ラスベガスで開催された Google Cloud Next '26 の体験ブログ、第 2 弾です。
第 1 弾はこちら 👇
[Google Cloud Next '26 体験記 #1] Agentic Hack Zone でエージェント開発を体験してきた
前回紹介した Agentic Hack Zone 以外にも、EXPO 会場には数多くの魅力的なブースが並んでいました。本記事では、その中でも特に印象に残った 3 つのブース の体験をシェアします。
- GenLatte
- CLI Mission Control
- ADK and A2A In Action
1. GenLatte (AI でパーソナライズされたラテアートを注文する)
最初に紹介するのは GenLatte です。これは Google AI を使ってパーソナライズされたコーヒーの注文体験ができるデモで、 Gemini(nano banana)でカスタムデザインのラテアートを生成 し、それを本物のラテアートとして提供してくれるという、見た目も味も楽しめるブースでした。
注文画面は Gemini / Firebase / Flutter を組み合わせて作られているようでした。
体験の流れ
- 注文画面で、飲みたいラテの種類を選ぶ(Latte, Non-Fat milk, Mochaといった感じで)
- デザインに関するいくつかの質問に答える
- 生成された 4 つのデザイン候補 から好みのものを選んで Submit
- しばらく待つと、選んだアートが描かれたラテが提供される
私は 雪山のイメージ をテーマにラテをデザインしてみたのですが、なかなかいい感じに仕上がっていました。
「ラテをパーソナライズする」という体験が新鮮で、AI を使ったエンドユーザー向けの体験設計のヒントになりそうなブースでした。
2. CLI Mission Control (Gemini CLI でターミナルミッションに挑戦)
2 つ目は CLI Mission Control です。これは Gemini CLI を駆使してターミナル上で 3 つのタスクをこなし、スコアを競うというゲーム形式のブースでした。
タスク内容
- Extension をインストールする
- fuel can(燃料缶)の絵 を描いて、その絵をキャプチャする
- 最後にロケットを発射する 🚀
入力スピードが速かったり、よりクオリティの高い絵を描いたりするとスコアが上がる仕組みだったようです。
私は「fuel can」というお題に対して、素直に ドラム缶 の絵を描いて提出してみたのですが…結果は「普通すぎる」という残念な評価で、スコアは伸びませんでした…。
ブースのすぐそばには リーダーボード が設置されていて、ハイスコアを叩き出した参加者の名前が表示されていました。CLI を遊びの文脈に落とし込んでいるのが面白く、遊び心があるブースでした。
3. ADK and A2A In Action (マルチエージェントの協働を体感する)
3 つ目は ADK and A2A In Action です。ADK(Agent Development Kit) と A2A(Agent-to-Agent Protocol) を用いたマルチエージェントコラボレーションのデモで、参加者が協力して 4 つのエージェント を構築し、それらが A2A を介して連携しながら、新しいゲームのコンセプト を作り上げる過程を観察できるという体験型のブースでした。
仕組み
操作台 (タブレット) が 4 台用意されていて、それぞれが異なる役割のエージェントを担当します。
- Marketing
- Game Design
- Art and UX
- Engineering and Production
私は Marketing agent を担当する操作台に座りました。各台で構築されたエージェント同士が A2A 経由で「チーム」として連携し始めると、数分後には 新しいゲームのコンセプトレポート が自動で出来上がっていました。
出来上がったゲームコンセプト
レポートに記載されていたタイトルは…
Alien World Survival
Survive and thrive in a hostile alien world.
カバーアートまでセットで生成されていて、複数のエージェントが役割分担しながら 1 つの成果物を作り上げる流れを目の前で見ることができ、大変勉強になりました。マルチエージェントアーキテクチャの可能性を直感的に楽しめる工夫がされていて、印象に残るブースでした。
おまけ:これらは Skills Challenge のアクティビティの一部
ちなみに、ここで紹介した 3 つのブースは Skills Challenge というプログラムのアクティビティの一部でした。Skills Challenge は、Next 期間中に新しいスキルを学びながら会場を巡れる仕掛けで、ブースを回るモチベーションがさらに高まる仕組みになっていました。
まとめ
今回紹介した 3 つのブースは、いずれもただ見るだけではなく、自分の手でエージェントや AI を動かして体験できる ものばかりでした。
EXPO はセッションとはまた違った形で技術に触れられる場で、Next の楽しみ方を大きく広げてくれる存在だと改めて感じました。
もしこれらのブースが次回の Next Tokyo にも登場したら、是非また巡ってみたいと思います。
#3に続きます。
[Google Cloud Next '26 体験記 #3] Anthropic のセッションで聞いた「ソフトウェアの先」のビジョン




