2
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

Androidアプリケーション技術者認定試験ベーシックの試験範囲の知識をまとめた(15)

Posted at

アプリケーション管理

バージョニング

バージョン管理の方法

バージョン情報はAndroidManifest.xmlで指定する
以下2種類がある。

  • android:versionCode

バージョンを機械的に判別するための番号。ユーザーには表示されない。番号は整数で設定し、通常初回は1にする

  • android:versionName

アプリケーションのバージョンを表す文字列。ユーザーに表示される。用途は表示だけ。

限られたバージョンでのアプリケーション

利用できる最小のAPIバージョンを指定するにはマニフェストファイルの<uses-sdk>タグにandroid:minSdkVersionに最小バージョンのAPIレベルを指定する。

<uses-sdk>タグ

  • android:targetSdkVersion 指定したAPIレベルでテスト済みであることを示す
  • android:maxSdkVersion 利用できる最大のAPIレベルを指定する。原則的には設定しない。(基本的にAndroidは下位互換があるため)

プライベートキーの生成

アプリケーションをインストールするために

インストールするためには必ず署名されたアプリケーションである必要がある。Eclipseで開発中はAndroidSDKでデバッグキーが生成されてADTプラグインにより自動的に署名されるため意識する必要はない。

アプリケーションを公開するために

Google Playなどに公開するためには、独自にプライベートキーを生成する必要がある。

プライベートキーを生成するために

プライベートキーを生成するには、JDKに付属のkeytoolを使う。JDKのbinフォルダにkeytool.exeとして格納する。

keytoolのオプション

オプション 意味 設定値
-genkey キーを生成するときに指定 なし
-v 詳細な内容を表示する際に指定 なし
-keystore キーストアのファイル名 xxx.keystore
-alias キーの別名 xxx
-keyalg キー生成時の暗号化アルゴリズム DSAまたはRSA
-validity キーの有効日数 10000
-storepass キーストアのパスワード -
-keypass キーのパスワード -
-list キーを確認する際に指定 なし

コマンドを実行するとキーストアのパスワードが求められる。キーストアとはキーや証明書を格納している保護されたファイルのこと

Maps API Keyの登録

地図を表示するために

地図表示を行うためにはGoogle Maps APIのMapViewを用いることで、アプリケーションに地図を表示できる。
そのためにはGoogle Mapsへ登録する必要がある

地図表示をするプロジェクトを作成する

MapActivityとMapViewは標準のSDKには入っていない。Google APIsに入っているので、インストールする必要がある

MD5フィンガープリントの取得

フィンガープリントとは、指紋という意味でMaps API Keyを取得するために必要な情報。プライベートキーからフィンガープリントを確認できる。

Maps API Keyの取得

サイトにアクセスして、Maps API Keyを取得する。利用規約に同意し、MD5フィンガープリントを入力する必要がある。(Googleアカウントも必要)

MapViewへのMaps API Keyの設定

取得したMaps API KeyはMapViewのandroid:apiKeyにたいして設定する。(レイアウトファイルとかの話)

地図表示のために

地図を表示するにはマニフェストファイルに外部ライブラリの仕様を定義する必要がある。<application>タグの子タグとして<uses-library>タグを記述する。他に地図情報をネットからダウンロードするために<uses-permission>タグでインターネットの使用許可も得る必要がある

アプリケーションへの署名

フィンガープリントを取得する際に使用したプライベートキーを用いてアプリケーションに署名する。

2
2
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?