📺 この記事は YouTube チャンネル きなこもっちーのテック深掘り の動画解説記事です。
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はじめに
🐹 もっちー「飼い主がさぁ、最近コード書いてないんだよね。ずっとAIに話しかけてるの。」
🦜 きなこ「それ、まさに今日のテーマと関係あるのよ。」
🦜 きなこ「今日は「バイブコーディングは終わった?エージェンティックエンジニアリングの時代へ」がテーマだよ。」
🐹 もっちー「バイブコーディング?なんかオシャレな名前だけど、それ儲かるの?」
🦜 きなこ「儲かるかどうかはともかく、AIでコードを書く時代がどう変わってきたか、一緒に見ていこうね。」
バイブコーディングの起源
🦜 きなこ「まずはバイブコーディングの話から始めるね。この言葉を作った人、知ってる?」
🐹 もっちー「うーん、誰だろ?」
🦜 きなこ「Andrej Karpathyっていう、元OpenAIの共同創設者でTeslaのAIディレクターだった人よ。」
🦜 きなこ「この人が2025年2月にXに投稿したのが最初なの。閲覧数は450万回を超えたとも言われてるわ。」
🐹 もっちー「そんなに!?バズりまくりやん!」
🦜 きなこ「Karpathyの定義はこうよ。「バイブに身を委ねて、コードの存在自体を忘れる新しいコーディング」。」
🦜 きなこ「具体的には、コードを自分で書かず、AIが出した提案をAccept Allで全部受け入れる。diffも読まない。」
🐹 もっちー「あー、つまりハムスターが回し車に乗るじゃん。行き先は決めないけど、とりあえず走る感じ?」
🦜 きなこ「うーん、近いかも。AIが走ってくれるから、人間はバイブ、つまりノリだけ伝えればいいっていう感覚ね。」
🐹 もっちー「Karpathyさん自身も「使い捨ての週末プロジェクトには悪くない」って言ってたんだよね。」
🦜 きなこ「そうなの。しかもこの言葉、Collins英語辞典の2025年の年間最優秀語に選ばれたのよ。」
🐹 もっちー「辞書に載ったん!?めっちゃすごいやん!」
バイブコーディングの光と影
🦜 きなこ「でもね、バイブコーディングには大きな問題も見つかってるの。ここからが面白いところよ。」
🦜 きなこ「METRっていう研究機関が2025年7月に衝撃的な論文を出したの。」
🦜 きなこ「経験豊富なオープンソース開発者16人に246個のタスクをやってもらった、ランダム化比較試験よ。」
🐹 もっちー「で、AIツールを使ったらどれくらい速くなったの?」
🦜 きなこ「それがね、逆に19%遅くなったの。」
🐹 もっちー「なんでやねん!遅くなってどうすんねん!」
🦜 きなこ「しかもね、開発者自身は20%速くなったと信じてたの。実際との差は43ポイント。」
🐹 もっちー「自分では速くなったと思ってるのに、実は遅くなってるの?それ怖くない?」
🦜 きなこ「怖いよね。ただしこれは2025年前半のツールでの結果だから、今のツールではまた違う可能性もあるわ。」
🦜 きなこ「もう一つ重要なデータがあるの。Stack Overflowの調査で、49,000人以上の開発者に聞いた結果よ。」
🦜 きなこ「72%の開発者が「バイブコーディングはプロのワークフローの一部ではない」と回答してるの。」
🐹 もっちー「7割以上が「仕事では使えない」って言ってるんだ。」
🦜 きなこ「さらに言うとね、Veracodeの調査では、AI生成コードの45%にセキュリティの脆弱性があったの。」
🐹 もっちー「ほぼ半分がセキュリティに穴があるの!?それはまずくない?」
🦜 きなこ「まずいわよ。だからこそ、AIにコードを書かせっぱなしじゃダメだっていう流れが出てきたの。」
Karpathyの思想的系譜
🦜 きなこ「実はね、Karpathyのバイブコーディングは突然生まれた言葉じゃないの。歴史があるのよ。」
🦜 きなこ「2017年にKarpathyは「Software 2.0」を提唱したの。ニューラルネットの重みこそがソフトウェアの本質だって。」
