TL;DR
Debian Sources https://sources.debian.org/というサイトができました。ローカルにダウンロードすることなく、Debianパッケージのソースコード検索、閲覧ができます(ソース検索部分はDebian Code Searchを利用)。
debianがアーカイブとして記録しているバージョンが対象なので古いものも閲覧できます。
インターフェース
通常のWeb操作以外に、APIが使えるようになっています。
パッケージ名検索と、パッケージ名prefixからの一覧選択ができます。
copyrightファイルの閲覧
https://sources.debian.org/copyright/にアクセスすれば、copyrightに限った閲覧ができます。パッケージ名がわかっていてcopyrightだけ見たいという時に、いちいちdget等でソース取得・展開をしなくてすむようになりました。
パッチの閲覧
https://sources.debian.org/patches/にアクセスすれば、Debian固有のパッチ(debian/patchesにまとめられているもの)を閲覧できます。
おまけ: debian.orgとdebian.netの違い
debian.orgドメインのサービスはDebian公式のものです。debian.netはDebian keyringに登録されている利用者(Debian開発者、メンテナー)が利用できるドメインです。
どんなサービスが動いているかはDebian WikiのDebianNetDomainsに記されています。