簡単な備忘録(やってみたら簡単じゃなかった)
やりたいこと
- 本ドメイン「test-kojiisd.tk」はGCPのCloud DNSで管理している(ドメイン取得はFreenomを利用)
- サブドメイン「dev.test-kojiisd.tk」を作成するが、このドメイン管理はRoute 53で行いたい
- サブドメインは、S3のコンテンツに静的Webホスティングをしたい
いわゆる、「メインのドメインは移管できないから、サブドメインからAWSで管理したいパターン」です。
メインドメインについて
メインドメインを取得して、静的ページを適当に割り当てています。
ネームサーバはGCPのものを利用
Cloud DNSでZoneを登録すると発行されるNameServerの情報をFreenomのNameServer設定欄に入力します。
これでしばらくすればtest-kojiisd.tk
のNameServer設定がGCPの設定になっていることが確認できます。
$ dig ns test-kojiisd.tk
:
:
;; ANSWER SECTION:
test-kojiisd.tk. 60 IN NS ns-cloud-a4.googledomains.com.
test-kojiisd.tk. 60 IN NS ns-cloud-a1.googledomains.com.
test-kojiisd.tk. 60 IN NS ns-cloud-a2.googledomains.com.
test-kojiisd.tk. 60 IN NS ns-cloud-a3.googledomains.com.
サブドメイン側コンテンツ準備
サブドメイン作成に向けての準備をします。サブドメインは最初に書いた通りdev.test-kojiisd.tk
とします。
S3にデータの配置、Webホスティング
適当に作成したindex.htmlを配置して、静的ホスティングの設定をします。特に難しい点はないので省略。バケットポリシーの設定などお忘れなく。
Route 53でサブドメインの管理
Route 53でdev.test-kojiisd.tk
を管理するためのHost Zoneを作成します。(具体的な手順は省略)そこで生成されるNSレコードを、Cloud DNS側に追加します。(FQDNとして認識させるために、最後のドットを入れることを忘れずに)
GCPで管理している場合は、SOAレコードの「シリアル番号」を更新することを忘れずに。(自動では更新されない模様)
これで設定自体は完了です。dig
コマンドでdev.test-kojiisd.tk
のNSレコードが以下のようにGCP側のNSレコードを含む内容になっていればOK。
$ dig ns dev.test-kojiisd.tk
:
:
;; ANSWER SECTION:
dev.test-kojiisd.tk. 60 IN NS ns-xxxx.awsdns-xx.co.uk.
dev.test-kojiisd.tk. 60 IN NS ns-xxxx.awsdns-xx.com.
dev.test-kojiisd.tk. 60 IN NS ns-xxxx.awsdns-xx.net.
dev.test-kojiisd.tk. 60 IN NS ns-xxxx.awsdns-xx.org.
まとめ
この辺の知識が自分に足りないことがよくわかった。