1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

なぜAIで7割が時短しても、協働の改善はわずか17%なのか|Anthropic証言

1
Posted at

📺 この記事は YouTube チャンネル きなこもっちーのテック深掘り の動画解説記事です。
▶️ 動画はこちら → なぜAIで7割が時短しても、協働の改善はわずか17%なのか|Anthropic証言

🐹🦜 この記事に登場する2匹

  • 🐹 もっちー (ハムスター)… AI はまだ勉強中。「それどういうこと?」と素朴に質問する生徒役
  • 🦜 きなこ (セキセイインコ)… AI で調べものをこなす解説役。やさしく深掘りして教える先生役

この記事は2匹の掛け合いを書き起こした形式です。発言の先頭にいる絵文字+名前が話者です。

はじめに

🐹 もっちー「なあきなこ、AIでプログラミングするようになって、開発者ってみんなすごく楽になったんだよね?」

🦜 きなこ「それがね、面白いデータがあるの。AIで作業時間が減ったって答えた開発者は、約7割もいるんだよ」

🐹 もっちー「7割!そら大成功やん!やっぱりAIさまさまやなあ!」

対比バー図・右『協働改善 約17%』を左の70%バーと並置

🦜 きなこ「ところがね、同じ調査で『AIでチームの協働が良くなった』って答えた人は……たった約17%だったの」

🐹 もっちー「え、17パーセント!? さっきの7割どこ行ってん…!」

🦜 きなこ「効率は上がったのに、チームの手応えは全然ついてきてないの。しかもね、これをAIコーディングの本家が、自分で認めてるんだよ」

🐹 もっちー「本家って、まさかAnthropic?作ってる側が孤独って言うたら、めっちゃ重いやん…」

フォン氏発言の引用カード(英日並記)を表示(NO_CHARACTER)

🦜 きなこ「そう。Claude Codeを率いる責任者が、これは孤独な経験になりうる、って打ち明けたの」

🐹 もっちー「なんでそうなるの…?効率が上がってるのに孤独って、意味わからないよ」

🦜 きなこ「今日はね、AIで効率が上がったのに開発者が孤独になる理由と、Anthropic自身が始めた対策まで、最後まで見せるね」

本家Anthropicの証言 — フォン氏『孤独な経験になりうる』

導入テロップ『AI開発の当事者が“孤独”を告白』。人物写真は使わず文字+アイコンの図解(NO_CHARACTER)

🦜 きなこ「じゃあ本題ね。この孤独って言葉、外部の批評家じゃなくて、AIコーディングのど真ん中を走ってる当事者が、自分の口から打ち明けた言葉なの」

🐹 もっちー「当事者って、つまり作ってる側の中の人ってこと?それ、誰が言ったの?」

役職テロップ(Fiona Fung/Anthropic・Claude Code & Cowork を率いるエンジニアリング責任者)。人物写真は使わず役職+所属の図解(NO_CHARACTER)

🦜 きなこ「フィオナ・フォンさん。AnthropicでClaude CodeとCoworkっていう開発チームを率いてる、エンジニアリング責任者なの」

🐹 もっちー「え、ちょっと待って。Coworkって?それ、僕初めて聞いたんだけど…」

Cowork補足テロップ『チームでAIと協働する新しい仕組み』の軽い説明カード(NO_CHARACTER)

🦜 きなこ「ざっくり言うと、チームみんなでAIと一緒に仕事を進めるための新しい働き方の仕組みだよ。今日はそこは深掘りしないから、名前だけ頭の隅に置いておけば大丈夫」

🦜 きなこ「とにかくね、AIコーディングを世界で一番本気で進めてる会社の、まさにその中心にいる人なの。そのフォンさんが、自分から孤独って言葉を使ったの」

🐹 もっちー「その人が自分から言うの!? バリバリ推してる本人が孤独なんて、そんな正直に認めていいの?」

ソースカード(Lenny's Podcast『What happens after coding is solved?』)+逐語引用カード(英日並記)を表示(NO_CHARACTER)

