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カード情報売買業者を欺こうとする闇(黑吃黑)に対する防衛術

Last updated at Posted at 2023-12-24

Telegram 上のとあるコミュニティに投稿されていた動画のうち、フィッシング詐欺やカード情報売買の初心者に向けて作成された中国語のコンテンツを翻訳することにしました。

TL;DR

動画では、2023 年現在の状況を踏まえ、詐取したカード情報を売買したり、悪用して現金化したりする際、初心者が被害に遭う可能性の高い詐欺の手口や注意点が紹介されています。

動画の投稿者1によれば、初心者が気をつけるべき点として、おおむね以下のものを挙げています。

  • 今は 5 年前と比べて状況が変化しており、わずかな元手や知識では稼げなくなっている
  • フィッシング詐欺やカード情報売買に関する情報も今では無料で入手できるものが多い
  • 従来の現金化の方法はセキュリティの面で対策されつつあり、より難度の高い方法に挑戦し続けなければならない
  • Telegram 上にいる以下のタイプの人間は信用してはならない
    • 情報を有料で提供する人間(本当に技術力の高い人間は商売の秘訣を教えるはずがない)
    • 情報を無料で提供する人間
    • 自慢話ばかりしている人間
    • 自分の扱う商品を売るために難癖をつける人間
    • 自分の扱う商品を売るために「100 %成功する」と宣伝する人間(なぜ自分でその商品を利用して稼がないのかと考えてみる)
    • 現金化ルートを提供する人間(現金化ルートは自分で用意する)
    • 自分の扱う商品をセットで売る人間(不良品が混入していたり、2 回目以降の取引ではお金を支払っても商品を送ってこなくなるなど)
    • POS レジなどの機器を売る人間
    • 仲間内での資金洗浄に勧誘する人間
    • DDoS 攻撃,PC の遠隔操作,マルウェアへの感染などを代理で行う人間

はじめに

カード情報売買2に対するあらゆる幻想をぶち壊す

一本の動画で C サークル3とは何かを完全に理解させ、C サークルに対するあらゆる幻想を解説する

投稿者:*******
投稿日:2023 年 06 月 18 日

2023-12-25-01.png

どうも、ひさしぶり。

今までずっとこんな状況になるとは思っていなかったけど、おれの周りには C サークル(カード情報売買のコミュニティ)に入りたいと言う人が非常に多い。

C サークルで損ばかりしているという人もいれば、C サークルに入りたいという人もいる。騙されたという人もいるし、詐欺師に完全に洗脳されている人もいて、C サークルはこれまで絶えず混沌としてきた。

今回の動画で話したいのは、「カード情報売買に対するあらゆる幻想をぶち壊す」ということだ。

ぶち壊すのが簡単じゃないのは承知だが、この動画ひとつで C サークルがどんなものか完全に理解してもらい、C サークルに対するあらゆる幻想がわかるように解説してみたい。

前置きはこれくらいにして、次へ行こう。

C サークルの現状について

まずは C サークルの現状だが、今はもう 5 年前とは違う。当時の C サークルとは違うんだ。

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当時の C サークルは初心者が本当に多くて、商い(シノギ)もそんなに目を引くようなものはなかった。あるにはあったが、今みたいに複雑で目を引くようなものはなかったから、ちょっといいブツがあって、自分で商いを始めれば、確実に儲かった。

でも、今はどうか?

そんな状況はなくなってしまった。今はそんなわずかな元手や知識で稼げる時代ではなくなってしまったんだ。マーケットで目につくのはだいたい基本的なやりかたとか、環境構築のしかたとか、仕入れのしかたとか、そんなものばかりだ。

例えば、今は商いもますます難しくなっていて、アメリカでは(詐取したカード情報でブツを購入しようとすると)認証が必要になっていたり、日本でも(詐取したカード情報で購入したブツが)発送されなくなってきている。

なので、5 年前とは変化しているものが結構あって…そういうものが実に多い。何かブツを購入しようにもどれもうまくいかないだろ?