🦜 きなこ「2023年には「最もホットなプログラミング言語は英語だ」って投稿して、1,000万回以上閲覧されたの。」
🐹 もっちー「英語がプログラミング言語って、面白いたとえだね。つまり、人間の言葉でAIに指示する時代ってこと?」
🦜 きなこ「その通り。よく分かったね、もっちー。そしてこの流れが2025年のバイブコーディングにつながったの。」
エージェンティックエンジニアリングの登場
🦜 きなこ「そして2026年2月4日、バイブコーディングのちょうど1年後に、Karpathyは新しい概念を提唱したの。」
🐹 もっちー「1年後にアップデートしたんだ。バージョン2みたいな?」
🦜 きなこ「Karpathyの定義はこうよ。「AIエージェントを使ったプログラミングは、より多くの監視と精査を伴う」って。」
🦜 きなこ「「99%の時間コードを直接書かないけど、監督者として行動する。そこにアート&サイエンスがある」と。」
🐹 もっちー「あー、つまりこういうこと?バイブコーディングは回し車に乗せっぱなしだったけど、」
🐹 もっちー「エージェンティックエンジニアリングは、どの回し車に乗せるか選んで、ちゃんと見守るってこと!」
🦜 きなこ「回し車のたとえが好きね。でも今回はなかなかいい線いってるわ。」
🦜 きなこ「GoogleのAddy Osmaniはもっと端的に言ってるの。「バイブコーディング=YOLO。エージェンティックエンジニアリング=AIが実装し、人間が品質を所有する」って。」
🐹 もっちー「YOLOて!さすがにそれはアカンやろ、プロの仕事でYOLOは!」
🦜 きなこ「そうよね。Osmaniは実践の4原則も示してるの。計画から始める、指示してレビューする、テストを徹底する、コードベースを所有する。」
🐹 もっちー「AIに任せるけど、最終責任は人間が持つってことだよね。飼い主、聞いてる?」
🦜 きなこ「飼い主、昨日もAccept All連打してたわよね。」
🐹 もっちー「あはは!飼い主まだバイブコーディングしてるやん!」
AIコーディングツール戦国時代
🦜 きなこ「ここからは、エージェンティックエンジニアリングを支えるツールの話をしようか。」
🐹 もっちー「ツールの話は好き!で、どこが一番儲かってるの?」
🦜 きなこ「まずClaude Codeね。Anthropicが作ったターミナルベースのAIコーディングツールで、2025年5月に一般公開されたの。」
🦜 きなこ「公開からわずか6ヶ月で年間収益10億ドル、2026年2月には25億ドルを超えたのよ。」
🐹 もっちー「25億ドル!?日本円で3,000億円以上やで!半年ちょっとで!?なんでやねん!」
🦜 きなこ「一方、CursorはAnysphereという会社が作ったAI搭載のIDEね。VSCodeをベースにしてるの。」
🦜 きなこ「Cursorも2025年11月に年間収益10億ドルを公式に発表してて、こちらもすさまじい成長よ。」
🐹 もっちー「Claude CodeもCursorも10億ドル超え!AIコーディングツール、めっちゃ景気ええやん!」
🦜 きなこ「そして忘れちゃいけないのがGitHub Copilot。こちらは有料ユーザーが470万人で、大企業では圧倒的に強いの。」
🐹 もっちー「三つ巴の戦いなんだね。」
🦜 きなこ「あとね、Windsurfっていうツールの買収劇がすごかったのよ。ちょっと裏話的に紹介するね。」
🦜 きなこ「OpenAIが30億ドルで買収しようとしたら破談になって、72時間後にGoogleとCognition AIに分割されたの。」
🐹 もっちー「72時間で決着!?M&Aのスピード感おかしいやろ!」
🦜 きなこ「それくらいAIコーディングツールの市場は熱いってことね。市場全体も2025年の74億ドルから2030年には240億ドルに成長する見込みよ。」
データが語る開発者の実態
🦜 きなこ「ここからは、実際の開発者がAIツールをどう使ってるかのデータを見ていくね。」
🦜 きなこ「面白いのは、シニア開発者の方がAIを上手く使いこなしてるっていうデータなの。」
