Mac/Windowsだけでなく、Linux/Raspberry Piにも対応した“完全無償のDAW”、「Waveform Free」のダウンロード提供が開始というニュースを受けて、製作したAK4558ENオーディオ入出力ボードでの動作を試した。
環境
Raspberry pi 3B
Raspbian Buster
Linux pi3 4.19.102-v7+ #1295 SMP Thu Feb 6 15:43:59 GMT 2020 armv7l GNU/Linux
動作テスト
過去のドライバー組み込み例を参考に、オーディオ入出力ボードを認識させておく。
Tracktion Waveform Freeはユーザー登録することで、無料でダウンロードができる。
2020/3/24現在、waveform_pi_v11.0.22.debというファイルがダウンロードできるのでRaspberry Pi上で下記にてインストール。
sudo dpkg -i waveform_pi_v11.0.22.deb
ウイザード形式でセットアップをやっていくが、オーディオデバイスの設定は下記のように行った。
Audio Buffer Sizeはデフォルトの480samplesで問題なし。
デモソングのSynthetiqueでは256sampleまでは追い込めた。
オーディオ入力を使ったレコーディングも問題なく動作した。
Jetson NanoはOSアーキテクチャがarm64となり、Waveform Freeが対応しておらずインストールはできなかった。
コンパクトな音楽制作ができる環境が整ってきたようだ。