あと、いろんな現金化の方法があるが、他のやつが見つけた簡単な方法は全部セキュリティの面で対策されてきているから、より難度の高い方法に挑戦し続けなければならない。

だから、今の C サークルは初心者にとってあまり優しくない。というか、全然優しくない。

というのも、ほら、おれら第三世代がよく言う「簡単そうに見えて、実は難しい」ってやつだ。

この世界に入って、今はただブツを売買したり、手当たり次第に現金化の方法を探したり、購入したカード情報が使用できるかチェックしているだけでも、この世界に足を踏み入れたと実感するんじゃないか?

もし今が 5 年前で、自分でブツを売り、現金化の方法を探し当てて、その現金化の方法を全部理解できたとしたら、そりゃもう大したものだっただろうな。

でも、今はどうだ?5 年後の今ならどうだろう?

たとえ全部できて、全部やり遂げたとしても、それでも入門したてに過ぎない。5 年前ならこうした知識は数千元(3,000 ~ 4,000 元)の価値がある教材だっただろう。きっとそれだけの価値はあったはずだ。だが、今ではこうした知識は金をかけずに習得することができる。

おれのカード情報売買のフォーラムにアクセスしてみるといい。あなたが(299 元を支払った)特別会員なら、きっと今あなたが知っているよりももっと多くの知識を与えてくれるはずだ。ほとんどはおれが書いたものだが、解説しているのはひととおりの基本、動向、発想、考え方なんかだ。

それらの知識をいちいちつきっきりで教えるつもりはないし、今はそれらの知識に金を払う必要もない。もはや 5 年前とは状況が違うんだ。

今はカード情報売買なんかみんなどこでもお構いなしにやっている。一人でもできるし、そんなに難しいことじゃない。

C サークルでおなじみの詐欺の手口と罠

次は、C サークルでおなじみの詐欺の手口と罠だ。

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1. 講義(指南)

一つめは「講義(指南)」というやつだ。

やれ「最高級」とか、「環境を構築して分けてやる」とか、バカみたいに何種類、何十種類も…おまけにああしろこうしろと口出ししたり、さらには目移りさせて、教材がたくさんあるように思わせたり、教材に価値があるように思わせたり…

本当にすごいスキルを持った人間がその秘訣を教えてくれるわけがないだろ?自分一人でやっていけるスキルがあるのに他人に教えたりするか?そういうやつは毎日銀行口座から金を引き出したり、ブツをさばいたり、現金化したり、日々金を稼ぐことだけで手いっぱいだ。そんなやつがカード情報を利用するコツを教えたところで、稼げる額なんてたかだか数千元だろ?

一日に数万、数十万元と稼ぐやつもいるかもしれないが、一週間やって数十万元稼げたとしても、おれはやらない。

言っておくが、数千元もらって人に教えているやつらに関して言えば、どいつもこいつもペテン師だ。

そいつらが口にすることと言えば、「環境を構築しろ」とか、「好きにブツを購入しろ」とか、そんなのばかりだ。あえて言うが、どうやってブツを買うかなんてそんなの役に立つか?今ではどこもかしこもそんなやつらで溢れかえっている。

もうひとつ言っておくと、「ここで買え」とか、「あそこで買え」とか、おまけに「そいつが売っているブツを買わないとだめだ」とか、そういうやつらもペテン師だ。

しかも、「金額が高い情報を先に買え」だとか、「何々の情報を先に買え」だとか…その上、たんまりとでたらめをぬかす。

さらには、「おれの情報を買わないと銀行口座から金を抜くことはできない」とかぬかすが、そんなのでたらめだろうが。

そういうやつらの情報はクソみたいなものだ。

あと、毎日 C サークル内で自慢話ばかりしているようなやつを信じてはいけない。「今日はどれだけ稼いだ」とか毎日そんなことばかり投稿している。そういうやつらに金儲けの話をしてはいけない。同じような頭のおかしなやつが次々に湧いてくるだけだ。