🦜 きなこ「そこがすごいとこなの。Lenny's Podcastっていう番組で、フォンさんは自分たちのチームのことをこう打ち明けたの」

🦜 きなこ「しばらくすると、これは孤独な経験になり始めるかもしれない、って感じたの」

🦜 きなこ「全員が、AIエージェントとばかり作業するようになったから、ってね。これは伝聞じゃなくて、フォンさん本人が語った言葉なの」

🐹 もっちー「うわ…めっちゃ実感こもってる言葉だね。ただの一般論じゃなくて、本当に肌で感じたことなんだ」

図解『“孤独”が指すもの』:レビュー消失ではない、を×印で明示(NO_CHARACTER)

🦜 きなこ「で、ここがすごく大事なとこ。フォンさんの言う孤独は、コードレビューが消えたとか、そういう技術的な話を指してるわけじゃないの」

図解:ペアプロなど人間同士で一緒に考える時間→AI単独作業への遷移で“孤独”が生まれる構図(NO_CHARACTER)

🦜 きなこ「一人ひとりがAIエージェントとばっかり向き合うようになって、人間同士で一緒に考える時間そのものが減った——それが孤独の正体なの」

🐹 もっちー「でもちょっと待って。AIとばっかり作業して孤独って言うけど、その分、効率はすごく上がってるんだよね?」

🦜 きなこ「そう、まさにそこが逆説なの。次に出す効率の数字、あなたの想像よりずっと大きいの——でも、その大きさこそが、あとで孤独の謎を深くするんだよ」

効率は確かに上がっている — 80%が使い、7割が時短を実感

🐹 もっちー「ねえ、孤独とか言ってたけど、効率はちゃんと上がってるんだよね?ほら、やっぱりAIって便利じゃん!みんな使って当たり前だって!」

棒グラフ1本目: 2025 Stack Overflow 調査でAIツール利用率『約80%』を棒グラフで表示。ソースカードは英語で正確に『Stack Overflow Developer Survey 2025 (n=49,000+)』とRENDER VERBATIM表示

🦜 きなこ「うん、効率が上がってるのは本当なの。2025年のStack Overflow開発者調査、回答者が4万9千人を超える大規模なやつなんだけど、その約80%がAIツールを使ってるんだよ」

🐹 もっちー「80パーセント!?五人に四人やん!もう使うてへん開発者のほうが珍しいってことやんか。えらい浸透しとるなあ!」

棒グラフ2本目を追加表示: 『作業時間削減を実感 約70%』を利用率バーの隣に積み上げ表示

🦜 きなこ「そうなの。しかも、ただ使ってるだけじゃないの。AIエージェントを使ってる人のうち、約70%が、作業にかかる時間がちゃんと減ったって実感してるんだよ」

棒グラフ3本目を追加表示: 『生産性向上を実感 約69%』。利用率80%・時短70%・生産性69%の3本を並置して見せる

🦜 きなこ「それだけじゃなくて、約69%が、自分の生産性が上がったとも答えてるの。使ってる割合も、時短も、生産性も、どれもかなり高い数字なんだよね」

🐹 もっちー「時短も生産性もばっちりじゃん!なんか、いいことづくめだよね。残業も減るし、開発者はみんなハッピーになってるってことでしょ?」

テロップ強調『これは“個人”の効率』を3本の棒グラフの上に重ねて表示

🦜 きなこ「そう思うよね。でもね、ここで一つだけ気づいてほしいことがあるの。今出した数字って、よく見ると、ぜんぶ一人ひとり個人の効率の話なんだよ」

🐹 もっちー「個人の?いや、効率は効率でしょ。一人が速くなったら、そのぶんチーム全体も速くなるんじゃないの?なんか違いあるの?」

図解: 左に『個人の作業速度↑(AIが加速)』、右に『人と人の情報のすり合わせ(AIは代替しない)』を矢印で対比

🦜 きなこ「そこが肝心なところ。AIは一人ひとりの作業を、確かにすごく速くしてくれるの。でも、人と人の間で起きる情報のすり合わせまでは、代わってくれないんだよ」

🦜 きなこ「コードを書くのは速くなっても、なんでこう作ったのかを仲間に伝えたり、一緒に悩んで決めたりする時間は、AIじゃ埋められないの。ここが効率とは別物なんだよね」

