#IFTTTとは
IFTTT(イフト)とは、異なるwebサービスを組み合わせて連携させることのできるサービスです。「If This Then That」の略で、直訳すると「もし○○をしたら、○○をする」という意味になります。例えば、以下のような活用が可能です。
- Instagramに画像を投稿したら自動的にTwitterにも投稿する
- 家に近づいたらエアコンを自動でつける
- 天気の悪い日や紫外線が強い日にLINE等でお知らせする
#使用機器
今回はスマートリモコン「Nature Remo 3」とスマート電球「Yeelight」を使って、暗くなったら自動で照明が点くよう制御します。
###Nature Remo 3
赤外線通信可能なスマートリモコンであり、既存の複数のリモコンをスマートフォンひとつにまとめることが可能。オートメーションを利用して、時間や位置情報、搭載された4つのセンサ(温度、湿度、照度、人感)を使って部屋の状況に応じた家電の自動操作が可能。スマートスピーカー(Google Home, Amazon Echo, Apple HomePod)とも連携可能。
###Yeelight
スマートLED電球。明るさの程度を5%~100%の範囲で調整可能。Wi-Fiに接続するだけ、ハブやブリッジなどは不要。スマートスピーカー(Google Home, Amazon Echo, Apple HomePod)と連携すればハンズフリーで電球をコントロール可能。
#照明の自動制御
IFTTT は「アプレット」と呼ばれるルールを作成し、これを実行することで家電操作等を行います。「アプレット」は「トリガー(あるサービスを発動させるためのきっかけ)」と「アクション(トリガーが動作したら、実行される内容)」を組み合わせて作成します。
今回の場合は、「暗くなったら(トリガー)、照明を点ける(アクション)」というアプレットを作成し、実行します。
###アプレットの作成
IFTTTのサイトにアクセスしてまずは会員登録すると次のようなマイページにアクセスできます。アプレットを作成するにはまず「Create」を選択します。
次にトリガーを設定します。「If This Than That」のIf This部分の「Add」を選択します。
トリガーとして利用するサービスを選択します。今回は「Nature Remo」を選択します。製品がIFTTTで操作できるように、IFTTTを許可する認証画面が出てきます。製品のサービスへのログインが必要です。
「Nature Remo」のトリガーの種類を選択します。今回は「暗くなったら」というトリガーをセットしたいので、「Becomes daker(for Nature Remo 3)」を選択します。
使用するデバイスと任意の明るさを設定し、「Create trigger」を選択するとトリガーがセットされます。
続いてアクションをアクションを設定します。「If This Than That」のThen That部分の「Add」を選択します。
アクションとして利用するサービスを選択します。今回は「Yeelight」を選択します。トリガー設定のときと同じく、製品のサービスへのログインが必要です。
「Yeelight」のアクションの種類を選択します。今回は「ライトを点ける」というアクションを設定したいので、「Toggle lights on/off」を選択します。
設定したいライトとON/OFFを設定し、「Create Action」を選択するとアクションがセットされます。
最終的に次のようなレビューが表示され、「Finish」を選択することでアプレットを作成することができます。
#まとめ
今回はIFTTTにて「暗くなったら、照明を点ける」というアプレットを作成しました。IFTTTは組み合わせによって様々な家電制御が可能なので、いろいろと試してみましょう。
###参考URL
[https://ifttt.com/explore]
[https://nature.global/]
[https://atmarkit.itmedia.co.jp/ait/articles/1711/22/news031.html]