そいつらの目的はただ一つ、あなたの気を引いて金をむしることだけだ。

そういうやつに弟子入りして学ぶことになったとしても、実際のところ、そいつらも他人の受け売りを投稿しているに過ぎない。そういうクソなやつらは自分では何もできないし、あなたを騙そうとしているだけだ。あなたの気を引こうとしているだけなんだ。

そういうやつらがとりわけ C サークル内でワイワイやってて、毎日どんなに自分が大物か投稿していることを決して忘れてはならない。そんなやつらの投稿する画像やら動画やらを絶対に信じてはいけない。あなた自身から遠ざけておくんだ。

あえて問うが、そんな投稿をする必要なんてあるか?

まだ知識もなく、自分で稼げもしないのに、そんな投稿をすることになんの意味がある?

だから、おれが運営する C サークル内じゃそういう無意味なものを投稿する人間はほとんどいない。おれもサークル内の人間にあまりそういう投稿をしてほしくないし、そういう投稿が増えたら消すようにしている。実に面倒くさい。

C サークルに入ったら初心者はどうすればいいのかって?わからない人間は C サークルで質問してもいい。わかる人間はみんなに解説してくれてもいいし、そういう情報をみんなに語ってくれてもいい。知識は共有するものなのだから。

初心者の面倒を見てやって、彼らが遠回りしなくてもいいようにするのもいいと思う。

2. 無料の講義(指南)

あと、「無料の講義(指南)」というやつもあるが、やつらはブツとか、教材とか、カード情報とか買わせようとする。そうだろ?

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やつらは目いっぱい高値で売りつけてくる。メールアカウント 1 つとか、Gmail のメールアカウントを数十個とか売りつけてくるが、よそでは数元4で手に入るものだ。

やつらはそれを十倍の値段で売りつけようとする。あるいは、ゴミのような…もはやゴミとも呼べないような情報を教えようとする。

セットで数百元するものでも、実際には数元で入手できるし、中身はどれも同じようなものだ。やつらが 50 元で売っているようなものに使いみちなんてあるか?

あなたがブツのよしあしを見分けられないとわかると、「おまえのブツはだめだ」、「おまえのブツはよくない」、「おれのものを使わなくてはだめだ」とかぬかす。

こんなやつらの言うことを信じてはいけない。そういうのは初心者を騙すありふれた手口だ。

もちろん C サークルに入れば、みんなこうした詐欺の手口を経験する。みんな経験することになるが、こんな大枚はたいてほんのちょっと稼ぐだなんて経験はする必要がない。

そいつらのブツはたいてい高く感じられるが、ものはよいのか?いいや、よいとはかぎらない。

そいつらのブツを使わないと成功しないとでも?そんなわけがない。

そんなやつらのでたらめに耳を貸してはならない。そいつらが「100 %成功する」と言うのなら、そいつらはなぜ自分でやらずにあなたにブツを売ったりするのか?

頼むからでたらめをぬかすやつは絶対に信じないでくれ。

あと、古い詐欺の手口だ。

金融アナリストだったか?「金融アナリストの資格があれば、番号を申請することができる5」とか、「金融アナリストになれば、クレジットカードでチャージして、直接 USDT6 を利用することができる」とか、言ってしまえば、それは強引に USDT を利用してしまうということだが…でたらめを言うな。資格ひとつを数千元で売りつけるとか、そんなにいいブツがあるのなら、そいつらはなぜ自分でその金融アナリストになれる資格とやらを利用しないのか。

そいつらは資格ひとつを数千元で売りつけることで、好き勝手に数千元を稼ぎやがる。数万人の Uber の配達員に資格を売らせるとかすれば、さぞ効率がいいだろうよ。

それより自分で金融アナリストという資格を持った誠実な人間についてきちんと調べてみるといい。

金融アナリストの年収やアメリカでの地位はどのようなものか?わかるだろ?

金融アナリストの地位は非常に高い。そうだろ?

そういう人間はこんなことに関わらない。だから、みんな安心して仕事を任せられるんだ。あなたにとって金融アナリストという職業はどのようなイメージだろうか?

