前記事ではUSBメモリの下準備を行いました。
いよいよgrubをインストールしていきます。
以下のコマンドを入力していきます。
mount&install
$sudo mkdir /mnt/boot #(1)
$sudo mount /dev/sdc1 /mnt #(2)
$sudo grub-install --target x86_64-efi --debug --efi-directory /mnt --boot-directory=/mnt/boot --removable #(3)
最後のコマンドを入力するとgrubのインストールが始まる(ものすごい速さで文字が流れるが焦らないこと)。最後に終わると、No eroor reported的なメッセージが表示される。ちなみに上記のコマンドを簡単に解説する(読み飛ばし可)
#1・・・自分の領域(/user名/home)に新たに「mnt」という部屋を作り、更にその部屋の中に「boot」を作る
#2・・・前記事で作った「/dev/sdc1」を#1で作った「mnt」という部屋と紐付ける(「mnt」内の部屋「boot」もついでに紐付けられる)。つまり、「mnt」にインストールしたファイルは自動的にUSBの中にあるパーティション「/dev/sdc1」に送られる。
#3・・・/mnt/bootにgrubをインストールする。#2で「/mnt」と「/dev/sdc1」は紐付けられているからgrubはUSB内にインストールされる。
これで、grubのUSBインストールは終了である。次記事にてgrubからLinuxを起動する方法を示す。