🐹 もっちー「うーん、でもさ、一人ひとりの効率が上がってるんだから、足し算で結局チームもみんなハッピーになるんじゃないの?」

🦜 きなこ「それがね……次に出す、たった一個の数字で、その期待はあっさり崩れるの。効率とは正反対の、ちょっと信じられない結果が出てるんだよね」

でも協働・信頼・学びには影 — 17%・46%・75%の衝撃

70%と17%を同一画面で左右に並べる対比バー図。左『時短を実感 約70%』右『AIで協働が良くなった 約17%』、17%側を赤系で強調

🦜 きなこ「じゃあ、さっきの続きの数字を出すね。効率が上がったのは確かなのに、同じ調査で「AIがチームの協働を良くした」に同意した人は……たった約17%だったの。」

🐹 もっちー「17%…さっきの70%どこ行ってん!効率が上がった話は、いったいどこに消えてもうたんや!」

🦜 きなこ「それがね、調査で並んだ項目の中で、この協働の改善だけが最下位なの。個人の効率化はあんなに実感されてるのに、みんなで一緒に良くなった実感だけが、ごっそり低い。」

🐹 もっちー「なんで、そこだけそんなに差がつくの?便利になったんなら、チームも良くなりそうやのに。」

『個人の作業速度は上がる/一緒に考える時間は増えない』を対にした図解テロップ

🦜 きなこ「理由はね、AIが上げてくれるのが「個人の作業速度」だからなの。一人で書く速さは上がっても、人と人が一緒に考える時間そのものは、増やしてくれないんだよ。」

『17.1%』の数値テロップ。注記『対象=AIエージェント利用者に絞った数字(全開発者ではない)』

🦜 きなこ「しかもこの17%、正確には17.1%で、AIエージェントを使いこなしてる人たちに絞った数字なの。一番ヘビーに使ってる人でさえ、協働が良くなったとは言えてないってこと。」

🐹 もっちー「使いこなしてる人ほど、そう感じてるんか…なんか、ゾッとするな。」

『AIの正確性を信頼しない』開発者の割合テロップ(2024年 31% → 2025年 46%)を上昇矢印で表示

🦜 きなこ「影が出てるのは協働だけじゃないの。AIの正確性を信頼してない開発者は46%。去年の31%から、たった1年で大きく増えてる。」

🐹 もっちー「使う人は増えてんのに、信頼は下がってるって、完全に逆やんか!」

🦜 きなこ「そう。便利だけど、まるっと鵜呑みにはできないって、みんな肌で感じてる。だからこそ、次の数字につながるの。」

『答えに自信が持てないとき別の人間に尋ねる』75.3%の大テロップ

🦜 きなこ「答えに自信が持てないとき、75%——正確には75.3%の人が「AIじゃなく、別の人間に聞く」って答えてるの。」

🐹 もっちー「人間に聞くのが75%か…結局、最後の最後は、AIだけじゃ足りないってことなんだな。」

要約カード『個人効率 ↑ / 協働・信頼・学び ↓』。人と人がつながる部分が細く痩せていく図

🦜 きなこ「整理するね。個人の効率は上がったのに、協働も、信頼も、学びも置き去りになってる。効率化の裏で、人と人がつながる部分だけが痩せていってるの。これがさっきの違和感の正体なの。」