富裕層にちょっとアドバイスするような金融アナリストは誰もが年収数千万ドルを超える。だから、そんな資格を売るだなんてでたらめに耳を貸してはいけない。

安心してくれ。そんなものは全部まやかしだ。

そういえば、昨日これまでで最もわけのわからない手口を見かけた。そいつは偽サイトを構築していて、偽サイトに個人情報を入力して送信が完了すると、資格の証明書を売りつけるとかそんな手口だった。

そういうのは偽サイトだ。絶対に見てはいけない。今、そいつらのような手口がどんどん増えてきている。そういう犯罪組織の人間には本当に脱帽してしまう。

講義(指南)の実例

あと、「講義(指南)」とやらの実例を挙げておく。

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セキュリティ講義(指南)だとか、あなたを追跡するだとか、そんなのでたらめだろ。誰かが数百ドル稼げるなんてでたらめをぬかしていても信じないでくれ。そんなのはバカより愚かだ。

あと、「システムの強化」とかもでたらめだ。そんなのは全部まやかしだ。言っておくが、そいつらはまったく教えず、直にあなたから金を巻き上げようとしているのであって、時間のむだだ。特に大物ヅラしたクソみたいなやつらがまじで人気がある。そうだろ?

そんなの SOCKS5 プロキシ 1 つあれば解決するだろうが。そんなやつらの言うことを聞いてはいけない。そんなものは全部まやかしだ。

あと、「決済代行」とか…言っておくが、そいつらが書いた教材はたくさんある上に、3,000 元とかぼったくる。学習することがいっぱいあるからお得感はあるだろうが、そいつらは金さえ巻き上げれば、後のことはお構いなしだ。ペテン師はペテン師なんだ。

あと、「なりすましのテクニック」とか、「仮想環境」とか、「ブラウザーフィンガープリント」とか…最もシンプルなやり方であれば、VPN を設定して、SOCKS5 プロキシを通して、ブラウザーフィンガープリンティングツールを利用して、直接アクセスすればいい。

そういったことはこれまでおれが全部説明してきたし、全部語ってきた。環境構築のやり方なんてそんなシンプルなものだ。

高度なテクニックを学びたいというのなら、まずこの業界に入門してから言ってくれ。高度なテクニックはそれから深掘りすればいい。おれはあなたが入門するのを待っているし、入門してから高度なテクニックを学んでくれ。わざわざペテン師どものブツなんて見る必要はない。「无 C 料(CVV が欠落したカード情報)を注文するテクニック」とか、そんなクソくだらないテクニックがあるが、「无 C 料」くらい自分で買いに行けよ。なんなら自分で注文する方がよっぽどすごいだろうが。

哀れな弟子どもを抱えて、やたらと携帯電話でやりとりして、そうして何千元も費やすとか、そんなの必要か?そもそも弟子なんてとる必要あるのか?そんなふうにむやみに手間ひまばかりかけて、コミュニケーションをとるのに何日もかけて?

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あと、「リスク管理」とか、そういった類のものとか、銀行の各システムは完璧なリスク管理の技術だとか…まじで言っておくが、要するにやつらがそういったすごいテクニックやスキルを持っていたとしても、授業料を払うに値しない。全部でたらめだ。

頼むからおれの言うことを信じてくれ。

3. 現金化ルートの構築

おなじみの詐欺の手口と罠について、話を続けよう。

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初心者がいたとして、友達から「現金化ルート7はないか?」みたいな話をされるかもしれない。そこで何度も探して Telegram のチャネルを見つけたり、また何度も何度も探して関連動画を見つけたり、Google でも検索して見つけたりしているうちに、自分の「壁越え8」の技術力はなかなかのものだとか思い込んでしまう。さらに、誰も知らないネタを探し当てたり、Google からたくさんの情報を掘り出したりする。

おれも含めてそうだが、Telegram に入ったばかりの頃は新たな世界が開けた気がするものだ。でも、結局、Telegram にいるやつらはみんなペテン師ばかりだった。

あと、現金化ルートの構築とかか?現金化ルートの構築はおれもよくやる。おれのフォーラムでも本当によく構築するし、10 分もあれば、現金化ルートをひとつは構築できる。そんなのもう前提みたいなものだし、1 つでも現金化ルートにアクセスできれば OK だろ?

