第一章:振る — 現状を振り返ることから始める
私が前の職場で見たのは、「改修歴10年以上」「マクロ数百本」「Excelシート70枚超」というまさに秘伝のエクセルファイルでした。誰が何を変更したか分からず、開くだけで胃が痛かった。
DX化の第1歩は、現状を振り返ることだと思います。問題を整理しないままツールを変えても、また混乱するから。
入力→集計→出力のフローを書き出し、どこに時間がかかっているか「貼付作業30分」「手入力60分」「印刷とメール10分」など可視化しました。
第二章:削る — 手作業・依存を“削ぎ落とす
Excelは万能ですが、万能ゆえに「何でもExcelでやろう」が温床でした。
Excelを捨てるわけではありません。むしろ、“出力・レポート”に特化させ、データ処理・集計は別仕組みに移すべきだと思います。
入力:クラウドフォーム+自動連携
集計:データベース+バッチ処理
出力:Excelでグラフ・報告書作成
このように仕組みを変えたことで、月次報告にかかる時間が「3時間→45分」になったチームもありました。
終わりに
エクセルって、実は捨てるべき負の遺産”じゃなくて、DX化の起点になる資産かもしれません。現状を振って、削って、移して。3つの視点から変化に向けて一歩を踏み出せば、Excel業務が今よりずっと軽く安心できるものに変わるはずです。