受験のきっかけ
とあるSIerで6年間基幹システムのSEをしていたのですが、まあほとんどオンプレ経験しかなく過ごしてきました。
長年勤めた企業を退職し、プログラミング以外の上流・下流工程の経験が多かったので、
「自分も開発できるようになりたいな~」ということで巷で有名なAWS使ってみるか!と触ってみて、あまりの便利さに驚愕したのがAWSとの出会い。
- えっ、サーバーすぐ設定して立ち上がるやん!(EC2)
- えっ、データベースインストールとかの作業いらんの?(RDS)
- えっ、ロードバランサーとかインフラガチ勢しか出来ないと思ってた(ELB)
丁度スタートアップの起ち上げのお手伝いでAWSのクレジットがあったこともあり、体系的に学んでみようかと思い、今回受けてみました。
結果は合格!
毎日1時間を3ヶ月、土日はプラス1~2時間というかんじで約120時間くらいでしょうか。
勉強法
色んな方が記事にしていたり、知人に聞いても評判だった勉強法がこちら。
Udemyの「これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(SAA-C02試験対応版)」
ほんとうにこれだけで受かりました。ハンズオンが付いていて手を動かしながら学べるので実践的で内容も良いです。
各パートで小テストや模擬試験も3回分ついているので、間違ったところを見直して、分かるまで理解し、
関連することは調べるというような勉強のやり方で間違いなく合格できると思います。
受験当日
受験当日はピアソンVUEで自宅から受験しました。
30分前になったらアカウントログインして机周りの撮影や本人確認などがPCや携帯カメラを使って行います。
受験ポリシーが思ったより徹底しているので、試験官から指摘されて慌てないよう、事前に目を通しておきましょう。
私の場合は、以下のようなことがあったので、もし自宅で受験される方は気を付けてみてください
- 試験中におしっこにいきたくなる
- ノートパソコンの電源を付けるの忘れ、電源刺すための身動きがとれないため、電池切れないか焦る
- 机の上のパソコン以外のモニターやスタンドに服をかけて隠すことを指示され、ちょうど良い服がなくて焦る
頻出問題
模擬試験でもそうでしたが、傾向としてはVPC、EC2、ELB、S3に関する問題が多い気がしました。
問題文も一文章で終わるような簡単な問題はなく、ユースケースをしっかり把握していることが求められる印象でした。
問題文は多少違えど、特に以下の本質的な理解を問う問題が、3割~4割近く出題された気がします。要チェックですね。
- NATゲートウェイを使ったプライベートサブネットからのインターネットアクセス方法
- VPC内からのインターネットを経由しないVPCエンドポイントを使ったアクセス
- S3での静的ウェブサイトホスティング & CloudFrontでのキャッシュ高速化
- EBSやEFS、S3のストレージサービスの場面の使い分け
- SQSを使ったマイクロサービス連携
受験後の感想
問題文と選択肢が与えられると答え分かるんだけどねぇという感じです。
実務の場面で使いこなせて、べスプラ構成を設計できるようには、やはり自分で手を動かして実装してみるのが一番だなあと感じました。
AWS公式からもハンズオンが公開されているので、こちらで実際に手を動かして学ぶのもおススメです。
https://aws.amazon.com/jp/aws-jp-introduction/aws-jp-webinar-hands-on/