はじめに
(こちらの記事は転職ドラフト体験談投稿キャンペーンに参加しています)
この記事は、私が転職ドラフトを利用して転職活動をした結果をまとめたものです。
サービスについてだけでなく、転職活動をされる方の参考になればと思い記載した内容もありますので
よければ参考にしてください!
自分の経歴
- 文系卒
- 大学卒業後はフリーター(非エンジニア)
- エンジニアになったのは20代後半
- それまでプログラミング経験なし
- 現在まで2社経験
- 1社目:受託開発
- PHP、Java
- リプレース案件などの実装、テスト
- 2社目:自社プロダクト開発
- PHP、Laravel、JavaScript、AWS、Docker、MySQL
- 要件定義 ~ 運用保守
- 1社目:受託開発
転職のきっかけ
現職にそこまで強い不満はありませんでした。
未経験から入社して色々なプロジェクトを経験させてもらう中で、一定スキルも身につき、プロダクト全体を見渡せるようになり、裁量も与えられてやりたいことを提案したり、色々自由にやれるようになりました。
そんな中、この記事を読んで、今の組織に評価されていることが市場に評価されているとは限らない、という危機感を覚えました。
そこで、自分の市場価値を測りたいと感じ、転職活動を始めました。
最初の転職活動
最初は転職ドラフト以外のサービスに登録しました。
想像以上にスカウトが届き、有名な企業の名前もあったので、経験が他社でも通用しそうだと感じ、安心していました。
その中で7社選考に進みましたが、結果としては内定に至ったのは1社でした。
ただ、この時現職のプロジェクトが忙しく、複数の企業とやり取りしながらスケジュール管理したり企業対策したりする中で疲弊してしまい
なんのために転職活動をしているのかわからなくなってしまいました。
内定をいただいた企業についても本当に自分が望む転職になるのかわからず、年収も当時とそこまで変わらないこともあり、辞退してしまいました。
またその時、その企業よりも志望度の高い企業が最終選考まで進んでいたのですが、技術力不足を理由に見送りとなってしまったことを受け
今の実力では市場から求められる状態になれないと感じ、一旦転職活動をストップしました。
転職ドラフトに登録
それから半年ほど経って、プロジェクトのリリースが終わって保守も落ち着いたこともあり、その経験を踏まえて改めて転職活動をしようと考えました。
また当時、現職のメンバーが転職して、楽しそうにしているのを聞いたのも理由の1つです。
今回は複数のサービスを併用して進めようと思い、他のサービスを調べていたとき、現職の元メンバーが転職ドラフトを使用していたことを思い出しました。
色々と情報を見ると、他のサービスと異なり年収額が最初に提示されること、またエンジニアの価値の透明化というビジョンに惹かれました。
前回のサービスでは事前に現年収を登録する必要があり、強気な金額交渉がしづらい状態だったのですが
転職ドラフトの考え方を読んでいると、確かに自分の経験に対してどの程度の価値を見出すかは企業次第だと感じました。
これは非常にエンジニアファーストなサービスだと感じ、また試しに市場価値を測るだけでも使えるので、登録してみました。
とりあえず最初のドラフトに参加してみました。
指名数や金額は下記の通りです。
- 指名数: 15件
- 提示金額: 600 ~ 840万円
特に驚いたのは提示金額でした。
指名数は前回のサービスでいうところのスカウト数に相当すると思っていて、前回もそれなりに貰えてはいたのですが
金額が当時の年収よりも大幅に高かったです。
自分の経験を欲している企業がこれほどあるんだなと自信に繋がりました。
どうやって進めたか
とりあえず気になる企業さん12社とカジュアル面談をしました。
転職ドラフトは指名を受けた時点で書類選考に通過しているので、そのまま選考にも進むことができますが
自分はまず企業についてもっと知ってから選考を受けたいと考えていたので、面談の機会をいただきました。
ただ、前回の反省点として並行する企業が多すぎて疲弊したことがあったので、今回は本当に関心のある企業に絞ろうと思いました。
結果として8社を選び、選考に進みました。
結果は以下の通りです。
- 1次通過:4社
- 2次通過:2社
- 2次辞退:2社
- 最終通過:2社
ということで最終的に2社から内定をいただきました。
コーディングテスト
2社あったのですが、1社は見送りとなりました。
内容が一般的なテストと比較して要求が膨大で、その理解をするのに時間を費やし、結果的に1ケースもパスできませんでした。
もう1社についてはそこまで難易度が高くありませんでしたが、1次選考で内容を問われました。
1次選考
7社のうち、3社は見送りとなってしまいました。以下はFBなどを踏まえた理由になります。
- 技術力不足
- カルチャーマッチしなかった
- 志望度が低いと受け取られた
技術力不足の企業については、内容が技術面接となっており、API設計のようなことをその場で問われたのですが
あまり業務で触れてこなかった部分を問われたことなどもありなかなか悲惨な時間だったことを覚えています。
その後かなり反省して自分で回答を作り直したりインプットし直したりしました。
ただ、技術力がなくても考え方を評価する企業もあるので、その辺は気にしすぎない方がいいかもしれません。
2次選考
4社のうち、2社はスケジュールの都合で先行して進んでいました。
1社は1次の時点でかなりカルチャーマッチしている印象でしたが念のため対策し、結果的にそこまで深掘りもされず早めに面接が終了し、通過となりました。
もう1社は技術レベルがかなり高く、事前にかなり対策をしていたのですが、選考を担当された方が非常に優秀で、自分のやってきたことや考えを汲み取って自分以上に噛み砕いた説明をされたり、深堀りも痛いところを突いてきて回答に苦しむなど、これはダメだな...と感じていたのですが、その場で通過となりました。
