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Haiku 5.5は90%安い?10万トークンの壁で変わる損得

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Last updated at Posted at 2026-10-08

📺 この記事は YouTube チャンネル きなこもっちーのテック深掘り の動画解説記事です。
▶️ 動画はこちら → Haiku 5.5は90%安い?10万トークンの壁で変わる損得

🐹🦜 この記事に登場する2匹

  • 🐹 もっちー (ハムスター)… AI はまだ勉強中。「それどういうこと?」と素朴に質問する生徒役
  • 🦜 きなこ (セキセイインコ)… AI で調べものをこなす解説役。やさしく深掘りして教える先生役

この記事は2匹の掛け合いを書き起こした形式です。発言の先頭にいる絵文字+名前が話者です。

はじめに

🐹 もっちー「きなこ!新しいHaiku 5.5って、90%オフなんやろ!?おやつ買い放題やん!」

🦜 きなこ「待って。その90%は、AIに送るプロンプトが10万トークン以下のリクエストの話なの」

条件カード:Claude Haiku 5.5(Haiku 4.5比)/プロンプト10万トークン以下=90%減/10万トークン超=50%減/公式の平均=約75%減

🦜 きなこ「10万トークンを超えると50%引き。リクエストの約9割が10万以下という前提の平均だと、約75%安くなる計算なんだよ」

🐹 もっちー「えっ、そんなに違うの?ぼくの使い方は、どっちなんだろう」

発表カード:2026-10-07 Anthropic「Claude Haiku 5.5」/短いリクエストが多いほど90%減に近づく

🦜 きなこ「米国時間の10月7日に出たHaiku 5.5は、10万トークン以下のリクエストが多い使い方ほど、90%引きに近づくの」

🦜 きなこ「しかも実は、同じ文章でも、トークンの数え方が変わってるんだよ」

🐹 もっちー「数え方が変わる!?そんなん、ずるいやん!」

🦜 きなこ「どの仕事なら得をして、どこで目減りするのか。一緒に見ていくね」

90%と75%、どっちが本当?

問いテロップ:条件つきの値引き、結局どれくらい安くなる?

🐹 もっちー「でも、条件つきの値引きって、なんかややこしいなあ。結局ワイはとくなん、損なん?」

🦜 きなこ「単価だけ見れば、どの料金帯でもHaiku 4.5より安いの。差がつくのは、どこまで安くなるか、なんだよ」

価格カード:Claude Haiku 4.5 入力 $1/出力 $5(100万トークンあたり)

🦜 きなこ「まず、前のHaiku 4.5は、100万トークンあたり、入力1ドル、出力5ドルだったの」

🐹 もっちー「1ドルでも、ぼくのおやつ代からしたら大金だよ……」

価格カード:Claude Haiku 5.5(プロンプト10万トークン以下) 入力 $0.10/出力 $0.50 → 90%減

🦜 きなこ「Haiku 5.5は、プロンプトが10万トークン以下なら、入力0.1ドル、出力0.5ドル。これで90%減なの」

🐹 もっちー「トークンって、文字の数みたいなもの?」

🦜 きなこ「文字の数とは少し違って、AIが文章を区切って数える単位なの。プロンプトは、AIに送る質問や資料のことだよ」

価格カード:プロンプトが10万トークンを超えるリクエスト 入力 $0.50/出力 $2.50(100万トークンあたり)

🦜 きなこ「で、プロンプトが10万トークンを超えるリクエストは、入力も出力も高い料金帯になるの」

🐹 もっちー「えっ、出力のほうまで高くなるの?」

🦜 きなこ「入力0.5ドル、出力2.5ドル。Haiku 4.5と比べると、50%減にとどまるんだよ」

🐹 もっちー「おやつの袋が小さいと9割引きで、大きい袋だと半額ってことか」

図:おやつ袋のたとえ 小さい袋(プロンプト10万トークン以下)=9割引き/大きい袋(10万トークン超)=半額

🦜 きなこ「いいたとえ。その袋の大きさが、1回のリクエストで送るプロンプトの長さなの」

🐹 もっちー「じゃあ、平均75%っていうのは、どこから来たの?」

前提カード:平均約75%減=Haiku 4.5のリクエストの約90%が10万トークン以下だった前提での試算(Anthropic発表の脚注)

