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IBM i 駆け出し日記:Rational Developer for i (RDi)を日本語に設定&Fixをあてる

Last updated at Posted at 2025-01-23

はじめに

最近のIBM i 開発においてはVS codeに関する記事が多いですが、VS codeで使用する拡張機能であるCode for IBM iとDb2 for IBM i は今のところ日本語設定ができません。
一方、Rational Developer for i (RDi)は日本語環境で使用できます。
英語以外の環境で安定して動作することが、RDiのメリットの1つとのことです。

今回はRDiの日本語設定方法を書いていきます。

インストールの記事はこちら:IBM i駆け出し日記:Rational Developer for i (RDi)をインストールする

使用する環境

  • 筆者のPC
    Mac book Air M1

RDi のSW/HW要件を確認するとRDiはM1/M2チップMacは非対応では?との疑念ありでしたが
image.png

現地技術者の方に聞いたら、「そんなことはないよ、対応しています。」と言われました。
アプリケーションの稼働も安定しています。
ただ資料のアップデートがかかってないだけかもしれませんね。

  • 使用したRDiのバージョン
    現行:RDi 9.8.0.0
    あてるFix:9.8.0.3(2024/12にリリースされたもの)

RDiのFixリストはここから確認できます。
RDiなくなるのでは?と言われたことありますが、かなり定期的にFix出てます。
なのでそんなことないです。

日本語環境に設定

Rational Developer for i (RDi)のアイコンを右クリックして、
”パッケージの内容を表示” → “パッケージの内容を表示” -> “Contents” -> “Eclipse”
をクリックします。
image.png

“developer_for_i.ini”に以下を追記します。

-Duser.language=ja 
-Duser.country=JP

image.png

RDiを再起動して表示言語が日本語になっていることを確認します。
image.png

Macは日本語に設定しても、上のメニューバーは英語なんですよね。
表示の半分くらいが日本語になります。

Windowsはほぼ全て日本語で表示されます。
なんならインストールの段階で日本語になるので、この操作は不要です。
もし何らかの間違いで日本語環境にならなかった際、こちらをお試しください。

Fixをあてる

RDiのヘルプからcheck for Updatesを選択します。
image.png

更新可能なアップデート一覧が出てきます。アップデートしたいものを選択します。
今回はデフォルトの全部選択しました。
Nextボタンを押します。
image.png

問題なければFinishを押します。
image.png

Finish押しても応答がないので、もう一度check for Updatesを選択するとこのようなエラーが。静かにインストール操作が走っているそう。
image.png

7分くらい待ってこのような表示が出ました。
image.png
Select Allを押して、右下の青くなったTrustSelectedを押します。
image.png
再起動するか聞かれるので、Restart nowを押します。
image.png

再起動したRDiのバージョンを確認すると、9.8.0.3になっておりました!
image.png

今回はここまで!

 

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