本当に慎重にやりたいのなら、アメリカの会社を利用すればいい。アメリカの銀行口座を開設して、ウェブサイトを構築して、アメリカの Google とか、GoDaddy の DNS Manager なんかにアクセスしてみるといい。「現金化ルート」というのはつまりはそういうものだ。

あと、自分がやる代わりに他人に現金化ルートを構築してもらうとかか?現金化ルートの代理構築ってわかるか?

大事なのは金を手にすることができるかどうかだ。これが最も重要な問題だ。金を手にすることができるか?できる?できないよな。

現金化ルートは手軽に構築できる手段だが、すぐに使えなくなる。まずは自分で構築して感じをつかんでみるといい。わからなければおれのフォーラムに行ってやり方を見てくれ。自分で構築して、自分で感じをつかんで、自分で見てみるんだ。自分で手を動かしてやってみろ。

越境 EC をやる連中はみんなこういう現金化ルートを構築している。ただ、構築した現金化ルートで詐欺の遭遇率が非常に高い場合、そういう現金化ルートは秒殺される。

あなたがとある現金化ルートにやってきたばかりだとしよう。それを間借りして、不正な取引をしようと全力を尽くす。すると、別の人間がその現金化ルートを調べ、自力で不正な取引をしようと全力を尽くす。そうなると、その現金化ルートは必ず使えなくなってしまう。

こんな感じで、越境 EC として自力で口座のアカウントにログインするなら、その方がいい。本来の利用者が実在するから、後でもう一度ログインすれば、長く使える可能性は高い9。ただ、しばらくはもつかもしれないが、一度詐欺の遭遇率が上がると、その現金化ルートはすぐに使えなくなるだろう。

決して現金化ルートを構築できないと言っているわけじゃない。ただ、現金化ルートの構築は非常に厄介だし、入ってくる金より出ていく金の方が多い。だから、こういうやり方は今ではもうほとんどの人間がやらない。

いずれにしても、こういうやり方をしている人間はいなくなったのに、みんなこういうやり方ばかり探している。「A-B サイト10」なんてまさにそうだ。自分でブツを売りに出して(「A サイト」に出品して)から、そのブツを自分で買って(「B サイト」で決済して)みて、金が口座に反映されていれば OK だ。

「A-B サイト」のなかにはこうした行為を認めないプラットフォームもあるが、それはとりあえずは考えなくてもいい。

まとめると、こうした現金化ルートは基本的に全部詐欺だ。現金化ルートを自力で構築するやつは自分では使わない。現金化ルートが消耗品ということはみんな知っているし、そういうやつは自分では使わずにあなたに売る。言い換えれば、そういうやつは初心者を騙そうとしているということだ。

4. 「閑魚」でのチャージ式カードの販売

あと、スライドの 4 つめのポイントにあるような「閑魚11」のチャージ式カードの販売なんてのもある。

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ある種の人間…例えば「京東カード12あるよ」とか、「ガソリンカード13あるよ」とか言って「京東14」に誘導してカードを売ったりするやつや、「京東」に行くまでもなく、「閑魚」に誘導して中古のギフトカードを売るやつなんかがいて、5% 引きとか 2% 引きでまけて売ってくれる。あなたが 1,000 元分のギフトカードを売れば、数十元儲かる。

そういう人間はたいてい最初は 1 枚単位では買わせない。一回で 10 枚買わせる。この商いはたしかによさそうに見える。やつらはあなたに「このカードは資金洗浄のためだ」とかいいかげんなことを言ったり、「自分一人じゃたくさんは捌けないから、自分の分から分けて他の人間に売らせている」とか言う。あるいは、「「閑魚」にはカードの販売数に制限があるから、1 日に 5,000 元までしか販売できない」とか言う。

