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macOS のキーバインディング(ショートカット)

Last updated at Posted at 2020-02-18

こんにちは。
macOS のキーバインディング(ショートカット)1 2をテキスト操作を中心に選んでみました。

  • 合わせて共通部分が多い Bash のキーバインディングも加えました。
  • とはいえども入念に覚える必要はないと思います。

特徴

macOS の特徴の一つには、キーバインディング(ショートカット)が Emacs 踏襲のものも使え、画面に集中して作業することが楽なこともあるようです。

  • キーボード上のホームポジション(両手)を保てる
  • キーボードへ視線を移さずに済む
  • マウス、カーソル移動(矢印)キー、delete キー、ファンクションキーなどにそれほど頼らずに済む3
  • Command(⌘) キー、Option(⌥) キー、Control(⌃)キー、Shift(⇧) キーを用います
    • esc キー、fn キーはあまり使わないような気がします

macOSのキーバインディング

Command(⌘)キー(+ 文字)を用いるキーバインディング

文字
a 全て選択
x 選択対象を削除
c 選択対象をコピー
v ペースト(前もって削除もしくはコピーされた内容)

文字
e 選択テキストを検索対象に設定
g 検索(下方向)
f 検索画面を表示

文字
/ コメント記号を行の先頭に挿入・削除(トグル)
] インデント
[ アン・インデント

文字
n 新規ウィンドウを作る(開く)
t 新規タブを作る(開く)
w ウィンドウ/タブを閉じる
m ウィンドウを最小化(Dockへ移動)
h アプリケーションを隠す(非表示)
, アプリケーションの環境設定

文字
space Spotlight検索4
tab アプリケーション(起動中のもの)を切り替え5
delete 選択ファイルを削除(Finder上)

文字
+ 拡大表示
- 縮小表示
0 標準サイズの表示
webブラウザ
文字
l url入力欄を選択(入力可能とする)
] 履歴を進む
[ 履歴を戻る
Command(⌘)キー + マウス操作の併用

ウィンドウタイトルバーに対するマウス操作(バックグラウンドのものも可)

文字
ドラッグ移動 ウィンドウの画面内位置移動
proxy 小アイコンのクリック ファイルを含むディレクトリを Finder で開く

Command + Shift(⇧) キー(+ 文字)を用いるキーバインディング

文字
g 検索(上方向)

文字
[ タブ切り替え(右へ)
] タブ切り替え(左へ)

Command + Option(⌥) キー(+ 文字)を用いるキーバインディング

キー
電源ボタン スリープ
Finder
文字
v コピーしたファイルを現在のフォルダへ移動(コピーではなくなり、元の位置にあったファイルは削除される)
ズーム機能 (Accessibility)
文字
b オン/オフ
^ 拡大
- 縮小
\ オン/オフ(イメージスムージング)
webブラウザ
文字
i インスペクター(デベロッパーツール)を開く

Control(⌃)キー(+ 文字)を用いるキーバインディング

文字
Mission Control (表示されているアプリケーション)
アプリケーションウィンドウ
テキスト操作

Emacs と共通です。

  • カーソル移動については、Shift キーも併用すると移動先の位置までが選択されます6
文字
f カーソルを1つ右へ移動
b カーソルを1つ左へ移動
e カーソルを行末へ移動
a カーソルを行頭へ移動
n カーソルを1行下へ移動
p カーソルを1行上へ移動
v カーソルを1ページ分下へ移動

文字
d カーソルの右の文字を削除
h カーソルの左の文字を削除
k カーソル位置から行末までを削除(およびキルリングへ登録)

文字
y カーソル位置へ最後にキルリングへ登録した内容を挿入
t カーソルの左右の文字を入れ替え
o カーソル位置の右へ改行を挿入
l カーソルが画面中央へ来るようにウインドウをスクロール
日本語変換入力7
文字
space テキスト入力モード切り替え4
m 変換確定
f 変換対象文節を右へ移動
b 変換対象文節を左へ移動
i 変換対象文節範囲を狭める(右端)
o 変換対象文節範囲を広げる(右端)

Control + Option(⌥) キー(+ 文字)を用いるキーバインディング

こちらは Emacs に似ていますが、Control の併用が必要です。

文字
f カーソルを1単語分右へ移動
b カーソルを1単語分左へ移動

上下カーソルキーの使用

カーソル・表示位置を移動させます。

文字
上へ(一行分)
下へ(一行分)

Option キーを併用

文字
カーソルを行頭へ移動
カーソルを行末へ移動

fn キーを併用

文字
上へ(一ページ分)
下へ(一ページ分)

Command キーを併用

文字
上へ(ページの先頭)
下へ(ページの末尾)

左右カーソルキーの使用

カーソル・表示位置を移動させます。

文字
左へ(一文字分)
右へ(一文字分)

Option キーを併用

文字
左へ(一単語分)
右へ(一単語分)

Command キーを併用

文字
カーソルを行頭へ移動
カーソルを行末へ移動

Bashのキーバインディング

Controlキー(+ 文字)を用いるキーバインディング

macOSの説明に挙げたものに加えて、

文字
u カーソル位置から行頭まで削除(およびキルリングへ登録)8
w カーソル位置から前方へ単語の先頭までを削除(およびキルリングへ登録)
文字
p 履歴を戻る
n 履歴を進む
r 履歴をインクリメンタル検索(古い方に向かって)
f 履歴をインクリメンタル検索(新しい方に向かって)

Meta キー(Optionキー)(+ 文字)を用いるキーバインディング

こちらは Emacs とも共通です。

文字
f カーソルを1単語分右へ移動
b カーソルを1単語分左へ移動
d カーソル位置から後方へ単語の終わりまでを削除(およびキルリングへ登録)
  1. 網羅的説明としては、「Mac のキーボードショートカット」(Apple サポート) などがあります。

  2. iPadOS も同じ特徴を持っています。

  3. 残念なことに、ポップダウンメニューの中から目的のアイテムを選択したい場合は、マウスもしくはカーソル移動(↓/↑キー)を使わざるを得ない(?)ようです。

  4. 「Command(⌘)キー + space」は、以前はテキスト入力モード切り替えへ割り当てられていました。 2

  5. 起動中のアプリケーションの一覧表示が現れ、さらに tab もしくは shift+tab キーにより選択を移動可能

  6. したがって1単語分の移動先まで選択も可能なのですが(すなわち Control + Option + Shift + f/b のキー操作)、必ずしも容易な操作ではなさそうです。

  7. Macの日本語変換用のキーボードショートカット」(Apple Support)

  8. Zsh では Control + u は、一行全体を削除

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