🐹 もっちー「「置き去り」か…効率だけ追いかけてたら、気づかないまま進んじゃうやつだな。」

arXiv 2506.04785『From Developer Pairs to AI Copilots』研究カード。人間ペア vs AI相手:AI相手は精査せず受け入れ『TRUST型終了 2倍以上』

🦜 きなこ「その学びの部分、研究でも兆しが出てるの。人間のペアプロとAI相手を比べたら、AIの提案は精査せず受け入れがちで、聞き返さずに流す終わり方が2倍以上だったんだって。」

次セクションへのブリッジテロップ『若手エンジニアの雇用データへ』と右向き矢印

🦜 きなこ「しかもこの「学びの場が減る」流れ、若手エンジニアの雇用データにもう表れてるの。次はそれを見る——「AIが仕事を奪った」って結論、ちょっと待った方がいい理由もあるよ。」

若手職は消滅ではなく圧縮 — そして削減は利益を生んだのか

🐹 もっちー「待って待って、さっき若手の開発者が2割も減ったって言ってたよね。もう答え出てるでしょ、AIが若手の仕事をごっそり奪ったんだ!絶対そうだよ!」

🦜 きなこ「そう思うよね。私も最初は全く同じことを考えたの。でもね、データを一つずつ丁寧に見ていくと、話はもう少し複雑で、面白い形をしてるんだよ」

年齢別の開発者雇用グラフ。22〜25歳が約20%減、26歳超は増加を対比表示。図中テキストは英語で「Devs age 22-25: ~20% down from 2024 / Age 26+: up」、ソースカードに「Stanford HAI 2026 AI Index」

🦜 きなこ「スタンフォードのAI Indexだと、22から25歳の開発者の雇用は2024年から約2割も減ってる。でも不思議なことに、26歳より上の世代はむしろ増え続けてるの」

🐹 もっちー「あれ?全部の年代がまとめて減ってるわけじゃないんだ…若い世代だけが、ぽっかりへこんでるってこと?」

言い換えテロップ。「消滅」に赤い取り消し線、その下に「圧縮・再定義(compression / redefinition)」を強調表示。小さく英語注記「Overall SWE postings: up YoY」

🦜 きなこ「しかもね、開発者の求人そのものは、前の年よりむしろ増えてるくらいなの。だから仕事が消滅したんじゃなくて、圧縮されて、形が再定義されたって見る方が正確なんだよ」

🐹 もっちー「なるほど。仕事がまるごと消えたわけじゃなくて、大きなお店で新人が座れる椅子だけが、ぐっと減ったみたいな感じなんだね」

🦜 きなこ「うん、その例えすごくいいね。椅子は減っても、部屋そのものは消えてないの。じゃあ次に、人を減らした企業は、その分ちゃんともうかったのか見てみよう」

Gartner調査の逆説図。左バー「役員の80%が人員削減」、右で「最も削減した企業のリターン ≒ 削減が少ない企業」を同等の高さで並置。図中テキストは英語で「Cut the most ≈ Cut the least (returns)」、ソースカード「Gartner, May 2026」

🦜 きなこ「ガートナーが2026年5月に出した調査だとね、役員の8割が実際に人員を削減した。なのに、一番大きく削った会社のもうけは、あまり削らなかった会社とほとんど大差なかったの」

🐹 もっちー「えっ、そんなに削っても得しとらんの!? ほな一体、何のために人を減らしたんや…意味ないやんそれ!」

🦜 きなこ「そうなの。削減で生まれた予算の余裕が、約束されてたはずの利益には全然変わってない。これはガートナー自身が、はっきりそう言ってることなんだよ」

METRのRCT概要カード。「2025年・熟練OSS開発者16名・246タスク」。図中テキストは英語で「METR RCT, 2025 - experienced devs +19% slower with AI」、注記「labeled historical by METR (early-2025 tools)」