これらは全部詐欺だ。

あと、5,000 元チャージしたりとか、一回にかぎりカードを 1 枚単位で買わせたりとか…

そいつは何パーセントか割引きしてくれるかもしれないし、1 枚めのカードだけは本物をよこすかもしれない。あるいは、1 枚だけ買う手伝いをしたら、次は 10 枚買わせようとするかもしれない。カード 1 枚 900 元として、10 枚のカードなら計 9,000 元、あるいは、500 元のカードなら、10 枚だと(1 枚当たり少しまけて)400 元ちょっとだから、計 4,000 元ちょいだ。

その金額をそいつに送金すると、そいつがカードを送ってよこす…というのは真っ赤なうそで、バイバイ!あなたがひと稼ぎしたら、そいつはとっとと消えてしまう。そうだろ?

5. POS レジ,クレジットカードリーダー,碰一碰(ポンポン)

あと、初心者が直面する問題と言えば、例えば、(決済端末一体型の)POS レジ15とか、(カード情報の直接入力が可能な)クレジットカードリーダー16とか、「碰一碰」(HUAWEI OneHop Engine)とかだ。この 3 つについて、1 つずつ説明していこう。

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まず、POS レジとして売られているやつは大半がクレジットカードリーダーだ。

重慶とか、四川省の成都あたりの人間にこの機器を売っているやつが多い。実際はデモ機やテスト機だ。どんなカード番号を入力しても、伝票を出してくれる。

伝票を出しきったら、協力している別の人間が SMS を送信すれば、金が数秒で口座に反映されるといった感じだ。

まあ、この手の詐欺が本当にオフラインでの取引なら、難しい…何ていうか、防ぐのは非常に難しい。

おそらく初心者のみなさんは、ちょっと頭に血が上ってしまうかもしれない。そして、機器を売っているやつと取引して、1 台 20,000 元とか 30,000 元する機器を買ってしまうかもしれない。

そうなってから、警察に通報しても無駄だ。

「あなたがやって来たのは機器を買うためで、私がここにいるのはテスト機(カードが利用可能かチェックする機器)を売るためだ。あなたがこれらの機器をほしがるのは役に立つからで、テスト(カードが使えるかチェックするため)に使うからだろ?」とかぬかす。

また、「二,三万といったら、二,三万だ!」とかぬかす。これであなたはもう偽物とは言えなくなる。

そして、「偽物じゃない!偽物じゃない!偽物のわけがない!」とかぬかす。結局、あなたはこのカードリーダーのことを他人に話すことができなくなる。本当にクソだ。

こういうのは絶対にダメだ。だから、こういう手合いは相手にしないか、騙されて損する方がまだマシだ。あなたにできることはカモにされることだけだ。

POS レジとか、カードリーダーとかはこんな感じだ。

あと、「碰一碰」だが、「碰一碰」は初心者のみなさんには使いこなせない。なぜなら難しいからだ。「碰一碰」は同期のしくみを採用している。だから、「碰一碰」にはそれほど簡単に稼げるようなうまみはない。

あと、ちょっと補足しておくと、こういう簡単に稼げるやつのなかには、「无 C 料(CVV が欠落したカード情報)」なんかも含まれる。ただ、初心者には手に負えないから、手を出してはいけない。「无 C 料」から入門しようとする人間はわりと多い。

それに「无 C 料」は今はもう勢いがないので、甘い夢を見てはいけない。

「碰一碰」に話をもどすと、うそつきどもが「碰一碰」と呼ぶものは後発の海外製の機器で、実際は NFC 機能を備えた POS レジに過ぎず、中国国内の POS レジと同じものだ。

自分のカードと EAI ツール(企業内アプリケーション統合)、それに NFC 機能を組み合わせれば、自分のカードを自動で読み取ったり、IC カードも自動で読み取れたりする。

