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はじめに

この記事を読みに来てくれてありがとうございます!
「配属ガチャ」なんて言葉があるように、SESで新しい現場に入る初日は、心臓バクバクの日ですよね。

業務についていけるかな、先輩はどんな人たちなんだろう…
そんな不安を少しでも軽くして、前向きな気持ちで過ごせるような“視点のヒント”になれたら嬉しいです。

この記事は、株式会社スピードリンクジャパン Advent Calendar 2025 の14日目の記事です。


先輩が怖く見えるとき

現場に入って数日経つと、少しずつ周りの人がどんな雰囲気なのか見えてきますよね。

「あの人いつも元気だな」
「あの席の人いつも朝早く来てるよなあ」

そんな中で、

「なんかあの人、いつも怒ってるように見えてちょっと怖い…」

と感じる人が出てくることもあります。
私も最初の現場で、ちょっと距離を置きたくなる“怖そうな先輩”がいました。


なぜ怖く感じるんだろう?

「怖い」と感じる理由って、人によって違いますが、
自分の場合は “自信のなさ” がその感情を大きくしていた気がします。
そして自分の能力不足という事実を先輩が怖いという理由で蓋をしてしまっていました。

ミスをしてしまう不安、自分の理解不足を指摘されたらどうしようという焦り。
そういう気持ちを抱えていると、相手の表情や言葉が必要以上に強く見えたりしますよね。

ある日、小さなミスをして先輩に理由を聞かれたとき、
ただでさえ落ち込んでいるのに、余計に怖く感じてしまったこともあります。

でも、少し視点を変えてみると、また違う景色が見えてきました。


なぜ詳しく聞かれるの?

先輩がミスの理由を丁寧に(ときに厳しく)聞いてくるのは、
決して怒りたいからではなくて、

「原因を特定して再発防止につなげたい」
という、プロジェクト全体のための行動なんですよね。

私たち自身も、自分のミスがどう影響するのか理解することで、
次に同じことを繰り返さない力をつけられます。

つまり、
“責められている” のではなく、
“一緒に対策を考えている”
ということなんです。


厳しい人ほど、実はプロジェクトを守っている

大きなプロジェクトほど、「問題を見つける」作業はとても重要です。
100人、1000人と関わる中で、小さなエラーも全部気づいて改善していくからこそ、納期に間に合う。

そして、そういう細かい改善を一番ストイックにやっているのが、
私たちが「怖いな」と感じていた先輩だったりします。

もちろん、ただ相性が悪いだけの人や、関わりにくいタイプの人もいます。
でもその中にも、プロジェクトのために真剣に向き合っている人がいるのも事実なんですよね。


自分はどんなエンジニアになりたい?

怖いと感じていた先輩に対して、
「少しだけ心のシャッターを開けてみようかな」と思えていたら嬉しいです。

“怖い人になりたい” わけじゃなくても、
自分の仕事にだけは誠実でいたい という気持ちは、きっと誰にでもあるはず。

自分のエラーを見つけて改善できる人って、
結果的にすごく成長が早いとおもいます。

そういう意味でも、
「先輩が怖いから…」という理由で自分の課題から目をそむけないで、
先輩の指摘に真摯に向き合って改善を重ねられるよう、
時々視点をひねってみることが大事だなと思います。


おわりに

人にどう思われるかと同じくらい、
自分が相手をどう見るかも大切です。

ひとつの固定観念に縛られず、
いろいろな見方を増やしていくほど、
自分の理想のエンジニア像にも近づいていけるはず。

これからも成長しながら、楽しく働いていきたいですね!

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