Git を扱う際に、checkout
、branch
、commit
、status
などを使用しますが、これが長くて打つのだるいなぁと思ったことはないでしょうか。そんなめんどくささは「Git エイリアス」を使うと解決することが出来ます。
#Git エイリアスとは
- Git コマンドを別名で実行(入力)できるもの
- コマンドを短縮化できるので入力が非常に楽になるもの
というくらいの理解で OK でしょう。
#設定方法
設定方法は超シンプルで、コマンドで実行する方法と .git/config
ファイルへ書き込むする方法があります。
##コマンドで設定する方法
以下のコマンドを実行するのみです。
$ git config --global alias.co checkout
$ git config --global alias.br branch
$ git config --global alias.ci commit
$ git config --global alias.st status
このような設定をすることで、例えば次のコマンドは同じ意味になります。
(設定前) git checkout
(設定後) git co
##Config ファイルを書く方法
./git/congig
ファイルを開き、以下の様に記載します。
[alias]
co = checkout
br = branch
ci = commit
st = status
#エイリアスを確認する方法
ファイルを直接開いて確認するのは面倒なので、以下 Config コマンドで確認することが出来ます。
git config --get-regexp alias
例えば、上述4つの Config コマンドを実行したあとで、git config get
を実行すると以下のような形になります。
C:\Users\komiyasa>git config --get-regexp alias
alias.co checkout
alias.br branch
alias.ci commit
alias.st status
簡単にショートカットのような Alias を設定することができました。
#参考
Git の基本 - Git エイリアス
gitで登録したaliasコマンド一の覧や内容をイイ感じに確認できるようにしてみた