リダイレクトについてのまとめ
コマンドの実行結果をファイルなどに残す場合にリダイレクト（>）をよく使うと思うが、
使用方法について色々あり、毎回ググってる気がするのでまとめてみた。
標準エラーと標準出力について
今更だがUNIXでは標準エラー出力と標準出力が存在する。
一般的に各コマンドのエラーなどは標準エラーに吐かれる。
リダイレクトについて
下記は既にファイルが存在する場合、上書きする。
>
下記は既にファイルが存在する場合、追記する。
>>
標準出力を記録する
csh,tcshなど
test.sh > file.log
sh,bashなど
test.sh > file.log
標準エラー出力も記録する
csh,tcshなど
test.sh >& file.log
sh,bashなど
test.sh > file.log 2>&1
画面でもみて、標準エラー出力を含めてログにもはきたい
teeを使えば実現できる
csh,tcshなど
test.sh |& tee file.log
sh,bashなど
test.sh 2>&1 | tee file.log
パイプで標準エラー出力も渡したい
moreは例
csh,tcshなど
test.sh |& more
sh,bashなど
test.sh 2>&1 | more