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情報系大学院生がE資格を取得するまで

Last updated at Posted at 2025-10-01

はじめに

こんにちは。この度、E資格 2025#2 に合格しました。

受験するまでどれくらいのレベルの人どれほど勉強して取得する資格なのかわからなかったので、自分のレベルと勉強内容、感想について記します。同じレベルの方の参考となれば幸いです。
受験前、「どれくらいの知識レベルの人が、どれほど勉強して取得する資格なのか」がわからず、情報収集に苦労しました。そこで、私の当時のレベル具体的な勉強内容、そして受験後の率直な感想をまとめます。同じような境遇の方、特に学生の方の参考になれば幸いです。

筆者のプロフィール

  • 所属・専攻:某国公立大学院修士1年 情報学専攻
  • 学部時代の学習:ソフトウェア工学、アルゴリズムなど、一般的なCS分野を広く浅く学ぶ
  • 研究分野:画像認識系(Pytorch で学習パイプラインを実装したことがあるくらい)

認定講座

松尾・岩澤研究室公開講座「Deep Leaning Basic 2025 Spring」を受講しました。
他の認定講座が10万円以上するのに対し、学生は無料で受講できる貴重な講座です。
(備考:私は当初、受験資格のためではなく純粋な興味で受講しましたが、せっかく受験資格を得たのだからと、受験を決意しました。)

勉強内容

勉強は主に、認定講座の資料とその演習問題に絞りました。

  • 上記講座(全15回)の受講(週に一度、約100分)
  • 講義ごとの演習問題(試験直前に計10時間程度)
  • E資格対策勉強会の突破テスト(復習含め計8時間程度)

試験についての感想

  1. 問題の傾向と対策
    認定講座で紹介されていた演習問題しか解いていなかったため、本番の出題形式には不安がありました。しかし、蓋を開けてみれば、本当に同じような問題がたくさん出題されており、「ここまで酷似しているのか」と驚いた記憶があります(全く同じ問題も1、2問出題されていました)。
    巷では「黒本」といった対策教材があるそうですが、公式で出ている認定講座の例題(演習問題)を完璧に理解していれば、十分合格ラインに到達できると感じました。
  2. 試験時間について
    試験時間は120分で100問と、時間不足が懸念されていました。しかし、当日は素早く解くことを意識した結果、30分ほど余らせて見直しまで完了できました。
    • 計算問題は少なく、知識を問う問題が多いため、知っていればすぐに解答できます。

アドバイス

よく言われることですが、主要な数式は「形と意味」を理解しておくと良いです。
(KLダイバージェンス, JSダイバージェンス, 距離学習の損失関数など)

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