SVN から GitHub への移行手順

はじめに

今さらながら SVN で管理されているソースコードを GitHub へ移行することがあったので手順を備忘録的に記載しておきます。
細かいことは置いといて、とにかく移行したい人向けです。

目次

1. 作業環境
2. 手順

作業環境

• macOS Big Sur 11.6.3
• Homebrew 3.4.6

手順

1. git-svn のインストール

   % brew install git-svn
   

   % git-svn --version
   git-svn version 2.35.1 (svn 1.14.1)
   

   • macOS Catalina 10.15 から SVN 関連のコマンドが非推奨になったので必要
   • すでにインストールされている場合は不要

2. GitHub に空のリポジトリを作成

   • README.md とか何か一つでもファイルが存在してると push するときエラーになるので 空 で作成すること

3. ローカルに作業用のディレクトリ作成

   % mkdir svn-github-test
   % cd svn-github-test
   

   • 移行が完了したら作業用ディレクトリは削除しても問題ない

4. SVN リポジトリを git-svn で clone

   % git-svn clone [SVNリポジトリのURL]
   

   • パスワード求められたら入力
   • もし途中で止まったら clone してきたリポジトリに cd して git-svn fetch を実行すると続きからやってくれる
   • git-svn fetch しても何も出なくなれば clone 完了

5. clone してきたリポジトリに cd

   % cd [リポジトリのディレクトリ]
   

6. clone してきたリポジトリと GitHub の空のリポジトリを紐付ける

   % git remote add origin [e-mail]:[ユーザー名]/[リポジトリ名].git
   

7. 紐付けできたか確認

   % cat .git/config
   [core]
       repositoryformatversion = 0
       filemode = true
       bare = false
       logallrefupdates = true
   	ignorecase = true
   	precomposeunicode = true
   [svn-remote "svn"]
   	url = [SVNリポジトリのURL]
   	fetch = :refs/remotes/git-svn
   [remote "origin"]
   	url = [e-mail]:[ユーザー名]/[リポジトリ名].git
   	fetch = +refs/heads/*:refs/remotes/origin/*
   

   • [remote "origin"] が追加されてば OK

8. GitHub へ push

   % git push -u origin master
   

9. GitHub のリポジトリにプッシュされたか確認

以上