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[AWS]DBサーバーの構築方法

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2020年2月1日現在の内容です。

構築するDB
スクリーンショット 2020-02-01 17.42.23.png

用語説明

RDS(Relational Database Service)

AWSクラウド上のフルマネージドリレーショナルデータベースのサービス

  • 構築・運用の手間を軽減できる
  • AWSエンジニアがデータベース設計のベストプラクティスを適用している

     ↓

コア機能の開発に注力できる

オンプレミス On EC2 RDS
アプリ最適化 アプリ最適化 アプリ最適化
スケーリング スケーリング スケーリング
バックアップ バックアップ バックアップ
アップデート アップデート アップデート
OSインストール OSインストール OSインストール
物理サーバー設置 物理サーバー設置 物理サーバー設置
  • 利用可能エンジン
    • MySQL
    • PostgreSQL
    • Oracle
    • Microsoft SQL Server
    • Amazon Aurora
    • MariaDB
  • 各種設定グループ
    • DBパラメータグループ:DB設定値を制御
    • DBオプショングループ:RDSへの機能追加を制御
    • DBサブネットグループ:RDSを起動させるサブネットを制御

特徴

  • 高い可用性
    • マルチAZ(複数のアベイラビリティゾーンに配置)を簡単に構築
      • あるアベイラビリティゾーンで障害が発生しても、別のアベイラビリティゾーンのDBを利用できる
  • パフォーマンスの向上
    • リードレプリカ(マスターDBを複製した読み込み専用DB)を簡単に構築
      • DBを参照する時はリードレプリカ、DBを更新する時はマスターに分けることで負荷を分散できる
  • 運用負荷の軽減
    • 自動的なバックアップ
      • 1日1回バックアップを自動取得(スナップショット)
      • スナップショットを元にDBインスタンスを作成(リストア)
    • 自動的なソフトウェアメンテナンス
      • メンテナンスウインドウで指定した曜日・時間帯にアップデートを自動実施
    • 監視
      • 各種メトリクス(監視対象のデータ)を60秒間隔で取得・確認可能

プライベートサブネットの作成

AWSコンソールからVPCを検索し、クリック
スクリーンショット 2020-01-26 21.06.22.png

サイドバーから「サブネット」をクリック
スクリーンショット 2020-01-26 21.08.20.png

現在プライベートサブネットはアベイラビリティゾーン「1a」のみ存在することを確認
スクリーンショット 2020-01-26 21.11.48.png

「サブネットの作成」をクリック
スクリーンショット 2020-01-26 21.12.56.png

以下の通り入力し、「作成」をクリック
スクリーンショット 2020-01-26 21.15.59.png

サブネットが作成されていることを確認
スクリーンショット 2020-01-26 21.18.03.png

RDSの作成準備

セキュリティグループの作成(EC2)

AWSコンソールからEC2を検索し、クリック
スクリーンショット 2020-01-26 21.26.08.png

サイドバーから「セキュリティグループ」をクリック
スクリーンショット 2020-01-26 21.27.35.png

「セキュリティグループの作成」をクリック
スクリーンショット 2020-01-26 23.06.58.png

任意のグループ名、説明、作成したVPCを入力
スクリーンショット 2020-01-26 23.10.36.png

「ルールの追加」 → 以下の画像の通り入力し、「作成」をクリック
タイプはMySQLの構築のため「MYSQL/Aurora」、ソースはEC2インスタンスのグループIDを指定
スクリーンショット 2020-01-26 23.14.51.png

作成したセキュリティグループのインバウンドから設定内容を確認
スクリーンショット 2020-01-26 23.25.02.png

DBサブネットグループの作成

サービスから「RDS」を検索
スクリーンショット 2020-02-01 14.03.17.png

サイドバーの「サブネットグループ」をクリック
スクリーンショット 2020-02-01 14.05.37.png

「DBサブネットグループの作成」をクリック
スクリーンショット 2020-02-01 14.08.33.png

任意の名前・設定、作成したVPCを選択
スクリーンショット 2020-02-01 14.12.37.png

作成した2つのプライベートサブネットを追加し、「作成」をクリック
スクリーンショット 2020-02-01 14.16.17.png

DBサブネットグループが作成されていることを確認
スクリーンショット 2020-02-01 14.18.27.png

DBパラメータグループの作成

サイドバーの「パラメータグループ」をクリック
スクリーンショット 2020-02-01 14.22.16.png

「パラメータグループの作成」をクリック
スクリーンショット 2020-02-01 14.24.53.png

以下の通り設定し、「作成」をクリック
パラメータグループファミリー:対象のDBを指定
グループ名・説明:任意の名前
スクリーンショット 2020-02-01 14.26.57.png

