5
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

Azure MonitorのAlertアクションでmattermost通知をする

Last updated at Posted at 2020-02-13

はじめに

Azure MonitorのAlert時のアクションを以下の構成でmattermostに通知させる方法を記載します。

想定する構成

スクリーンショット 2020-02-13 23.50.36.png

AzureにはSMSや通話、EmailなどAlert時に発砲させるアクションが事前に準備されていますが、mattermostへの通知はありません。従って環境の構築と実装を行い実現する必要があります。

前提

1.Azure Monitorからアクショングループを構成する

Azureにログインして以下の画面のようにAzure Monitorからアクションの管理・アクショングループの追加を行います。

スクリーンショット 2020-02-13 22.55.01.png
スクリーンショット 2020-02-13 22.56.57.png
スクリーンショット 2020-02-13 22.58.07.png
スクリーンショット 2020-02-13 22.59.16.png

以下のようにしてアクションの種類をWebhookにして作成します。
URIはFunctionのポータルから取得することができます。

スクリーンショット 2020-02-13 23.39.39.png

以下のような形式になります。
https://<function_app_name>.azurewebsites.net/api/HttpTrigger?code=<code>

スクリーンショット 2020-02-13 23.01.28.png

項目を入力したらOKを押下し、次にアラートルールを作成します。

2.アラートルールの作成

以下の画面に従ってアラートルールを作成します。

スクリーンショット 2020-02-13 23.12.38.png

必要な項目を埋めます。

リソースには監視する対象を選択します。今回application insightsのurl checkを事前に作成していますので選択します。

スクリーンショット 2020-02-13 23.14.06.png

上記画像の条件で、application insightsのurlチェックの結果をKUSTと呼ばれるクエリで検索し、検索ヒット数が3件よりも大きい場合にmattermostへalertを発砲させるようにします。
画像中の検索クエリではsuccess == 1(成功クエリ数を検索する)となっていますがsuccess == 0が妥当です。ここではわざと発砲させるため意図的に1とします。

スクリーンショット 2020-02-13 23.16.56.png

アクショングループ名は上記手順にて作成したアクショングループを選択します。そして「アクションをカスタマイズする」、からWebhook用のカスタムJsonペイロードを入力します。Jsonペイロードでは公式ドキュメントに記載がある通り、Alert用に用意された変数がありますので活用することができます。

完了を押下し構築したmattermostにAlert通知されることを確認します。クエリが発行されるのは5分ごとですので気長に待ちましょう。

スクリーンショット 2020-02-13 23.37.42.png

終わりに

Azureのアクショングループ設定は直感的かつ、Functionともwebhook経由で簡単に行うことができました。時間があれば次は別のアクションについても試してみたいと思います。

以上

5
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
5
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?