はじめに
「環境変数のAPP_ENVで指定すればよい」という説明はいくつかありましたが、その環境変数をどのように指定すればよいという説明があまりなかったので、メモとして残します。
前提
環境ごとに各.envファイルが作成されているものとします。
環境 | ファイル |
---|---|
開発環境 | .env.dev |
ステージ環境 | .env.stg |
本番環境 | .env.prod |
APP_ENVを設定
設定する場所は/etc/nginx/fastcgi_params
です。
開発環境
fastcgi_param APP_ENV dev;
ステージ環境
fastcgi_param APP_ENV stg;
本番環境
fastcgi_param APP_ENV prod;
設定後はnginxとphp-fpmの再起動を忘れずに。
# service nginx restart
# service php-fpm restart
以上で、環境ごとに読み込まれる.envファイルが自動的に切り替わります。
もし切り替わらないようであれば、nginxの設定でfastcgi_paramの読み込みが正しく行われているか(下記の行がコメントアウトされたりしていないか)を確認してください。
include /etc/nginx/fastcgi_params
まとめ
- 環境ごとに.envファイルを用意する。
- nginxの設定でfastcgi_paramsを設定する。