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GitLabAdvent Calendar 2017

Day 25

GitLab/GitHub上でUML図を使った議論を可能にするChrome拡張、Planterを作成しました。

Last updated at Posted at 2017-12-24

1.Planterって何?

  • Merry Christmas!! おっさんサンタからの贈り物ですよ。
  • PlantUMLサーバーと連携し、 GitLab/GitHubのイシュー、Markdownファイル等に埋め込まれたUML図を描画します。
  • Chromeの拡張です。
  • オープンソースです。(作者はほとんど時間がないので、適当な出来です。改善のお手伝いをください)

2.Planterが解決する問題

こんな方にオススメです。

  • GitHub/GitLabのイシューやプルリク(MR)の議論でUML図を使いたい!!
  • Markdownファイルに記載したPlantUMLの図をGitHubやGitLab上でも見たい。

詳しい方はgitlab.comのサーバーには既にPlantUMLが組み込まれており、Markdown記法でUMLを記載することが可能なことをご存知でしょう。しかし、オンプレミスで動作させているGitLabサーバーは複雑な設定をする必要がありますし、こちらで紹介したようなMarkdown Preview Enhancedプラグインで記載したUMLは見ることはできません。本稿は、こういった問題を解決します。

3.Planterの使い方

3.1.Planterのインストール

  • Chrome拡張ストアに行きます。
    こちらのリンクからPlanterをインストールします。

3.2.PlantUMLサーバーの設置

次にPlantUMLサーバーを立てます。Apache TomcatなどのJ2EEサーバーが必要です。tomcatのインストールはzipを解凍するだけです。

つぎにPlantUMLサーバーアプリのダウンロードです。以下から、warファイルをダウンロードしてください。

PlantUML J2EE warファイル

こちらのwarファイルをtomcatを解凍したwebappsの中にwarファイルをコピーします。

$ apache-tomcat
├── bin
├── webapps (ここにwarファイルをコピー)
....

その後、tomcatを解凍したbinフォルダの中のstartupで起動します。

>cd bin
>startup.sh

3.3.Planterの設定

chrome://extensionsを開き、オプションから設定をします。

Planterは標準でGitHub/GitLabを 本家のPlantUML でレンダリングするようになっています。標準でも動作をしないわけではないですが、本家PlantUMLサーバーはお試しとして、 必ず自前サーバーで設定して使用してください。

4.使ってみよう!

イシューやマークダウンファイルでUMLを記載してみましょう。以下のように記載します。

```plantuml
@startuml
PlantUMLのコンテンツ
@enduml
```

つまり、Markdown Preview Enhancedで記述したコードブロックを記載することができます。今までマークダウンで、いろいろなUMLを描いていると思いますが、それをGitLab/GitHub上で見ることが出来ます。

すると、

GitLab

GitHub

5.PlanterはOSSです。

PlanterはGitHub上に公開されたOSSです。GitHubのこちらをご参照ください。Planterは都元ダイスケさんのpegmatiteや小飼弾さんのjs-deflateによってなりたっています。(自分は見事に何もやってません。)その恩恵を皆さんと分かちあいたいと思います。雑な出来で何とかクリスマスに間に合ったレベルですが、皆さんのプルリクエストをお待ちしています。

個人的にもまだreloadしないとたまに画像が出ないとか少し直したいと思ってますが、ちょいちょい直してあげてください。

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