90
77

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

Rails6の本番環境でBlocked hostエラーが発生したときの対処法

Last updated at Posted at 2019-10-21

結論

下記のいずれかでエラーを回避できます。

※ひとまずエラーを回避するための方法として記載しておりますが、これがベストな対処法かは判断し兼ねます。対応は自己責任でお願いいたします。

エラー回避策①

config/environments/development.rbに下記を記載し、ホワイトリストに許可したいhostを追加する。

config/environments/development.rb
Rails.application.configure do
(中略)
  config.hosts << "<許可したいホスト名>"
(中略)
end

後述するエラーメッセージにしたがった方法です。
今回の私の場合、config.hosts << "thawing-caverns-37676.herokuapp.com"を記載しました。

エラー回避策②

同じくconfig/environments/development.rbに下記を記載し、ホワイトリスト全体をクリアする。
これにより、すべてのホスト名に対するリクエストを通過させることができる。

config/environments/development.rb
Rails.application.configure do
(中略)
  config.hosts.clear
(中略)
end

ただし、せっかくRails6で追加された保護機能を無効化してしまうため、推奨は①のような気がします。

発生したエラー

Rails6で開発した環境をherokuへプッシュしてアクセスしようとしたところ、下記のようなエラーが発生した。

スクリーンショット 2019-10-21 12.15.27.png
Blocked host: thawing-caverns-37676.herokuapp.com
To allow requests to thawing-caverns-37676.herokuapp.com, add the following to your environment configuration:
config.hosts << "thawing-caverns-37676.herokuapp.com"

※thawing-caverns-37676.herokuapp.comはherokuのアプリ名

原因

調べてみると、Rails6へのアップデート時の変更点の一つである
DNSリバインディング攻撃からの保護
という機能が原因のようです(Railsガイド〜Ruby on Rails 6.0 リリースノート〜参照)。

上記機能のPull Requestによると、攻撃を保護するためのActionDispatch::HostAuthorizationという新しいミドルウェアが導入されたことにより、許可するホストは自分で設定しなくてはならなくなったようです。
(デフォルトでは0.0.0.0、::、およびlocalhostからのリクエストを許可)

まとめ

対処法として、config/environments/development.rbに下記のいずれかを記載する。

対処法① ホワイトリストに許可したいhostを追加

config.hosts << "<許可したいホスト名>"

対処法② ホワイトリスト全体をクリア

`config.hosts.clear`

参考

90
77
3

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
90
77

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?