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kuvoAdvent Calendar 2022

Day 8

【学習ノート】無料で使えるBIツール 4選

Last updated at Posted at 2022-12-07

BIツールとは

  1. 企業が持つさまざまなデータを分析・見える化して、経営や業務に役立てるソフトウェアのこと。

  2. BIはビジネスインテリジェンス、つまり、ビジネスの意思決定に関わる情報という意味

  3. BIツールの価値はさまざまなデータから、行動に移すことが可能な知見を得られることにある。ITを活用してデータを収集・分析してその結果をレポートの形でグラフや図表でわかりやすく表現できることにある

  4. 企業活動の中で日々蓄積されるデータは、しばしばビッグデータと呼ばれるほど膨大になり、ばらばらの場所や別々のシステムに保存されていることも多いため、一般的な表計算ツールで分析しようとすると不正確になってしまったり、データ分析の知識を持った専門職が必要になったり、時間がかかりすぎてBIを作成できた頃にはビジネス環境が変わったりしている。

無料BIツールまとめ

1. Googleデータポータル

特徴
Googleが提供するBIツール
Google内のデータを一箇所に集約できる
Google内のデータをさまざまな角度で分析できる

メリット

ノンプログラミングでデータ取得可能
ドラッグ&ドロップでレポート、ダッシュボード作成可能
Googleドライブで共有可能

デメリット

レポートの上限が1ユーザー5個 (2017年2月上限が撤廃されました)
印刷機能がなくweb閲覧のみ
異なるソースからのデータの合算描画と計算機能はなし
アドホックな分析には不向き

利用可能DB・ファイル

Google AdWords、アトリビューション 360、BigQuery、Cloud SQL、Google アナリティクス、Google スプレッドシート、MySQL、YouTube アナリティクスなど

サイト

2. ペンタホ

特徴

プロフェッショナル向けに作られたオープンソースBI
先端技術が迅速に取り入れられ、データ統合、データマイニング、レポーティングなど、基本的な機能は充実しているが、英語のみになっている

メリット

インタラクティブでビジュアル化された対話型の分析手法
多様なれポーティングが可能
先進的な分析手法のライブラリ
専門的なビジュアライズプラグインでビジュアルかしたレポート作成が可能

デメリット

無料版はインストーラーがなく、ツールをここにサーバーとクライアントにインストールする必要がある(一定の技術・知識が必要)
無料版はダッシュボードのカスタマイズが不自由
無料版は、一般的なMySQLではなく、HSQLDBを使用
基本的なプログラミングの知識がないと利用が難しい

3. Metabase

現在開発されているオープンソースソフトウェアのデータ可視化ツール。分析機能自体は強くないが、データをわかりやすく可視化することで、データ分析の補助的なツールとして活用することができる

メリット

グループごとにデータソースのアクセス権が設定できる
ActiveDirectoryと連携できる
全13種類のデータベースをグラフか・可視化

デメリット

開発されて間も無く、バグが多い
データベースの参照のみで保存ができない
専門用語が多く、操作の理解に時間がかかる

利用可能DB・ファイル

BigQuery (GCP)、Druid、Google Analytics、H2、MongoDB、MySQL、PostgreSQL、Presto、Redshift (AWS)、Snowflake、Spark SQL、SQL Serverなど

4. Microsoft Power BI

マイクロソフトが開発したBIツール「パワーBI」。マイクロソフトの車内ではメールソフトよりも頻繁に使われていると言われている。使い慣れたエクセルのような操作感で簡単にデータ分析をし、PowerPointのようにレポート作成ができ、ブラウザやスマートフォンでの閲覧もできる

メリット

プログラミングをせずにダッシュボードやレポートを作成可能
モバイルやwebで閲覧可能。アプリも用意されている
ビジュアル性の高いれポーティング、ダッシュボード作成
GoogleアナリティクスやFacebook、SalesforceなどのSaaSにも対応
データソースからの定期更新が可能(ただし無料版は1日ごと)

デメリット

無料では容量が1GB/ユーザーと少ない
無料版では他のアカウントのレポートの共有や共同編集ができない
無料版では、オンプレミス上にあるデータベースのデータを取り扱うことができない
無料版はアクセス制御できない

利用可能DB・ファイル

Web ページ内の Table タグや URLアクセスが可能なファイル(Excel や CSV、XML、JSON、Text など)、Hadoopファイル(HDFS)、SQL Server、Oracle、DB2、MySQL、PostgreSQL、ODBC、Teradata、Sybase、Access、MicrosoftAzure 上の各種サービス(AzureSQL Database、AzureSQL Data Warehouse、Azure HDInsight、BLOB/テーブル ストレージ、Marketplace)、Active Directory、Salesforce、GitHub、SweetIQ、Google Analytics、Twillio、QuickBooks、Facebook、Zendesk、OData、Exchange、SharePoint リスト、Dynamic CRM など

最後に

無料版で使うとしたら現時点では、Googleデータポータルが一番良さそうではないでしょうか?
不備等ございましたらコメントにて教えてくださるとありがたいです!

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