Shader Graphを使ったARアプリを作ったのですが、情報があまりまとまってなかったのでまとめます。
作ったアプリについてはこっちで詳しく書いてます。
【Unity】Shader GraphでVertex Animation Textureを使う
ARで表示するCGを、現実の空間に溶け込ませるための影や地面のオクルージョンについてはこちらの記事にまとめています!
【Unity】ARで表示するCGを現実になるべく馴染ませる
#環境
Unity 2019.4.1f1
Universal RP 7.3.1
ARFoundation 3.0.1
ARKit XR Plugin 3.0.1
Macbook Pro 13 2017 Mid メモリ8GB
MacOS 10.14.6
iPhone XS
iOS 13.6
#参考にしたもの
AR FoundationをURPに対応させる一連の流れ
https://www.jyuko49.com/entry/2020/05/17/211358
URPでARFoundationを使う手順とエフェクトのかけ方
https://youtu.be/jyGQErgVE8E
#手順
##1. URPでファイル作る
URPが予めインポートされて楽です。
##2. iOSに変更
プラットフォームをiOSに変更します。
##3. Packageをインポート
Package ManagerからARFoundation、ARKit XR Pluginをインポートします。
##4. PlayerSettingの設定
Build Setting → Player Settings → Player/Other Settingsで
・Camera Usage Description : Camera required for AR
・Target minimum iOS Version : 12.0
・Architecture : ARM64
・Bundle Identifierの設定
Company Name:hoge
Product Name:TestApp
の場合
com.hoge.TestApp
を設定し、
Player/XR Plug-in Managementで
・iOSタブ/Plug-in Providers/ARKitにチェックを入れます
##5. Project、Sceneの変更
Assets/SettingのFowardRendererのRenderFeaturesにAR Background Renderer Featureを追加します。
SampleSceneのMain Cameraを消して、XR/AR Session OriginとXR/AR Sessionを追加します。
以上で、ARFoundationでShader Graphを使える準備が整いました。
##補足
ARの開発は実機テストに時間がかかるのがネックだと思うのですが、このアセットを使うとビルドせずに実機で確認できたのでめちゃくちゃ楽でした。$60の価値、あります。
AR Foundation Editor Remote