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MacにVirtualBoxでUbuntuを立てる方法【画像での解説つき】

Last updated at Posted at 2018-01-14

Mac(10.13)にVirtualBoxでUbuntu16.04を立てる方法について、スクリーンショットでの説明を交えながら簡単に解説させていただきます。

この記事では以下の状態を目指します。
① ホストOSであるMacの上でUbuntu16.04がゲストOSとして動作するようにします。
② ホストOS(Mac)からゲストOS(Ubuntu)にSSHでログインできるようにします。
③ ゲストOS(Ubuntu)はインターネットに接続できるようにします。

Virtual Boxのインストール

Oracleのページにアクセスしましょう。するとホストOSごとにダウンロードリンクが用意されています。ご自身のOSにあったものをダウンロードしてください。この記事ではMacを対象としているのでMacOSXのところをクリックしてダウンロードします。

ダウンロードが完了したら通常のアプリケーションと同様にインストールしてください。インストールが終わってVirtualBoxを起動すると以下のような画面が出てきます。

これでVirtualBoxのインストールは完了です。

Ubuntuイメージのダウンロード

Ubuntuのページにアクセスしましょう。

ダウンロードと書かれているボタンをクリックします。次の画面で支払うお金を尋ねられます。ご自身の判断で数値を設定してください。無料(全て$0)でもダウンロードできます。

Ubuntuのインストール

さて、Ubuntuのダウンロードが完了したらVirtualBox上にインストールしていきましょう。先ほどのVirtualBoxの画面の新規ボタンを押してください。


名前を適当につけます。任意の名前でOKです。

割り当てるメモリを指定します。ご自身の環境にあわせて設定してください。筆者のMacBookProは16GB搭載だったので、その半分の8GBを割り当てました。

仮想HDを作成するを選んでください。

VDIを選んでください。

固定サイズを選んでください。

ディスクの容量を指定します。ご自身の環境にあわせて設定してください。筆者の環境では500GBほどの余裕があったので適当に100GBを割り当てました。

作成ボタンを押すとしばらく待ち状態になります。

完了すると以下のような画面になります。

次に、VirtualBoxでネットワークの設定をします。画面右側中段の「ネットワーク」をクリックして詳細設定画面を開いてください。

こんな画面が開きます。「アダプター1」を「ホストオンリーアダプター」に設定してください。

次に「アダプター2」を「NAT」に設定してください。

OKボタンを押すともとの画面に戻ります。「ネットワーク」の箇所に先程設定したアダプターが表示されていることを確認してください。きちんと設定されていれば、画面上部の「起動」ボタンを押しましょう。

ディスクイメージのパスを尋ねられます。事前にダウンロードしておいたUbuntuのイメージを指定し、「Start」を押してください。

日本語を選びます。

アップデートをダウンロードするを選び、次に進みます。

「ディスクを削除して〜」を選びます。※ホストOSが削除されるわけではないのでご安心ください。

「続ける」を選びます。

「Tokyo」を選びます。

「日本語」を選びます。

名前、マシン名、パスワードを入力します。これらは任意でOKです。

インストールが始まるので完了するまで少し待ちます。

インストールが完了すると再起動を求められます。「今すぐ再起動する」をクリックします。※ホストOSが再起動するわけではありません。

これでインストールは完了です。

Ubuntuのネットワーク設定

再起動後、ログインするとUbuntuのデスクトップ画面が表示されます。左に表示されているメニュー(FireFoxやAmazonのアイコンが並んでると思います)の一番上のアイコンをクリックして「terminal」と入力してください。すると、端末というアプリケーションが見つかるのでこれをクリックします。

ここからはターミナル上で操作していきます。まずはvimとopenssh-serverをインストールしましょう。

sudo apt-get install vim openssh-server

次に、/etc/network/interfacesを編集します。

sudo vi /etc/network/interfaces

以下のように記述して保存します。※enp0s3という表記は見慣れない方も多いと思いますが、これはUbuntu15から導入されたNICの新しい命名規則です。enp0s3が無いという方は、ifconfigなどのコマンドでNICの名前を確認し、そのNIC名で読み替えてください。

auto enp0s3
iface enp0s3 inet static
address 192.168.56.99
netmask 255.255.255.0

再起動します。

sudo reboot

以上で、Ubuntuのネットワーク設定が完了です。

SSHでログインする。

Macのターミナルを開き、Ubuntuにsshでログインできるか試します。

ssh komah@192.168.56.99

ログインできることが確かめられました。

インターネットにもつながります。

以上、Mac(10.13)にVirtualBoxでUbuntu16.04を立てる方法について解説させていただきました。楽しいUbuntuライフを!

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