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【Win / Wireshark】NICのIPヘッダーチェックサムオフロードの無効の方法(IP Header Checksum Offload)

Last updated at Posted at 2018-05-14

ほぼ自分用のメモ書き扱いです。

画像もなく、わかりにくいと思います。すみません。

背景:wiresharkのパケットキャプチャの勉強中に、苦戦したため。

Wiresharkの設定で、プロトコル→IPv4の設定で、Validate the IPV4 checksum if possibleに、チェックを入れた場合、wiresharkでpcapデータを閲覧すると、エラーの嵐が起こると思います。

そこで、どうしてもip headerチェックサムを取得したい場合は、以下の設定をします。

田(windows)ボタン

コントロールパネル\ハードウェアとサウンド\デバイスとプリンター

自分のPCで右クリックで、プロパティ→タブ:ハードウェアで
→名前:Intel(R)..つまりNIC..   種類:ネットワークアダプター
のものを選択して、プロパティ

全般タブのドライバー詳細→設定の変更

Intel(R)....のプロパティのウインドウが出てくる
→詳細設定タブ→IPv4Checksum Offloadが出てくるのでDisabled

で完了です。
※WIN7の場合

原因は、本来、送信側のIP header checksumをCPUが計算するはずが、最近のPCだとCPUの代わりにNICが肩代わりしてくれるため、ダミーのチェックサムをキャプチャしてしまうため(これはNICによるIP Header Checksum Offloadの機能)

わかりやすく書くと

L3でCPUがchecksumを計算せずに、ダミーのchecksumを投げる

NICドライバー(ここでwiresharkがキャプチャ)

NICで、チェックサムを計算する

このため、wiresharkは、ダミーのチェックサムをキャプチャしてしまうため、計算結果の整合性がとれず、エラーの嵐になります。

逆に受信側の場合は、上記の流れの逆になるので、とくに問題なし。

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