🦜 きなこ「Fastlyの調査では、経験10年以上のシニアはジュニアより2.5倍多くAI生成コードを本番に出荷してるの。」
🐹 もっちー「えっ、ベテランの方がAIを多く使ってるの?逆じゃないの?」
🦜 きなこ「逆に思えるよね。でもシニアはコードの良し悪しを判断できるから、AIの出力を安心して使えるのよ。」
🦜 きなこ「DXの調査でも、スタッフエンジニア以上が週4.4時間の時間節約で最大の恩恵を受けてるの。」
🐹 もっちー「つまり、料理の上手い人がフードプロセッサーを使うと最強だけど、料理初心者だと怪我するみたいな?」
🦜 きなこ「いいたとえね、もっちー。まさにそういうことなの。」
🦜 きなこ「ちなみに、JetBrainsの調査では2025年に書かれたコードの41%がAI生成なの。24,000人以上の開発者に聞いた結果よ。」
🐹 もっちー「4割がAI!もうAIなしじゃ仕事できひんやん!」
🦜 きなこ「pandasの作者のWes McKinneyも「テイスト、つまり審美眼が最も希少なリソースだ」と言ってるの。」
🦜 きなこ「ただね、気になるデータもあるの。22歳から25歳のソフトウェア開発者の雇用が約20%減少してるのよ。」
🐹 もっちー「若い開発者の仕事が減ってるの…。それってAIのせい?」
🦜 きなこ「AIだけが原因とは言い切れないけど、影響はありそうね。だからこそ、経験と判断力を磨くことが大事なの。」
エージェンティックエンジニアリングの実践と今後
🦜 きなこ「じゃあ最後に、エージェンティックエンジニアリングを実践するための考え方を整理するね。」
🦜 きなこ「Simon Willisonが良い定義をしてるの。「AIが書いたコードでも、レビューしてテストして理解していれば、それはバイブコーディングじゃない」って。」
🐹 もっちー「AIは道具で、使いこなすかどうかは人間次第ってことだよね。」
🦜 きなこ「そうなの。面白いことに、Anthropicの社内ではClaude Codeのコードの約90%がClaude Code自身によって書かれてるのよ。」
🐹 もっちー「AIが自分のコード書いてるの!?なんでやねん、マッチポンプやないか!」
🦜 きなこ「でもね、そこにはエンジニアがレビューして品質を担保する仕組みがあるの。それがエージェンティックエンジニアリングなのよ。」
🦜 きなこ「ちなみにね、エージェンティックエンジニアリングの周辺にはもっと面白い概念が出てきてるの。」
🦜 きなこ「「コンテキストエンジニアリング」と「ハーネスエンジニアリング」って聞いたことある?」
🐹 もっちー「エンジニアリングだらけ!多すぎない?」
🦜 きなこ「かんにんな、ちょっと欲張りすぎたわ。これは次回の動画で詳しく解説するから、楽しみにしててね。」
🐹 もっちー「おっ、きなこの京都弁出た。本気で語りたいテーマなんだね。」
まとめ
🦜 きなこ「今日のまとめだよ。バイブコーディングは「AIに任せっぱなし」、エージェンティックエンジニアリングは「AIと協働して品質を所有する」。」
🐹 もっちー「AIがどんなに賢くなっても、最終的に判断するのは人間ってことだよね。」
🦜 きなこ「その通り。もっちー、今日はいいまとめだったわ。」
🐹 もっちー「えへへ。で、飼い主はバイブコーディングとエージェンティック、どっちなの?」
🦜 きなこ「昨日のAccept All連打を見る限り…まだバイブ寄りね。」
🐹 もっちー「飼い主ー!この動画見て勉強してー!」
🐹 もっちー「みんなはバイブコーディングとエージェンティックエンジニアリング、どっち派?コメントで教えてね!」
🐹 もっちー「コンテキストエンジニアリングとハーネスエンジニアリングも、別の動画で深掘りする予定だよ。お楽しみに!」
きなこもっちーのテック深掘り では、AI/LLM を中心としたテック全般をハムスター(🐹 もっちー)とセキセイインコ(🦜 きなこ)の掛け合いで楽しく解説しています。
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