🦜 きなこ「Haiku 4.5で送られたリクエストの約9割が、10万トークン以下だった、っていう前提で計算した数字なの」

🦜 きなこ「しかもその計算には、新しい数え方でトークンが増えるぶんも、ちゃんと入ってるんだよ」

🐹 もっちー「数え方の変化まで込みで、平均75%なんだね」

🦜 きなこ「だから、長い資料を毎回まるごと送る使い方だと、高い料金帯に入りやすいの。そこは気をつけてね」

🦜 きなこ「ただ、平均には入っていても、自分の見積もりには入ってないかもしれないの。同じ文章で、数えるトークンが増えてるからなんだよ」

同じ文章でも数が増える

問いテロップ:同じ文章なのに、なぜトークンが増える?

🐹 もっちー「待って、同じ文章なのにトークンが増えるって、どういうこと?」

🦜 きなこ「Haiku 5.5は、Claude 4.7から使われてる、新しい数え方を採用してるの」

図:同じ文章を Haiku 4.5/Haiku 5.5 がそれぞれ区切った例(Haiku 5.5のほうが区切りが多い・約30%多い)

🦜 きなこ「そのせいで、同じ文章が、Haiku 4.5より約30%多いトークンに数えられるんだよ」

🐹 もっちー「定規の目盛りが細かくなって、同じ長さでも数字が大きく出る、みたいな感じ?」

🦜 きなこ「うん、そのイメージ。増え方は文章の中身によって変わるって、公式の移行ガイドにも書いてあるの」

🐹 もっちー「単価は下がったのに、数える量は増えるんかい!」

図:Haiku 4.5では10万トークンの少し手前 → Haiku 5.5では10万トークンを超えることも(計算上)

🦜 きなこ「計算上は、Haiku 4.5で10万トークンの少し手前だったプロンプトが、5.5では10万を超えることもありうるの」

🐹 もっちー「えっ、知らないうちに、半額のほうの大きい袋になっちゃうってこと?」

チェックカード:トークン数はモデルを claude-haiku-5-5 にして数え直す/コストの見積もりも作り直す

🦜 きなこ「だから公式は、Haiku 4.5で測った数を使い回さず、Haiku 5.5で数え直してって言ってるの。見積もりも作り直しだよ」

🐹 もっちー「数え直しかあ。まだ何かあるの?」

テロップ:考える機能(adaptive thinking)は最初からオン/考えたぶんも max_tokens に含まれる

🦜 きなこ「あるの。Haiku 5.5は、考える機能が最初からオンになってるの」

🦜 きなこ「考えたぶんも、出力の上限のマックス・トークンズに数えられるんだよ」

🦜 きなこ「上限を小さくしすぎると、答えを書く前に止まっちゃうこともあるんだよ」

🐹 もっちー「考えすぎて、答える前に時間切れってこと?じゃあ上限は大きめにしておかなきゃだね」

🦜 きなこ「じゃあ、そこまで気をつけて、どんな仕事を任せればいいのか。実は公式は、上のモデルに残したほうがいい仕事まで書いてるの」

Haikuに何を任せる?

問いテロップ:Haiku 5.5に、何を任せる?

🐹 もっちー「でも、これまでで一番安くて速くて賢い小型モデルなんやろ?ほな、全部Haikuでええやん!」

🦜 きなこ「気持ちは分かるよ。Anthropic自身が、そう紹介してるもんね」

リスト:Haiku 5.5の得意な仕事(公式) 要約/分類/ルーティング(振り分け)/抽出/サブエージェント

🦜 きなこ「公式が挙げてる得意な仕事には、要約、分類、振り分けのルーティング、情報の抜き出しなんかがあるの」

🦜 きなこ「それから、上のモデルのもとで動く、サブエージェントっていう役割もそうなんだよ」

🐹 もっちー「サブエージェント?」

🦜 きなこ「大きな仕事を受けたAIが、細かい下調べを別のAIに頼むの。その頼まれ役のことだよ」

🐹 もっちー「親分が子分に、ひまわりの種の数を数えといて、って頼むみたいなもんだね」

引用カード:「複雑なエージェント型コーディングには、Sonnet 5.5 と Opus 5.5 がよりよい選択」(Anthropic『Introducing Claude Haiku 5.5』)