なので、携帯電話に NFC 機能が付いていれば、非接触型のカードキーをコピーすることができるし、自分の銀行カードと紐づけることもできる。そういう機能は一般的な電子ウォレットならたいていある。Apple ウォレットにもあるだろうし、Apple Pay にもある。ファーウェイウォレットにもあるだろうし、サムスンウォレットにもある。あと、シャオミウォレットとかも。どれも銀行カードと紐づけができる。

中国製の POS レジに直接近づけて読み取らせることもできるが、さっきも言ったように「碰一碰」は海外向けの POS レジだ。Apple のスマートフォン(iPhone)に銀行カードを紐づけている人間がいたとして、Apple の場合、中国国外でしか使えないから、中国以外の国の ID にその国の銀行カードを紐づけるしかない。

あとは NFC 機能を利用してこうしたカードを読み取らせる。POS レジというのは、カードを読み取らせることができるという点では「碰一碰」と変わりはない。

つまり、それはただ…それだけのことだ。それだけなのだから、あまり大げさに考えないことだ。やってみて手に負えそうになければ、機器を売りつけてくるやつらを信じないことだ。「そいつらだって自分じゃ手に負えないんじゃないか?」とか、「そんな機器を売りつけてくるなんて頭おかしいんじゃないか?」とか、そんなふうに考えてみるといい。

6. 仲間内での資金洗浄詐欺

あと、昨日、C サークルの仲間から「仲間内での資金洗浄詐欺」についてちょっと情報収集をしていたのだけど、それを紹介しておこう。

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銀行のカードや USB セキュリティキーなんかを持参すると、独房みたいなところに軟禁され、一日に数万元ずつくれる。

しばらくしてどのカードが止められたかを教えられる。あなたは損を被らなくてはならない。金ももらえなくなる。他の人間は銀行に行くことができない。あなただって行こうとしてはいけない。

そそのかされたり脅されたりしたからといって通報もできない。ここは金を払って穏便に済ますしかない。

つまりはそういう類のものだ。そんなうまい話があるものか。

さらに始末が悪いのは、こういうやつらはまじでたちが悪いということだ。

やつらはこうした稼ぎをプロとしてやっているのだから、あなたは甘い夢を見たり、信用したりしてはならない。

7. 技術系の詐欺

あと、技術系の詐欺というのもある。

2023-12-25-13.png

他人に DDoS 攻撃を仕掛けたり、リモートで PC を操作したり、マルウェアをダウンロードさせて感染させたり…そんなやつだ。そういうのは全部うそだ。偽装17とかいうやつだ。

言っておくが、本当に自分で偽装や窃盗ができる人間はわざわざあなたにそんなことをさせたりはしない。わかるだろ?

あなたはやつらにとって使い捨ての手下の一人にすぎない。そんな面倒にわざわざ関わらないことだ。わざわざやつらの言いなりになってはいけない。攻撃ツールなんか自分で買って、自分でいじってみればいい。

笑わせるな。世の中そんなうまい話があるものか。

詐欺を防止するための真理

あと、詐欺を防止するための真理があるので、必ず覚えておいてほしい。

2023-12-25-14.png

一夜にして金持ちになるなんて甘い夢を見てはいけない。そうやって楽をして稼ぎたいだなんて甘い考えは捨てろ。

そんな甘い世界を夢見てはいけない。本当に技術力があって、本当に荒稼ぎしている人間が他人にその秘訣を教えてくれるはずがない。あなたを商いに呼んでくれるはずがないし、あなたを仲間に誘ってくれるはずもないし、あなたに何かしてくれるわけがない。

そういうやつがあなたを誘って何かするとしたら、あるいは、何かいい商いがあると言って一緒に金儲けしようとあなたを誘ってくるとしたら、それはあなたをカモにしたいだけだ。立場を変えてちょっと考えてみればすぐにわかるはずだ。

あなたが自分の商いで金儲けしていたとして、赤の他人を誘うか?誘わないだろ?

「この商いでは十分に金を稼いだ」とか、「この商いはもうだめだ」とか、そんな口車に乗ってカモにされたくないだろ?