パラメータグループが作成されていることを確認
スクリーンショット 2020-02-01 14.32.05.png

パラメータを編集する際は、対象のパラメータグループをチェックし、パラメータグループアクション → 編集をクリック
スクリーンショット 2020-02-01 14.36.13.png

編集したい項目の値を変更し、「変更の保存」をクリックすることで変更できる
「変更可能」のtrue/falseで変更可能な項目を判別できる
「適用タイプ」がdynamicはRDSインスタンスが起動中でも反映され、staticはRDSインスタンスが起動されるまで反映されない
スクリーンショット 2020-02-01 14.38.45.png

DBオプショングループの作成

サイドバーの「オプショングループ」をクリック
スクリーンショット 2020-02-01 14.47.59.png

「グループの作成」をクリック
スクリーンショット 2020-02-01 14.50.06.png

以下の通り設定し、「作成」をクリック
名前・説明:任意の名前
エンジン:対象のDB
メジャーエンジンのバージョン:DBのバージョン
スクリーンショット 2020-02-01 15.02.32.png

デフォルトと自分が作成したグループの2つが作成されていることを確認
基本的にオプショングループを編集する際は自分の作成したグループを指定する
スクリーンショット 2020-02-01 15.05.39.png

RDSの作成

サイドバーの「データベース」をクリック
スクリーンショット 2020-02-01 15.20.15.png

「データベースの作成」をクリック
スクリーンショット 2020-02-01 16.01.59.png

以下の通り設定し、「作成」をクリック
VPC,サブネットグループ,セキュリティグループ,DBパラメータグループ,オプショングループは作成したものを選択
スクリーンショット 2020-02-01 16.16.15.png
スクリーンショット 2020-02-01 16.17.33.png
スクリーンショット 2020-02-01 16.19.04.png
スクリーンショット 2020-02-01 16.20.51.png
スクリーンショット 2020-02-01 16.23.48.png
スクリーンショット 2020-02-01 16.28.29.png
スクリーンショット 2020-02-01 16.30.19.png
スクリーンショット 2020-02-01 16.32.10.png

DBインスタンスが作成中になっていることを確認
スクリーンショット 2020-02-01 16.37.57.png

DBインスタンスを停止させる場合は、アクション → 停止をクリック
本番環境のDBインスタンスは停止させないこと → 停止に時間がかかる・AWSのRDSインスタンスのリソースが余っていなかった場合、しばらく起動できないため
スクリーンショット 2020-02-01 16.51.05.png

WebサーバーからRDSへ接続

ターミナルからEC2へSSHログイン
スクリーンショット 2020-02-01 17.03.06.png
ssh -i test-ssh-key.pem ec2-user@18.179.167.73

MySQLのインストール
sudo yum -y install mysql

RDSインスタンスのエンドポイントを確認
スクリーンショット 2020-02-01 17.08.08.png

DBへログインできることを確認

[ec2-user@ip-10-0-10-10 ~]$ mysql -h test-web.czelx3q0xopr.ap-northeast-1.rds.amazonaws.com -u root -p
Enter password:
Welcome to the MariaDB monitor.  Commands end with ; or \g.
Your MySQL connection id is 13
Server version: 8.0.16 Source distribution

Copyright (c) 2000, 2018, Oracle, MariaDB Corporation Ab and others.

Type 'help;' or '\h' for help. Type '\c' to clear the current input statement.

MySQL [(none)]>

参考

AWS:ゼロから実践するAmazon Web Services。手を動かしながらインフラの基礎を習得

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