🦜 きなこ「個人の効率だって、実はちょっと怪しいの。METRっていう団体の2025年の実験だと、熟練した開発者がAIツールを使ったら、逆に作業が19%も遅くなってたの」

🐹 もっちー「ちょっと待って、RCTって何?また急に難しい言葉が出てきて、頭がこんがらがってきた…」

🦜 きなこ「ランダム化比較試験のことだよ。条件をきちんとそろえて、その効果を公平に測るための実験、くらいに思ってくれて大丈夫」

逆説バーチャート。3本並置で「予測 +24%」「自己推定 +20%」「実測 -19%」。図中テキストは英語で「Predicted +24% / Self-estimate +20% / Actual -19%」、ソースカード「METR RCT, 2025 (historical)」

🦜 きなこ「面白いのはね、その開発者たち、作業の前は24%速くなるって予想してて、作業を終えた後でも20%速くなったと思い込んでたの。なのに実測は、真逆だったんだよ」

🐹 もっちー「効率上がった気してたのに、ほんまは遅なってたんかい! 感覚と現実がまるで逆やん、どっちを信じたらええねん!」

🦜 きなこ「次で、その矛盾をまとめて解いていくね。孤独と、この生産性の錯覚は、たどっていくと実は同じ一つの原因から来てるの」

何が孤独を生むのか — 消えたのは一緒に考える時間

3つの事実を横一列のカードで並置する統合図の起点。図中テキストは英語で『Collaboration improved: ~17% / Junior devs: ~-20% / Experienced devs: actual -19%』とし、まだ互いに繋がっていない状態を示す

🦜 きなこ「さっき見た3つの数字、ちょっと思い出してみて。協働が良くなったって答えたのは17%、若手の雇用は2割減、熟練者はAIで逆に遅くなってた。バラバラの話に見えるよね」

🐹 もっちー「うーん、頭ん中こんがらがってきた。効率は上がってるはずなのに、なんで全部ちぐはぐなんだろ?」

中央に大きな空白の集約ポイント(『?』マーク)を置き、周囲の3つの事実カードから矢印だけが伸びて中心はまだ空のままの図

🦜 きなこ「実はこの3つ、根っこは全部同じところにあるの。AIエージェントと一人で作業する時間が増えたぶん、あるものがごっそり減った。それが3つ全部の原因なんだよ」

🐹 もっちー「あるものって…前は当たり前にあって、今は無くなったやつ?なんだろそれ」

ペアプロ・コードレビュー・雑談で2人が並んで話す温かいイラストから、AIエージェントと1人で向き合う構図へ切り替わる遷移図

🦜 きなこ「ペアプロやコードレビューって、実はアジャイル開発の頃から『一緒に作ると質が上がる』って大事にされてきた文化なの。それがごっそり減っちゃった」

🐹 もっちー「あー…確かに言われてみたら。誰かと一緒に悩む時間って、地味だけど大事だよね。答えだけもらっても、なんか身につかない気がする」

『知識移転(Knowledge Transfer)』という用語を中央に命名テロップとして表示。人から人へ知識のかたまりが渡るアイコンを添える

🦜 きなこ「それだよ、もっちー。今もっちーが言った『一緒に悩むと身につく』、あれちゃんと名前があるの。知識移転って言うんだよ」

🐹 もっちー「知識移転!なんか賢そうな言葉だけど、要はあれだよね、見て覚える、教えあうってことでしょ?」

暗黙知(tacit knowledge)が先輩から後輩へ手を動かす中で渡っていく流れが、AI単独作業では途切れて渡らない様子を対比で示す図

🦜 きなこ「そういうこと。言葉にしにくいコツ、暗黙知はね、一緒に手を動かす中でしか渡らないの。AIと二人きりだと、その受け渡しがそもそも起きないんだよ」

🐹 もっちー「あっ…!そういうことか!ほな、さっきの17%も若手2割減も、ぜんぶ『一緒に考える時間』が消えたっていう、おんなじ話やったんか!」

3つの事実から伸びた矢印が中央の『一緒に考える時間の消失』へ集約して統合図が完成する。空だった中心が埋まる演出

🦜 きなこ「そう、そこが全部つながるの。若手が2割減ったのは、先輩の隣で教わって育つ場が痩せたから。協働が17%と低いのも、AIは個人を速くしてもチームで学ぶ時間は増やさないからなんだよ」

