ASTERIAマッパーサンプル１

##マッパー関数の使い方が分からない！
筆者自身も初心者なのですが、とにかくサンプルが少ない。困った。
もう少し具体的に言えば「文字列」や「数値」、「日付」くらいはまぁまぁ初見やヘルプ、プロパティを少しいじれば何となくイメージはつくものの、「論理」や「制御」あたりになると、もう初心者は「具体的にどう使うの？」というところに困ってしまうのです。（「少なくとも筆者は困りましたので「地球上で少なくとも一人以上は困った」という命題は真であります。）
文字列

数値

日付

論理

制御

ということで「使い方が想像できないマッパー関数の使い方を身に着けるために」超簡単ではありますが、サンプルを日ごろ作ってみたりしています。
######ちなみに
このような実験をするときは以下のようなマスタを作っておくと便利です。

また、フロー変数は以下のようにしています。

変数名	データ型	初期値	公開	変更	説明
Str1	String		false	true
Str2	String		false	true
Str3	String		false	true
Str4	String		false	true
Str5	String		false	true
Int1	Integer		false	true
Int2	Integer		false	true
Int3	Integer		false	true
Int4	Integer		false	true
Int5	Integer		false	true
Doub1	Double		false	true
Doub2	Double		false	true
Doub3	Double		false	true
Doub4	Double		false	true
Doub5	Double		false	true
Dec1	Decimal		false	true
Dec2	Decimal		false	true
Dec3	Decimal		false	true
Dec4	Decimal		false	true
Dec5	Decimal		false	true
Bool1	Boolean	false	false	true
Bool2	Boolean	false	false	true
Bool3	Boolean	false	false	true
Bool4	Boolean	false	false	true
Bool5	Boolean	false	false	true
DateTime1	DateTime		false	true
DateTime2	DateTime		false	true
DateTime3	DateTime		false	true
DateTime4	DateTime		false	true
DateTime5	DateTime		false	true
Bin1	Binary		false	true
Bin2	Binary		false	true
Bin3	Binary		false	true
Bin4	Binary		false	true
Bin5	Binary		false	true

このフローを複製してサンプル（実験）をしています。
※Boolは初期値を用意しなかったのですが、指定しないとデフォルトでfalseになるようです。

##本題：「else if」を作ってみた。
「SelectIndex」のヘルプに依れば「Choice」と組み合わせてできるらしい。
使用したマッパー関数

• Equal
• SelectIndex
• Choice

####フロー
非常にシンプルです。

####マッパーの中身
※解説が見にくかったのでグリッドを消しました。
　消し方はこちら。
こちら。（宣伝）

ちなみにフロー変数は下のようになっています。

変数名	データ型	初期値	公開	変更	説明
Str1	String	aaa	false	true
Str2	String	bbb	false	true
Str3	String	ccc	false	true
Str4	String	aaa	false	true
Str5	String	ddd	false	true
Int1	Integer	1	false	true
Int2	Integer	2	false	true
Int3	Integer	3	false	true
Int4	Integer	4	false	true
Int5	Integer	5	false	true

※必要なものだけ記載しました。

####処理の流れ

1. 最初の「(Str1 == Str2)?」を判定。一致ならtrue、不一致ならfalseがSelectIndexに流れます。（SelectIndexにとっては「(Str1 == Str2)?」が「入力１」）
2. もしtureがSelectIndexに流れたらSelectIndexはChoiceに「1」（入力１）を流します。Choiceはベースが１なのでChoiceにとっての「入力2」（入力1はSelectIndexから流れてくる数値を判断するために使っているので）である「Int1」の値がObjectに流れます。
3. 最初の「(Str1 == Str2)?」が不一致でfalseなら次の「(Str1 == Str3)?」が判定されます。
4. 以上を繰り返します。
5. 最後の判定「(Str1 == Str5)?」も（つまり全ての判定が）falseならばSelectIndexの入力数「4つ」に+1をした「5」がChoiceに流れます。
6. SelectIndexから「5」がChoiceに流れた場合はChoiceにとっての「入力6」である「Int5」の値がObjectに流れます。

##最後に
「やはりASTERIAは初学者のためのサンプルが少ない！」と思うわけですが、「開発経験ゼロでもまぁまぁ三ヶ月くらいでこのくらいはできる」ので、すごいなあ、とも思うわけです。

もっともっとこんな簡単でコンポーネントや関数あなるよ～という情報あったら是非教えてください。
ご清覧ありがとうございました。