本記事もplaintext-jaでコーディングされています。
プログラミング言語「plaintext」のご紹介
プログラミング言語は多く存在しますが、その多くはコンピューターにとって効率的に作られており、学習するには少し難しいことがあります。そこで紹介したいのが「plaintext」という新しいプログラミング言語です。plaintextは、プログラミングの初心者にとっても理解しやすいように設計されています。
なぜ「plaintext」を作ったのか？
一般的なプログラミング言語は、コードがコンピューターにとって理解しやすい形式で書かれているため、学習者にとっては少し複雑に感じることがあります。「plaintext」は、人間が直感的に理解できるように作られており、プログラミングの基礎を学ぶのに最適なツールです。
「plaintext」の主な特徴
-
拡張子:
.txt（普通のテキストファイルとして保存します） - 自然言語で記述: 普段使う言葉でプログラムを記述できます
- 日本語対応: 日本語に対応した「plaintext-ja」も用意されています
- どんなOSでも使える: Windows、Mac、Linuxなど、ほとんどのコンピュータで利用可能
- シンプルな入出力: プログラムの結果はテキストファイルに出力されます
どのように使うのか？
plaintextは特別なソフトウェアを必要とせず、普通のテキストエディタでコードを書きます。その後、簡単な手順でプログラムを実行することができます。
- プログラムを書く: 普通のテキストエディタに自然な言葉でプログラムを書きます。
- プログラムを実行する: コードを実行すると、指定したファイルに結果が出力されます。
コードの例
「Hello, World!」
以下は「Hello, World!」というメッセージを表示するプログラムの例です。
hello_world.txt
Hello, World!
このコードを実行すると、画面に「Hello, World!」と表示されます。シンプルでわかりやすいですね。
FizzBuzzプログラム
「FizzBuzz」は、1から順に数字を表示しながら、特定の条件で「Fizz」や「Buzz」を表示するプログラムです。plaintextでは以下のように記述します：
init.txt
「echo "hoge" > number.txt」を実行してください
「touch result.txt」を実行してください
「
echo '
「cat number.txt | wc -l」を実行した結果を記憶してください。以下これを記憶<N>と呼びます
記憶<N>は30より大きいですか？
そうならば、「cat result.txt」を実行してください
そうではないなら、
記憶<N>は15の倍数ですか？
そうならば、「echo "fizzbuzz" >> result.txt」を実行してください
そうではないなら、記憶<N>は3の倍数ですか？
そうならば、「echo "fizz" >> result.txt」を実行してください
そうではないなら、記憶<N>は5の倍数ですか？
そうならば、「echo "buzz" >> result.txt」を実行してください
そうではないなら、「echo 記憶<N> >> result.txt」を実行してください
「echo "hoge" >> number.txt」を実行してください
記憶<N>を忘れてください
「cat main.txt」を実行してください' > main.txt
」を実行してください
「cat main.txt」を実行してください
実行結果
1
2
fizz
4
buzz
fizz
7
8
fizz
buzz
11
fizz
13
14
fizzbuzz
16
17
fizz
19
buzz
fizz
22
23
fizz
buzz
26
fizz
28
29
fizzbuzz
まとめ
plaintextは、プログラミングの基本を学ぶためのシンプルで直感的な方法です。複雑な設定や難しい文法はなく、プログラムを書く楽しさを体験しやすくしています。初心者の方でもすぐに試せるので、ぜひチャレンジしてみてください！