🦜 きなこ「熟練者が逆に遅くなったのも、根っこは同じ。一人でAIを確かめ続けると、人に聞けば一瞬の確認にも時間がかかるの。孤独感の正体は、これなんだよ」

🐹 もっちー「なるほど…!原因がわかったら、あとはもう直し方の話だね!」

『原因は判明→対策へ』の橋渡しテロップ。抽象化したAnthropic風アイコンと『次:お金のかからない対策』のティーザーカードを表示

🦜 きなこ「そう。しかも『孤独になりうる』って自分で認めた本家Anthropicが、もう対策を始めてるの。次はそれを見よう——お金はかからないのに、ちゃんと効く対策だよ」

解決策 — ペアプロ・ランチ、ハッカソン、メイカータイム

🦜 きなこ「白状するとね、私も最初は対策って聞いて、新しい仕組みを作る大掛かりな話だと身構えてたの。でも、フォン氏のチームがやったことは、拍子抜けするくらい身近な工夫だったんだよね」

🐹 もっちー「身近な工夫って意外やなあ。いったい、どんなことしたん?」

対策3点をアイコン付きテロップで1つずつ提示(①プログラミング・ランチ ②ハッカソン ③共有メイカータイム)

🦜 きなこ「フォン氏のチームはね、孤立への対策として、プログラミング・ランチ、ハッカソン、それに共有のメイカータイムっていう、三つの取り組みを始めたんだって」

🐹 もっちー「え、ランチ?ご飯食べながら一緒にコード書くやつ?特別な道具ちゃうやん、めっちゃ身近やん!これならワイらでもできそうやなあ!」

エンジニアが近くで作業し、互いのAIワークフローを見て学び合う様子の図解

🦜 きなこ「そう、身近なの。狙いはね、エンジニアが近くで作業して、お互いのAIの使い方やちょっとした工夫を、自然に見て学べるようにすること。孤立を、環境の設計で防ごうとしてるんだよね」

🐹 もっちー「あー、隣の人に、その使い方どうやってるん?って、すぐ聞ける空気を作るってことか」

フォン氏の引用カード(英日並記)『ペアプログラミングをすると、実際にお互いから多くを学べる』を表示(NO_CHARACTER)

