GKEを利用していたら、Googleから、
[Action Required] Install a new plugin binary to support Kubectl access to GKE clusters
と題されたメールが届きました。
ざっくり読むと、GKEのバージョンがv1.25になるタイミングで認証方式を変えるため、今後は認証に新しいプラグイン gke-gcloud-auth-plugin
を使いなさいとのこと。
そしてそのプラグインのインストール方法などが記されていました。
最近久しく kubectl
を叩いてなかったので、試しに実行したら確かに警告が出ます。
$ kubectl get pods
WARNING: the gcp auth plugin is deprecated in v1.22+, unavailable in v1.25+; use gcloud instead.
To learn more, consult https://cloud.google.com/blog/products/containers-kubernetes/kubectl-auth-changes-in-gke
警告に記されているページを見たら、メールよりもさらに詳しく説明されていました。
それに従って認証方式を変更します。gcloud
は既にインストールされている前提です。
$ gcloud components install gke-gcloud-auth-plugin
$ gke-gcloud-auth-plugin --version
でバージョンも正常に出力されました。
次に kubectl
で gke-gcloud-auth-plugin
を使えるように設定します。
.zshrc
または .bashrc
などに以下の1行を追加。
export USE_GKE_GCLOUD_AUTH_PLUGIN=True
追加した設定を反映させます。
$ source .zshrc
gcloud
を最新にします。
$ gcloud components update
最後にクラスターの新しい認証情報を取得します。
$ gcloud container clusters get-credentials CLUSTER_NAME
これで kubectl
を実行しても上記の警告は出なくなりました。
めでたしめでたし