他の2社については、他社のオファー面談が出ていたときに日程調整の段階だったため、辞退しました。
最終選考
1社はもはや選考というか現場面談のような感じで、配属予定先の方とお話するような形式でした。その後数日して内定が出ました。
もう1社は役員の方との面接で、技術力というよりはどんな仕事をしてきたかという観点での深掘りがされましたが、こちらは面接中にも好印象をいただき、翌日内定の連絡がありました。
オファー
オファー面談後は、転職ドラフトのエージェントさんや、知り合いのエンジニアやビジネス職の方から情報収集するなどして、1社に決めてオファーを承諾しました。
転職ドラフトを使って良かったこと
レジュメのレビュー依頼ができる
他サービスにもあったりしますが、転職ドラフトには審査担当というチームがあるらしく、他よりもかなり的確にアドバイスいただけていたと思います。
他の参加者のレジュメを見ることができる
これは他サービスにはない特徴かと思います。あくまで公開された経歴のみですが、経験をどう伝えるかの参考になります。
また提示額も合わせて見ることができるので、市場価値の高い経験とは何かがなんとなくわかります。
あと単純にいろんな人のトライアンドエラーが見られて勉強になります。
現年収を非公開にできるので、経験を適切に評価した上で年収額が提示される
これも転職ドラフトならではだと思いますし、仮にそこまで年収額が変わらなくても、エンジニアとしては経験に対して評価してもらえるのは納得感がありますし、期待よりも高い金額であれば嬉しいと感じると思います。
企業から指名があると、「課題」「指名理由」「任せたいこと」が必ず記載されるようになっている
いわゆるスカウトメール的なものだと企業によってフォーマットがバラバラだったりします。
なのでこのフォーマットで必ず書かれていると企業の熱量とか自分のレジュメをどれだけちゃんと読んでくれているかがわかって安心します。
特に「指名理由」は、どの企業の選考に進むかという点で非常に参考になりました。
事務局からの返事が早い
何度か問い合わせをする機会があったのですが、返事もその後の対応も迅速でした。
転職ドラフトで改善してほしいこと
正直特にないです。
強いて言えば企業とのやり取りで使えるカレンダー機能(面談や面接の日程を管理できる機能)のUIが若干使いづらいかなというくらいでしょうか。
基本的にとても良いサービスだと思います。
どんなレジュメを書いたか
主観も入るかもしれませんが、自分が意識した点を書きます
とにかく詳細に書く
正直、自分がやってきたことはそこまで大したことではないと思っているのですが、書く内容でどれだけ知識があるか、どれだけシステムに関心があるかを伝えることができると思っています。
例えばAWSを使っているとして、使用技術にAWSとだけ書くのではなく、何のサービスを使ったのか、またそれが何を提供するものなのか(サービス名の羅列ではなく、どういう用途でそのサービスを使ったのか)まで書くと、(これは自分が現職で採用担当をしているので感じるところですが)この人は技術を理解して使っているんだな、と感じられると思います。
それ以外でも、開発した機能についてや開発プロセスなども、詳細に書くことで自身がどの程度そのプロジェクトに深く関与したかというのが伝わると思います。
また、レジュメに詳細に書いておくと面接の際に更に深掘りするような質問をされたりするので、面接の時間がより有意義になると思います。
取り組んだ課題とアプローチは重点的に書く
自分が受けた選考では大体「困難だったこととそれに対するアプローチ」を聞かれました。
これは別に成功体験である必要はなく、結果として失敗であっても評価される傾向があると思います。
むしろ自分は良い成果を残したエピソードでも「失敗した点はあったか」を問われたりしました。
キャリアが浅かったり、技術的に尖った部分がなかったりすると「主体性を持っているか」は特に求められるような気がするので、この辺りは深掘りされてもいいようにしておくと良いと思います。
最後に
これは転職ドラフトというか転職活動の話になりますが、「応募してもなかなか選考が通過できない」という悩みを抱えられている方がいたら「マッチする企業に出会えていないだけ」ということを伝えたいです。
自分も過去含めて内定をいただいた企業は全く多くないですし、やはりエンジニアとしてキャリアを開始するのが遅すぎたとか、まだまだ技術力が全然足りないとか、市場において自分に価値がないという自己評価をしていて本当に悩んでいました(もっと技術を学べばいいだけの話でもあるのですが、年齢的な焦りもありました)。
ただ、転職活動というのはスキルを測るものではなく「その時点でその企業にマッチするかどうか」なので、タイミングもありますし、自分の市場での評価に直結するわけではないと思います(自分が内定をいただいたうちの1社は過去に書類で落ちてます)。
なので、技術力は当然磨きつつ、自分の志向性や仕事への向き合い方などを分析して、自分がどうなりたいのか?何が楽しいと感じるのか?といったことを人に説明できるようにしておけば、自分にとって本当に良い転職ができるのではないかと思います。
あと経験則として、直感的に合いそうだなと感じた企業はありのままの姿勢で臨むとすんなり選考通過したりします(もちろん話すことの整理は必要ですが)。
以上です。
もしこの記事を読んで転職ドラフトをやってみたいと思っていただけたら、登録後にマイページで紹介コード「YTBA
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よろしければご活用ください。
長々と失礼しました。
読んでいただきありがとうございました!