Windows上でパーティションを消したいのに、以下のようにディスクの管理から消せないものに出会うことがある。
diskpartコマンドを使えばこういうパーティションを消すことができる。
diskpartを起動する
Windowsターミナル上でdiskpartを実行する。
> diskpart
list diskでWindowsが認識しているディスクの一覧を確認できる。
DISKPART> list disk
ディスク 状態 サイズ 空き ダイナ GPT
### ミック
------------ ------------- ------- ------- --- ---
ディスク 0 オンライン 3726 GB 1024 KB *
ディスク 1 オンライン 1863 GB 0 B *
ディスク 2 オンライン 233 GB 232 GB *
今回はディスク 2のパーティションを消したいので、ディスク 2について操作していく。
ディスクを間違えると取り返しがつかないので、気をつけて操作すること。
流れは以下の通りになる。
- ディスクを選択する
- 削除したいパーティションを選択する
- パーティションを削除する
- 他に消したいパーティションあれば2から繰り返す
1. ディスクを選択する
DISKPART> select disk 2
ディスク 2 が選択されました。
2. 削除したいパーティションを選択する
list partitionでディスク内のパーティションを確認し、select partitionでパーティションを選択する。
DISKPART> list partition
Partition ### Type Size Offset
------------- ------------------ ------- -------
Partition 1 システム 1075 MB 1024 KB
DISKPART> select partition 1
パーティション 1 が選択されました。
3. パーティションを削除する
delete partition overrideでパーティションを削除できる。
DISKPART> delete partition override
DiskPart は選択されたパーティションを正常に削除しました。
4. 他に消したいパーティションあれば2から繰り返す
題名の通り。
list partitionで結果を確認する。exitで終わる。
DISKPART> list partition
このディスクには表示するパーティションがありません。
DISKPART> exit
ディスクの管理から、目当てのディスクのパーティションを削除できていることが確認できる。

