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クロスサイトスクリプティングってなんだ

Last updated at Posted at 2018-05-01

#魔法の言葉:クロスサイトスクリプティング
「クロスサイトのテストやって」との上司指示。
「承知しました!」・・・知らんけど。

ってことで、まとめサイトをググってみた。

##クロスサイトスクリプティング とは

  • セキュリティホールの一種
  • HTTPレスポンスに埋め込まれたJavascriptやタグにより、ブラウザ側に誤動作を行わせる
  • 略称:XSS

##具体例

  • サイト利用者のCookie情報や入力情報が盗まれる

##ブラウザ仕様の注意点

  • IEのデフォルト設定では拡張子ではなく、ファイルの内容によってファイルタイプを決定する。HTTPレスポンスのContent-Typeがimage/bmpであり、かつ拡張子がbmpであっても、ファイルの内容がHTMLであれば、HTMLと判断し、スクリプトが実行される。

##対策

  • スクリプトを埋め込む必要がない箇所には、登録自体を禁止、または受け渡しを禁止する
  • タグを無効化してから表示する
  • aタグのリンクに入力データを使用したい場合、URLを絶対パスで記述する
  • スクリプトのコード内には入力データをなるべく使用しない
  • TMLで特別な意味を持つデータである「<」「>」「"」「'」「&」をそれぞれ、「<」「>」「"」「'」「&」に変換する
  • IEはファイルアップロードが可能なアプリケーションの場合、ファイルの内容にHTMLタグが含まれていないことなどアップロードしても安全なファイルであことを確認する仕様にする

##テストをする前に
###何が不具合と認識されるのか調べる
サイトポリシーを参照して、何が不具合に当たるのかを確認する。

  • 例1. 入力OKだが表示は無効
  • 例2. 入力自体が禁止
  • 例3. 機能的にHTMLは入力OK

##テスト方法・其の1
手段 1

  1. URLパラメータに、スクリプトを指定してアクセスしてみる
  2. スクリプトが無効化されているか確認する

手段 2

  1. 入力ホーム欄にスクリプトを入力して処理してみる
    (例えば<ahref=’http://attack’>attack<\/a>と入力して登録)
  2. 入力内容を表示するページへ遷移し、スクリプトが無効化されているか確認する。
    (例えば"attack"がリンク表示されていれば NG)

##テストデータ例・其の1

<!-- シングルクォートを利用したケース -->
   >>'<script>alert('Test')</script>

<!-- ダブルクォートを利用したケース -->
  >"><script>alert("Test")</script>

<!-- IMGタグのsrc属性にJavascriptを利用したケース -->
  >"><img src="javascript:alert('Test')">

<!-- IE限定でstyle属性を利用したケース -->
  " style = "background:url(javascript:alert('Test'))" OA="

<!-- Javascriptに入力データを動的に埋め込むケース -->
  '+ alert('Test') +'

##テスト方法・其の二
Hiddenフィールドやセレクトボッックス、ラジオボタンの脆弱性チェック
→ HTTPリクエストを変更できるプロキシを利用

  1. ブラウザのプロキシ設定で以下を設定

    ・ プロキシサーバ:localhost

    ・ ポート番号:8080
  2. HTTP Proxyが転送するHTTPリクエスト/レスポンス処理方法を「Manual」に設定

    → 受け取ったHTTPリクエストをHTTP Proxyで受け、内容を変更してサーバへ転送が可能になる
  3. 受け取ったリクエスト/レスポンスを変更して送信

    ・ 入力するパラメータ値はテスト其の1を参照

参考
https://japan.zdnet.com/article/20360061/2/

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