🦜 きなこ「そう。でも公式は、複雑なエージェント型のコーディングなら、Sonnet 5.5やOpus 5.5がよい選択だって書いてるの」

🐹 もっちー「えっ、作った会社が自分で、そこは上のモデルのほうがいいって言ってるの?」

前提テロップ:以下はAnthropicの自己申告値(独立した検証は未確認・2026-10-08時点)

🦜 きなこ「そうなの。先に言っておくね。ここから出す数字はAnthropicが自分で測ったもので、外部の検証は今のところ確認できてないの」

数値カード:Terminal-Bench 4.0(エージェント型コーディングのテスト・Anthropicの自己申告) Haiku 5.5 39.2%/Sonnet 5.5 70.6%

🦜 きなこ「エージェント型のコーディングを測るテストで、Haiku 5.5は39.2%、Sonnet 5.5は70.6%って発表されてるの」

🐹 もっちー「下調べは子分に頼んで、込み入った仕事は親分がやるってことか」

🦜 きなこ「うん。Anthropicの発表では、Cognitionが、Opus 5.5を主役に、Haiku 5.5を相棒にした組み合わせを紹介してるの」

1枚図:Haiku 5.5に任せる=要約・分類・ルーティング・抽出・サブエージェント/Sonnet 5.5・Opus 5.5に残す=複雑なエージェント型コーディング

🦜 きなこ「まとめると、要約や分類はHaiku、複雑なエージェント型のコーディングは上のモデルがよい選択、っていうのが公式の書き方なの」

🦜 きなこ「任せる仕事が決まったら、次は乗り換え。ところが、今まで通ってた書き方が、エラーで返ってくることがあるの」

乗り換えで止まる3つの書き方

問いテロップ:乗り換えると、どこで止まる?

🐹 もっちー「エラーって、ぼくのアプリが止まっちゃうってこと?」

🦜 きなこ「Haiku 4.5で通ってた書き方の中に、400エラーで返されるものがあるの。その送り方は受け付けられない、っていう返事だよ」

チェック①:thinking の budget_tokens 指定 → 400エラー

🦜 きなこ「代表的なのは3つ。1つ目は、考える量をトークン数で指定する、バジェット・トークンズっていう書き方」

テロップ:代わりに adaptive thinking + effort(low/medium/high/xhigh/max・既定は medium)

🦜 きなこ「代わりに、考える量はエフォートで選ぶの。Haikuで選べるのは今回が初めてで、最初の設定はミディアムなんだよ」

🐹 もっちー「考える時間をきっちり決めるんじゃなくて、しっかりかほどほどか、みたいに選ぶんだね」

チェック②:temperature/top_p/top_k の既定外の値 → 400エラー

🦜 きなこ「2つ目は、テンパラチャー、トップピー、トップケーっていう、答えのばらつきを調整する設定」

🦜 きなこ「既定じゃないあたいを入れるとエラーになるの。外して、どう答えてほしいかはプロンプトで伝えるんだよ」

🐹 もっちー「今まで細かく調整してた人ほど、ひっかかるやつやん!」

チェック③:assistant prefill(会話の最後を assistant ターンで終える書き方)→ 400エラー

🦜 きなこ「3つ目は、アシスタント・プレフィル。会話の最後を、AIの発言の書き出しで終わらせる書き方なの」

🐹 もっちー「作文の書き出しだけ先に書いといて、続きを書かせるやつ?」

テロップ:考える機能(thinking)をオフにしても400/最後は user ターンで終える

🦜 きなこ「そう。Haiku 5.5では、考える機能をオフにしてもエラーになるの。最後はユーザー側の発言で終えるんだよ」

🦜 きなこ「出力の形をそろえたかったなら、決まった形で答えさせる、構造化出力っていう仕組みに置き換えるの」

テロップ:ほかの変更は公式の「Claude Haiku 5.5 migration guide」で確認

🦜 きなこ「ほかにも細かい変更があるから、公式の移行ガイドで確かめてね」

🐹 もっちー「なんで今まで通ってたのに、急にダメになるの?ぼくの頭はもういっぱいだよ……」

🦜 きなこ「理由まではここでは追わないね。大事なのは、どう直せばいいかが、公式の移行ガイドに並んでることなの」

テロップ:まとめて直す手は Claude Code に/でも、人が決めることが1つ残る

🦜 きなこ「大丈夫。これをまとめて直す手が、Claude Codeにあるの。ただ、それでも人が決めることが1つ残るんだよ」

直す前に、仕分ける

問いテロップ:直すのはツール、決めるのは誰?

