前置き
この記事をお読みいただき、ありがとうございます。
2025 年 9 月、STORES さんの学生支援を受け、人生初 iOSDC に参加してきました。
この記事では、会期中に魅力的に感じた点や学びを共有します。
運営との距離感
最も感銘を受けた点は、「運営の内情の多くを参加者に共有していること」 です。
特に、最後のエンドロールでは、運営の進行や裏側の工夫がわかる構成になっていました。
私は参加前、イベント運営のあるべき姿に悩み、継続への迷いも抱えていました。
しかし、iOSDC の運営を目の当たりにし、自分の現状と重ねて、深く感動しました。
「このようなイベントを運営したい」と強く思いました。
さらに、iOSDC には参加者が自由にテーマを設定し、場を作れるアンカンファレンスのスペースもあり、重ねてとても魅力的だと感じました。
魅力的なセッション
興味深いセッションも多数ありました。
特に印象に残ったのは次の 2 つです。
「 世界の人気アプリ100個を分析して見えたペイウォール設計の心得 」
ランキング上位 100 個のアプリを、7 つの観点から分析する内容でした。
日本のアプリでは見られない海外のペイウォールの特徴を学べ、大変勉強になリました。
個人開発でも、ペイウォール実装に挑戦してみたい、と思う良いきっかけになりました。
「 『ホットペッパービューティー』のiOSアプリをUIKitからSwiftUIへ段階的に移行するためにやったこと 」
Figma のデザイン構造と、コードのクラス設計を対応させ、デザインチームとエンジニアチームの共通言語を作る取り組みが紹介されていました。Ask the Speaker にも参加し、リファクタリング時などの改修負担への向き合い方を詳しく伺うことができました。
他にも様々なセッションに参加し、多様な挑戦から多くの学びを得ました。
各種イベント
Day 0
Day 0 では、STORES のオフィスで自己紹介やオフィスツアーを行いました。
学生支援の皆さんやこれまで一方的に認知していた STORES の方々ともお話しでき、とても新鮮でした。
その後、会場に移動し、プレオープニングセッションを拝聴しました。
DJ の登場に驚きつつ、技術トピックも多く、とても楽しむことができました。
STORES ランチイベント
Day 1の昼は、STORES主催のランチ交流イベントに参加しました。学生支援の皆さんと、これまでのセッション内容や進路について意見交換できました。
また、関西の Android エンジニアの方ともお話しし、おすすめセッションなどの情報を伺うことができました。
ビンゴ・トークン集め
各ブースを回り、スタンプでビンゴを進めるイベントが常時開催されていました。
各ブースの方々に話しかけるハードルがとても下がり、懇親会での会話のきっかけにもなった、とてもありがたい仕組みでした。
Day 2 には、全スタンプと 20,000 トークンを獲得。
登壇者向けのパーカーや T シャツも入手できました!!
ルーキーズ LT
iOSDC では、通常の LT とは別に、「 iOSDC 登壇初めての人向け 」のルーキーズ LT がありました。
登壇者の皆さんの挑戦に触れ、私も来年のプロポーザルを提出する決意が固まりました。
さらに、LT 終了時間が近づくと、会場全体でペンライトを振る仕組みがあり、暖かく背中を押す空気がとても魅力的でした。
懇親会
3 日目の最後には、懇親会が行われました。
Ask the Speaker に参加できなかった方や、iOS エンジニアを志す学生の皆さんと話し、iOS エンジニアの雰囲気や Swift / iOS の魅力をより深く知ることができました。
特に、同学年の iOS エンジニアを志す方と知り合い、お互いの進路や業界への考えを共有できたのは大きな刺激となりました。
とても貴重な経験でした。
STORES の方々
今回、STORES の皆さまの支援のおかげで iOSDC に参加することができました。
本当に感謝しています。
この学生支援に参加するまで、僕は STORES の方々に対して
「 技術力が鬼の冷徹なチーム 」
というイメージを抱いていました。
しかし、オフィス見学やランチ、懇親会を通して、
「技術力が鬼のとても暖かい人たち」
へとイメージが変わりました。
STORES のエンジニアの方々はとても魅力的で、メンバーの同士の理解度が高く、お互いを尊重しているチームだと強く感じました。
もし、参加前の私と同じイメージをお持ちの方がいれば、ぜひイベントの際にブースを訪れてみてください。
このような貴重な機会を提供していただき、本当にありがとうございました。
さいごに
STORES の方々、Speaker の方々、iOSDC で関わってくださった皆様、本当にありがとうございました!!
この記事を最後までお読みいただきありがとうございます。
iOSDC 、STORES の魅力が少しでも伝われば幸いです。