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「Win+R」から始まるWindowsのショートカット

Last updated at Posted at 2021-05-03

Y子です。
今日は、「Win+R」(ファイル名を指定して実行)から始まる、Windowsの便利なショートカットをメモっておきます。
確認環境:Windows 10 Pro (Bld. 19041.928)

「ファイル名を指定して実行」とは何か

「ファイル名を指定して実行」とは、パスが通っているアプリを簡単に起動するための、簡易的なコマンド入力画面のことです。

見た目はこんな感じ。
WinR.png

起動手順は複数あると思いますが、ここでは2通り紹介しておきます。
どちらで起動しても、同じ「ファイル名を指定して実行」が表示されます。

(1) 「スタートメニュー」→「Windowsシステムツール」→「ファイル名を指定して実行」
Start-ファイル名を指定して実行.png

(2) ショートカット「Win + R

覚えておきさえすれば、後者の方が圧倒的に楽ですね。

次項からは、「ファイル名を指定して実行」が表示されている状態で入力するコマンドについて述べます。

アプリを起動する

これらのコマンドはパスが通っているため、「ファイル名を指定して実行」から使えます。
わたしは、上の3つ(cmdnotepadcalc)は特によく使っています。

入力するコマンド 起動するプログラム 備考
cmd コマンドプロンプト 3文字で起動できるので簡単
notepad メモ帳 電器屋の店頭でノートPCのキー入力を試すのによく使います
calc 電卓 4文字で起動できるので簡単
winver Windowsのバージョン情報 ここで使いました
mspaint ペイント
control コントロールパネル Windows10ではスタートメニューから辿りにくいので、Win+Rからの起動が便利
regedit レジストリエディター

C:\Windows\System32フォルダ内の各アプリは、パスが通っているので同様に起動できます。(cmdnotepadなどもこれです)

また、インストールされていれば、Excel(excel)、Word(winword)、PowerPoint(powerpnt)なども使えます。

パスが通っている(システム環境変数やユーザ環境変数に登録されている)フォルダであれば、その中の実行ファイルも扱えます。そのためにパスを通すのもアリと思います。

フォルダを開く

フォルダのパスを指定するなどして、フォルダを開くことができます。

入力するコマンド 開くフォルダ 備考
c: Cドライブ もちろん「d:」「e:」なども(あれば)使えます
shell:sendto SendTo ここにショートカットを置くと、コンテキストメニューの「送る」に表示されます
shell:startup スタートアップ ここにショートカットを置くと、ログイン時に自動で実行されます
shell:recent 最近使った項目 自分が過去数日間に開いたファイル等のショートカットが並んでいます

shellで始まる特殊フォルダは、ほかにもいろいろあるようです。

URL等を開く

メールで、「このサイトを見て」とURLが送られてきたり、「ファイルサーバのここに置いた」とネットワーク上のパスが送られてくることがあると思いますが、これらを「ファイル名を指定して実行」にペーストして実行すれば、ブラウザや適当なアプリケーションで開くことができます。

おまけ:メモ帳を白背景として使う

自分に合ったテキストエディタ(わたしは「サクラエディタ」か「秀丸」)をインストールしてしまうと、「メモ帳」はなかなか出番がなくなりますが、たまに「最大化したメモ帳を背景に、小さいスクショを撮る」なんて用途で使ったりもします。
無地の白背景を一番早く用意できるのが、メモ帳な気がします。
Win+RnotepadWin+↑
5秒かかりません。ご参考まで。

おわりに

ショートカットは、覚えれば覚えるだけPC操作が楽になりますが、覚えるのが苦痛の場合はどうしたらいいんでしょうね笑。
覚えると決めて、反復するしかないか。

では!

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