🐹 もっちー「ほな、その手を使えば、乗り換えは全部終わりなん?」

コマンドカード:Claude Code で /claude-api migrate this project to claude-haiku-5-5

🦜 きなこ「Anthropicのプログラミング用AI、Claude Codeで、クロード・エーピーアイっていう機能に、Haiku 5.5へマイグレートしてって頼むの」

🦜 きなこ「モデル名の置き換えに加えて、必要ならさっきの書き方の修正や、エフォートの調整までまとめてやってくれるの」

図:/claude-api migrate がやること=モデルIDの置き換え・書き方の修正・effortの調整・確認リストの作成(編集前に範囲を確認)

🦜 きなこ「最後に、人の目で確かめる項目のチェックリストも出してくれるの。直す範囲も、先に確認してくれるんだよ」

🐹 もっちー「じゃあ、人が決めることって、何が残るの?」

対比図:ツールが直す=書き方(モデル名・パラメーター・prefill)/人が決める=どの仕事をHaikuに回すか

🦜 きなこ「どの仕事をHaikuに回すか、なの。ツールが直すのは書き方で、回す仕事を選ぶのは人なんだよ」

🐹 もっちー「全部Haikuにしちゃったら、さっきの込み入ったコーディングまで、子分に回っちゃうもんね」

🦜 きなこ「その通り。しかもその仕分けは、コードを1行も書かなくても、今日のうちに紙1枚でできるの」

まとめ

まとめカード:①90%減は10万トークン以下・超えると50%減・平均約75%減 ②同じ文章が約30%多いトークンに ③短く大量の仕事はHaiku・複雑なコーディングはSonnet/Opus

🦜 きなこ「今日のまとめね。Haiku 4.5と比べた90%減は、プロンプトが10万トークン以下のリクエストの話なの」

🐹 もっちー「同じ文章でもトークンが増えるから数え直して、込み入ったコーディングは親分に残すんだったね」

行動カード:AIに頼んでいる仕事を3つ書き出し、要約・分類・振り分けならHaikuに回せそうか丸をつける

🦜 きなこ「今日やることは1つだけ。いまAIに頼んでる仕事を3つ書き出して、Haikuに回せそうなものに丸をつけてみてね」

🐹 もっちー「書き出して丸つけるだけか。ひまわりの種を数えるより簡単やん!」

🦜 きなこ「回す仕事が決まっていれば、書き方の直しは、さっきのマイグレートに手伝ってもらえるよ」

保存版カード:Haikuに任せる=要約・分類・ルーティング・抽出・サブエージェントなど/上のモデルに残す=複雑なエージェント型コーディング/乗り換えで止まる代表的な3つ=budget_tokens・temperature系・assistant prefill(ほかは移行ガイドで確認)

🐹 もっちー「この仕分けの図、あとで見返したいから保存しとこ!」

🐹 もっちー「そういや飼い主、晩ごはんの献立を聞くだけでも、一番高いモデルつこうてそうやな」

🦜 きなこ「ふふ、それは言わないであげて。でも、ちょっとありそうなの」

コメント欄アイコン:『あなたはHaiku 5.5に何を任せる?』

🦜 きなこ「みんなは、Haikuにどんな仕事を任せてみたい?コメントで教えてね」

🦜 きなこ「上のモデルを主役に、Haikuを相棒にした組み合わせが、どこまで働けるのか。そこもいつか深掘りしたいね」

🐹 もっちー「楽しみだね。それじゃ今日はこのへんで!」


きなこもっちーのテック深掘り では、AI/LLM を中心としたテック全般をハムスター(🐹 もっちー)とセキセイインコ(🦜 きなこ)の掛け合いで楽しく解説しています。

▶️ 動画で観る → Haiku 5.5は90%安い?10万トークンの壁で変わる損得

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