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IBM i (駆け出し)日記:FTP通信のユーザー許可設定を実施する

Last updated at Posted at 2025-07-29

はじめに

お客様からのご質問で、FTP通信のユーザー許可設定をnavigator for iで実施する方法についてご質問をいただきました。
iSeries Access for Windowsにて、以前設定できたとのこと。
こちらを今設定するとしたら、Navigator for i で設定いたしますのでその方法を書きました。

IBM i 7.3以前の設定方法

Navigator for iにサインオンし、システムタブのアプリケーション管理を選択します。
image.png

アプリケーション管理画面で、ホスト・アプリケーションを選択します。
image.png
ホストアプリケーションを選択しました。
image.png

「TCP/IP UTILITIES FOR ISERIES」が2つあるので、2つ目のものを操作します。
左側の青矢印を押すとプルダウンメニューが展開できます。
「ファイル転送プロトコル(FTP)」も同様に左側の青矢印から展開します。
image.png

設定を実施したい方を選択します。
今回は他のサーバーからIBM i へFTPでファイルを取得・送信する機能の設定を行うため、FTPサーバーを選択します。
image.png
ログオン・サーバーの左丸、ラジオボタンを選択し、右下のカスタマイズを選択します。
カスタマイズは右にスクロールすると選択できます。
image.png
デフォルトアクセスのチェックをはずします。
全てのユーザーの左四角を押すとユーザーリストが開きます。
権限を与えたいユーザーを選択し、追加を押します。
image.png
OKを押すと設定が反映されます。
image.png

IBM i 7.4以降の設定方法

Navigator for iにサインオンし、セキュリティ->機能の使用を選択します。
image.png

そこで「QIBM_QTMF_SERVER_REQ_0」を変更します。
IBM i 7.4以降、セキュリティ設定を変更する場合、このIBM i の機能関数と呼ばれるものを変更することが多いです。
参考:IBM提供の関数 ID

QIBM_QTMF_SERVER_REQ_0でフィルターをかけます。
検索語彙を入れ、applyを選択します。
image.png

右クリックで変更ができます。
image.png
選択された機能IDのオプションにおけるデフォルト権限を拒否に変更し、プロファイルにアクセスを許可したいユーザーを入力し、追加を選択します。
image.png

変更が完了したら、OKを選択すれば変更が適用されます。

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