まえがき
???「すいません、WSL2の導入の仕方って知ってますか?」
???「WindowsでUbuntu使いたいすけどー・・・」
ってな感じでよくやり方をきかれます。私は某知恵袋でいうベストアンサーを叩き出せるほどの人間ではないですが、ここ見て!という手引があればいいなと思ったのと、新規でマシン構築した際にいちいち調べるのもあれなので、メモとして手順を書きます。
ちなみに筆者はArch Linux派です(1回目)。
Windowsを最新版に更新
これは言うまでもないので、やりましょう。
ここが一番時間かかるっていうのはここだけの話。
WSL2をインストール
正直、Microsoftのヘルプ見たほうが早いかもしれません・・・。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/wsl/install-win10
新規編
まず、Linux 用 Windows サブシステムオプション機能が有効にします。
スタートボタンからPowerShellを開き、以下のコマンドを入力します。
dism.exe /online /enable-feature /featurename:Microsoft-Windows-Subsystem-Linux /all /norestart
次に、WSL2を導入します。
WSL2特有ですが、仮想マシン プラットフォームオプション機能を有効にする必要があるため、またしてもPowerShellで以下の通りに入力しましょう。
dism.exe /online /enable-feature /featurename:VirtualMachinePlatform /all /norestart
(更新編に続く)
更新編
なんかうまく行かない!ってときの更新編(&新規編の最後の続き)。
MicrosoftのWSL2のサイトへアクセスしましょう。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/wsl/wsl2-kernel
「最新の WSL2 Linux カーネル更新プログラム パッケージをダウンロード」をクリックし、ダウンロード&インストールしましょう。
念押しの一手
デフォルトのバージョンを2にするため、PowerShellで以下のコマンドを入力します。
wsl --set-default-version 2
Microsoft Storeのターン
ここからしばらくはMicrosoft Storeでの作業が続きます。
Ubuntu 20.04 LTS をインストール
Microsoft StoreでUbuntuと入力してインストールすしましょう。
Ubuntuには数種類のものがありますが、正直お好きな方を選んで構わないと思います。
- Ubuntu
最新のLTS版がインストールされます。
なお、更新すると、LTSのバージョンもあがります。2年周期なのでそんなにコロコロと更新は来ないですが・・・。 - Ubuntu xx.04 LTS
指定されたバージョンのLTS版がインストールされます。
特定のバージョンの環境が必要な場合はこちらのほうがいいと思います。
Windows Terminal をインストール
Windowsとは思えない画面になると評判のWindows Terminalをインストールしましょう。
やり方はUbuntuと同様、Storeから。
実食!
ここからは実際に使っていきます。
Ubuntuの初期設定
Ubuntuでのユーザ名とパスワードを設定します。
スタートボタン→Ubuntuで下記画面が出てくるのでやりましょう。
Windows Terminalで実行
Windows Terminalを開くと、デフォルトだとPoweShellが出てくるはずです。そこで下三角ボタンを押して切り替えましょう。
切り替えたらこのように表示されてあとはお好きに使えます。
ざっとこんな感じでいけます。
ちなみに筆者はArch Linux派です(2回目)。