Actaの頃からアウトラインプロセッサを日常的に使っている。いまは、OmniOutlinerがメインなのだけど、ちょっと安いバージョンなので画像を張り込めない。
アップグレードパスはあるので、追い銭して画像も扱えるようにしようかと何度も思ったりするのだけど、どうにも踏み切れない。
AI時代なのだから、画像が貼れるアウトラインプロセッサを作ってしまったらいいのじゃないかと思い、家のMac miniで動作しているHermes AgentとCodexの組み合わせにTelegramで接続しているebikinに指示して作ってみた。
諸般の事情でOS環境がmacOS11に対応する必要があったので、ちょっと苦労はしたのだけど、なんか普通に動くものができた。サイズを含めたフォントの変更や文字装飾すらもない至極シンプルなものだけど、画像は貼れるし、使ってみても動作には問題なさそうである。
項目にチェックマークをつけられるようにしているので、チェックリスト的な使い方もできる。
名前はEbikinOutlinerとebikin自身が付けた。現在は、バイナリのみをgistで公開している。
EbikinOutliner-0.9.1-macos11-universal.zip
https://gist.github.com/kinneko/31d09eac94a9610a382133a22bc194d6
すると、少し欲が出てくる。
アウトラインプロセッサは、日常的な記録やメモだけでなく、薄い本の下書きにも使っている。
薄い本は、最初は、PagesからPDFを吐かせていたのだけど、現在は、mdで書いたものをPandocとTexを使ってPDFにしている。アウトラインプロセッサで書いた下書きをmdに修正するのがとても面倒だったりする問題があった。
アウトラインプロセッサを使って薄い本を書くことについては、下記の薄い本のコラムにも書いたことがあるので、興味のある方はどうぞ。
キミにも作れる"薄い本" #マッハ新書 - kinnekoの薄い本屋 - BOOTH
https://kinneko.booth.pm/items/896812
EbikinOutlinerのデータフォーマットはJSONなので、これをパースしてPDFにしてくれるスクリプトを作ったら、アウトラインプロセッサで書く作業から薄い本のPDF生成までが直接処理できるようになる。
まず、EbikinOutlinerのアウトラインフォーマットで薄い本向きのテンプレートをデザインして、それを解釈するスクリプトを作るようにした。
思ったよりすんなりできてしまったので、びっくりだ。いまは、バグ出しや機能要望を出して修正をしているところだ。
アプリ名はebikinが勝手に付けてきたEbikinBookになっている。そのうち、Githubで公開するかもしれない。とりあえず、バグ出しに協力してくれる人は募集している。
アウトラインはこんな感じで書く。(現在は本文項目タグはいらなくなっている)
これを使って、ebikinが表紙の画像などを含んだサンプルデータを作ってきた。
EbikinBookは、PDFの処理にReportLabを使っていて、こんな感じにパースしてくれる。
一応、薄い本としての体裁は満たしている感じだ。
実用性については、まだ未知数のところがあるので、しばらく使ってみるつもりだ。
しかし、AI時代に技術の薄い本を書く意味があるかという問題は残っていたりする... そういうこともあって、最近は自分でも薄い本を書けなくなっているのが矛盾ではある。
程度の問題はあるとはいえ、AIにチャットで要望とバグをを伝えるだけで、やりたいことを実現できるソフトウエアがある程度できてしまう時代というのは、幸せなのか不幸なのか。これもまた哲学的な問題である。
追記:データのサンプルをダウンロードできるようにしました。
小さな自動化の作り方(処理サンプル) - kinnekoの薄い本屋 - BOOTH
https://kinneko.booth.pm/items/8905419