🦜 きなこ「そういうこと。実はフォン氏自身が、その効果をはっきり言葉にしてるの。ペアプログラミングをすると、実際にお互いから多くを学べる、って」

🐹 もっちー「なるほどなあ。AIと二人きりだと、料理を一人で黙々と作ってて、隣のコツを盗む機会がないみたいなもんか。効率だけ見てたら気づかない落とし穴だね」

設計思想テロップ『効率一辺倒ではなく“学びの場”を意図的に残す』

🦜 きなこ「そうなの。でもね、これは効率を捨てて昔に戻る後ろ向きな話じゃないの。協働17%を、根性論で上げようとしてるんでもないんだよね」

🦜 きなこ「AIで速くできる作業は、どんどん任せて速くする。そのうえで、人と一緒に考えて学ぶ時間を、意図的に設計に残しておく。この両立こそが核心なの」

🐹 もっちー「効率か孤独か、どっちか選ばなあかんと思っててんけど…そうか、設計しだいで両方いけるんや!なんか希望わいてきたわ!」

まとめテロップ『効率と孤独は二択じゃない/協働を設計に残せるかが分かれ道』

🦜 きなこ「そうだよ。効率と孤独は、二択じゃない。協働を、ちゃんと設計に残せるかどうか——そこが分かれ道なの。これが、今日の答えなんだよ」

🐹 もっちー「なるほど、AIに任せる時間と、人と一緒に考える時間を、ちゃんと分けて設計するんやな」

🦜 きなこ「そういうこと。そして最後に、これが実は、エンジニアだけの話じゃないの——なんでそう言い切れるのか、その理由を話すね」

まとめ

まとめカード: 疑問時にAIの答えを信頼できないと別の人間に尋ねる開発者が75%(75.3%)に上ることを示す。図中の文字は英語で「75% ask another human when they don't trust AI's answer (Stack Overflow 2025)」

🦜 きなこ「最後に、いちばん大事なデータをもう一つ。AIの答えを信じきれないとき、結局は別の人間に聞くって答えた開発者が、なんと75%もいたの」

🐹 もっちー「え、AIあんなに便利なのに、4人に3人は最後は人に頼るんだ。飼い主もAIに聞く前に、たまにはワイらに一言相談したらええのになあ」

テロップ: 効率化が進んでも人とのつながりへの需要は消えていない。図中の文字は英語で「The need for human connection hasn't disappeared」

🦜 きなこ「そうなの。効率がどれだけ上がっても、人とつながって一緒に確かめたいっていう需要は、ちゃんと残ってる。ここが今日の希望なんだよ」

今日の学びカード(1/3): AIで個人の効率は確かに上がった。図中の文字は英語で「1. AI boosted individual efficiency」

🐹 もっちー「今日の話、ぼくなりに整理させて。まずAIで個人の効率が上がったのは、まぎれもなく本物だったよね」

今日の学びカード(2/3): 協働と学びは痩せ、原因は一緒に考える時間の消失。図中の文字は英語で「2. Collaboration & learning thinned - lost shared thinking time」

🦜 きなこ「うん。でもその裏で、チームの協働も、若手の学びも痩せてしまってた。原因はぜんぶ、人間同士が一緒に考える時間が消えたこと、この一点なの」

今日の学びカード(3/3): 対策は協働を意図的に設計へ残すこと。図中の文字は英語で「3. Keep collaboration by design」

🦜 きなこ「だから答えはシンプル。AIに任せる時間と、人と一緒に考える時間を、意図的に設計として分けて残すこと。効率と孤独は、そもそも二択じゃないんだよ」

🐹 もっちー「ワイも今日ですっかり腑に落ちたわ。AIもどんどん使うけど、やっぱ人と話すのが大事やなって」

コメント誘導テロップ: あなたの現場ではAIで協働は減った?増えた?コメントで教えてね

🦜 きなこ「そこで、あなたにも聞いてみたいな。あなたの現場では、AIが増えて協働は減った?それとも、むしろ増えた?ぜひコメントで教えてね」

関連動画ティーザー: AIエージェントを本番システムへ組み込む現場でも同じ協働設計の壁にぶつかる。図中の文字は英語で「AI agents in production - the same wall, another video」

🦜 きなこ「実はこのAIと人間の協働をどう設計するかって話、AIエージェントを本番システムに組み込む現場でも同じ壁にぶつかってるんだけど……それはまた別の動画で」

🐹 もっちー「うわ、それめっちゃ気になるやん! 次も楽しみにしとくわ」


きなこもっちーのテック深掘り では、AI/LLM を中心としたテック全般をハムスター(🐹 もっちー)とセキセイインコ(🦜 きなこ)の掛け合いで楽しく解説しています。

▶️ 動画で観る → なぜAIで7割が時短しても、協働の改善はわずか17%なのか|Anthropic証言

👍 この記事が役に立ったら LGTM・ストックしてもらえると励みになります!

📺 チャンネル登録はこちら → きなこもっちーのテック深掘り

🔗 他の解説動画も見る → きなこもっちーのテック深掘り の動画一覧

1
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?