同じなんだ。あなたはやつらにとってカモなんだ。立場を変えてそいつらのことを考えてみるんだ。本当に儲かるのはカモられない人間ばかりで、そういうやつらしか金を稼ぐことができないようになっている。そういう殺伐とした仲間を求めないことだ。

また、本当に金を稼ぎたい、あるいは、金を稼ぎたいわけじゃなくてこの業界のことを知りたい、もっと知識がほしい、この分野で稼いでいきたいと考えているなら、もっとコミュニケーションをとることをおすすめする。

スライドの下にあるのはおれのフォーラムの URL だ。フォーラムのなかには C サークルもある。みんなサークル内でもっともっとコミュニケーションをとってくれ。

大切なのは、ある程度知識を学んだら、その知識をマスターすること、謙虚にアドバイスをもらうこと、ひとつひとつのポイントを深く理解していくことだ。自分で学んで得たものはずっと自分のものなのだから。

近道をしようだなんて甘く考えるな。近道なんてないのだから一歩一歩着実にやっていくしかない。そうしてやっと…少しずつでもなんとかこの C サークルでそれなりにやっていけるようになるんだ。

今、この C サークルに欠けているのは資料や情報を整理してまとめることだ。それはあなたのこうした分野についての知見とか、これまで積み上げてきた情報や資料だ。そうしたものを整理してまとめることで、必ず金を稼ぐことができるようになる。

これとは別の金儲したいタイプの人間となると、もはやカモる側の人間になってしまう。

逆に、学びたがっている人間のために、自分が知っていることを提供したり、C サークルで入手した情報や資料なんかを提供したり、初心者にブツを売って利ザヤを稼ぐことだってできる。そういうのでも稼ぐことはできるんだ。

おわりに

今日はたくさん話したが、おれもあまり多くは…まあそれなりにという感じだけど、みんなもっとオフラインでコミュニケーションをとってくれ。というか、今後ももっとコミュニケーションをとってほしい。

よかったらおれのフォーラムへどうぞ。みんなもっとコミュニケーションをとって、もっと学んでくれ。

じゃあ、みなさん、見てくれてありがとう。今回の動画はこれで終わりだ。

  1. 中国語圏でカード情報を悪用し、カード情報売買のコミュニティを運営していると推測される人物で、動画では北京方言を使用して話すという特徴が見られる

  2. 本来、CVV は「クレジットカードのセキュリティコード」を意味するが、動画では「カード情報売買」という意味で使用しているものと考えられる

  3. カード情報売買のコミュニティ

  4. 2023 年現在、1 元は約 20 円に相当する

  5. 動画では「那个金融分析师,有那个证书就能申请那个号」と言っているように聞こえるが、意味がよくわからず、適切に翻訳できていない可能性がある

  6. 米ドルに連動した仮想通貨「Tether(テザー)」のこと

  7. 2D 決済ゲートウェイ機能を備えた正規のウェブサイトのうち、カード番号とセキュリティコードを入力することで、詐取したカード情報がまだ利用できるかチェックするために流用されるものと考えられる

  8. インターネット接続に対する国家の規制を回避するためのテクニック

  9. 動画では「做跨境电商自己直接进账的话,这个还好一点,因为有真实用户嘛,然后再进的话,可能会撑很久,撑一段时间」と言っているように聞こえるが、意味がよくわからず、適切に翻訳できていない可能性がある

  10. 「A サイト」は EC サイト、「B サイト」は決済のサイトを意味するものと考えられる

  11. 中国のフリマサービスおよび中古フリマアプリ

  12. 京東商城が発行するギフトカード

  13. ガソリン料金の割引やポイント還元・キャッシュバックなどのサービスを受けることができるクレジットカード

  14. 京東商城は EC サイト「JD.com」を運営する中国最大のオンライン小売事業者の一社

  15. 商品の販売情報をリアルタイムで記録・集計するシステム

  16. 専用の端末にクレジットカードを挿入することで、クレジットカードの有効性をチェックし、決済することができる機器

  17. お金だけ受け取って、何もしないか、やっているふりをする手口

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