基準は本が出てない or 邦訳書が出てない ぐらいで
↑に書いてますが、HyperCardの本は日本語で沢山でてますし、全然マイナーじゃないですね・・・。Mac持っている人ならHyperCard誰でも知ってますし・・・。
HyperCardはMacで動作するハイパーテキスト作成ソフトウェア(と、http://kotobank.jp/word/HyperCard にかいてました。)です。HyperTalkという言語を使って、ゲームなんかもつくれます。
MacOS XではClassic環境が無いと動作せず、今僕が使っているMacOSX 10.9ではそのClassic環境は廃止されてて使えないという状況。旧Macも無かったので、仕方なくこちら↓のSuperCardを使うことにしました。有料ですが、トライアル版で使えるみたいです。ちょっと試すのならよいかも。
#Hello World
開発ツールのSuperEditを使って、カードにボタンを配置し、そこにスクリプトをかいてみます。
on mouseUp
put "hello world!"
end mouseUp
HyperTalkはRubyと同じく、文末にセミコロンを入れる必要は無いです。 jQueryの「イベント」よろしく、ボタンでmouseUp(マウスのボタンが押されたら)されたら、on mouseUp ~ end mouseUpのスクリプトが実行される、という具合です。
実行する際はインストール時に一緒に入っていた「SuperCard」を使用します。
下になんか変なウインドウ(メッセージボックスといいます)がでて「HelloWorld」とでました。このメッセージボックスはRubyのirbっぽく、このボックスで入力したスクリプトはすぐ実行され、結果を返してくれます。
put というのは 代入先をしていすることで、変数に値を代入できます。先ほどのHello Worldだと
on mouseUp
put "hello world!" into message
put message
end mouseUp
と書けます。英語の様に読みやすくて素晴らしいですね!!
#数あてゲーム的なものを作ってみる
on mouseUp
put random of 100 into n
repeat 6
ask "please input number(1-100)?"
if it < n then
answer "more than" && it
else if it > n then
answer "less than" && it
else if it is n then
answer "HIT!!! CONGRATULATIONS!!!"
exit mouseUp
end if
end repeat
answer "YOU LOSE. MY ANSWER IS" && n
end mouseUp
名著「ハイパーカードでゲームを作ろう」のほぼ引用なのですが、簡単な数あてゲーム作りました。
説明しなくてもなんとなくどんな感じなのかわかると思います。 何度もいいますが、英語っぽくて解りやすいですね。