもできるという印象。
API制限にだけは気を付けよう。